リースって、クリスマスリースとかってよく聞くけれど、実は何なんだろう?という素朴な疑問にお答えします。

りーすとは、花や葉で作られた装飾用の輪です。特に室内の壁やドアに飾られます。って、そのままでしょという声が聞こえてきそうですが(笑)

テーブルに置かれる場合もありますし、冠のように身に着ける場合もあります。

テーブルに置かれた場合は、中心の輪にろうそくを置いてキャンドルスタンドのようにも使います。

リースの歴史は古く、古代ローマ時代から といわれているそうです。

「リース」とは英語で「wreath」と書き、「花輪、花冠、冠、輪状のもの」を意味します。これは、ギリシャ・ローマ時代に花や枝、葉などで作った丸い輪を酒宴の時に用いたり、賞として授けたりしたことに由来するのだそう。

特にローレル 月桂樹の冠は勝者や芸術家が頭上にいただいたものとして有名です。

その、花冠としてのリースが壁飾りへと移行して家の壁を飾るようになったようです。

リースの輪は、終わりのない永遠と、キリストの永遠の愛を象徴すると言われています。そのためにお祝いごとや葬儀にも用いられてきました。

日本では、クリスマスリースがポピュラーになって、欧米のようにそれ以外でもリースを楽しむようになったようです。お家の壁に、リースが飾ってあると、なかなか素敵に見えますね。