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鞄用語(レザーの種類-1)

牛革
牛革:様々な革製品に用いられる現在最も流通している皮革です。 年齢や性別によって、「カーフ」「キップ」「カウ」「ステア」「ブル」の5種類に分別されます。 概ね、厚く丈夫なのが特徴です。 加工方法としては、蜜蝋に漬け込んだ『ブライドルレザー』などが有名です。
羊革
羊革:数ある皮革の中でも軽くて柔らかな質感が特徴の革素材で、主に防寒着などに用いられることが多いです。 特に子羊の革は「ラムスキン」と呼ばれ、その柔らかさ、キメの細かさは群を抜いています。 羊革は薄くて柔らかい分、堅牢性では牛革やヤギ革よりも劣ります。
豚革
豚革:国内で自給自足できている唯一の皮革です。 革質は硬めですが、軽量で通気性に優れています。 銀面を硬い毛穴が突き抜けており、3つセットの毛穴模様が並んで見えるのが特徴です。
山羊革
山羊革:山羊革は牛革や馬革などに比べると知名度はそこまで高くありませんが、しなやかさと堅牢さを兼ね備えたとても機能的な革素材です。 薄くても強度を保て、型崩れしにくいことから、ライダースジャケットやフライトジャケットなどに用いられたり、キメの細かい子山羊の革は、高級ハンドバッグやブックカバーなどに用いられます。
馬革
馬革:一般的に牛革に比べると、繊維が粗く、強度も弱冠低めですが、尻部分からできる『コードバン』は「革の宝石」と呼ばれており、皮質が綿密で、弾力性があり、磨耗しにくいという特性をもっています。 ちなみにコードバンという名前はスペインのコルトバ地方で開発されたことに由来します。