飾り方

五月人形飾り方
五月人形しまい方

五月人形飾り方 鎧平飾り

甲冑としては本式な飾り方です。大きさは色々ですが、最近は、小さくても良いものが人気があります。
小さく収納する事が出来、組み立ても簡単です。兜と比べると背が高く、大きめに見えるのが特徴です。

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最初に『飾り台』と『屏風』を飾ります。

飾る場所にあわせて台をセットします。
台を置いた状態で不安定な場所や、小さいお子様の手が届くような場所は避け、なるべく皆さんが気軽に見る事が出来る場所を選びましょう。
台は上下や前後の違いがある事が多いので、間違えないように組み立てます。屏風は台の中心に来るように左右のバランスに注意し、丁寧に置きます。この時、左右の開きは台から少しはみ出るくらいの方が大きく見えて立派です。グラグラしたり不安定な場合は、後ろに添え物等をして固定させます。屏風を台に置いたまま左右に引きずると台に傷が付く恐れがあります。また、後から設置場所を変える時は、全てのものを外して、最初からやり直して下さいね。

屏風の前の両脇に弓と刀を飾ります。

向かって左側に弓を、右側に刀を置きます。
刀は外れても危なくないように飾って下さい。
紐や針金で固定するとよいでしょう。
すでに固定してあるものの場合は、固定したままでお飾り下さい。
他に付属物がある場合はその外側や前に飾るようにします。
特に決まった形はありませんので、ご自由にバランスよくお飾り下さい。

鎧本体を組み立てます。

鎧の本体はお櫃と呼ばれる収納箱に入っていますので、入っていた状態をよく覚えておいて下さい。
鎧の種類によって部品の数や取り付けたりはずしたりする部分が異なります。特に鍬型(くわがた・角の部分)の向きや差込方向にご注意下さい。
お櫃の蓋をしめる時に、佩楯(はいたて・ひざを覆うエプロンのような部分)の紐を挟み込み固定します。
芯木(しんぎ・兜立て用の立棒)に鎧をかぶせて立たせます。
鎧本体の胴体の部分には前後がありますのでご注意下さい。

鎧を収納していたお櫃を台の中央に置きます。

前後の違いや蓋に方向性がある場合がありますので注意して下さい。
鎧本体を立てた芯木をお櫃中央の前側にのせて置きます。
その上の芯木に面抱(めんぽう・顔の部分)をかぶせてたらします。
全体の形を整えてから兜を上からのせます。
やはり左右が対称になるように形を付けますが、付いている部品は左右対称でないものが多くあります。

最後にもう一度全体のバランスを見直します。

基本的に左右が対称になると立派に見えます。
絵柄が裏側になっていないように配置して下さい。
全体を見回したら完成です!
柏持ちや粽(ちまき)などを一緒に飾ると良いでしょう。
両側には、頂いた金太郎などの舞踊人形や贈り物などを飾ります。
菖蒲の葉やあやめのお花を添えられると更に雰囲気が盛り上がりますね!

※全ての飾り方やしまい方、付属物がこの通りとは限りません。代表的な例ですのでご了承下さい<(_ _)>

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