江戸木目込人形作家の第一人者の
鈴木賢一。
作品は皇室に献上されたこともあり、2004年には埼玉県の無形文化財にも指定されました。
人形創作暦70余年は、数々の賞を受賞した人形 創作暦70余年は、一つ一つが「名人賢一の技」。美しい独特の形、そして表情と動きを感じさせる。シンプルかつ豪華で飽きのこない本物の品々を造り続けました。
平成22年6月、鈴木賢一が人形作家としての人生を全うした後も、人形造りへ対する賢一の魂は弟子たちに受け継がれています。
やさしさと上品さを兼ね備え、独特な雰囲気を醸し出している師の作品は、木目込人形のもつ不思議な魅力と重なり、一層味わい深く感じられます。
【鈴木賢一のあゆみ】
昭和6年御所人形の野口光彦に師事。
昭和28年第5回現代人形美術展
特選。
昭和31年第12回日展入選。
昭和46年第18回日本伝統工芸展
入選。
昭和54年伝統工芸士に認定
される。
平成2年勲六等瑞宝章受賞。
平成5年皇太子殿下ご成婚の
お人形製作。
天皇、皇后両陛下への献上品製作。
昭和13年人間国宝小宮康孝染色江戸小紋をひな人形にとり入れる。
平成16年無形文化財に認定される。
埼玉県指定文化財、江戸木目込人形作家。 数々の賞を受賞し、日展や各種工芸展にて成功を収める。
江戸時代からの伝統手法を受け継ぎながらも現代 感覚を調和させて造り上げているお雛様は、女性ならではの色彩感覚には定評があり、毎年ネオクラシックをテーマにした新作を発表します。
長年の功績により通産大臣指定伝統工芸士にも認定され、女流木目込作家の第一人者でもあります。
【木村一秀のあゆみ】
1948年、木村弁之助(一秀)による創業以来、江戸時代の元文年間にはじまる木目込み人形の伝統技法を受け継ぐ一秀。
伝統とは革新の積み重ねであるとの考えのもと、常に新しい素材・感覚を追求し、胴体や着物についてもその時々の最良の素材を研究開発することでひな人形に新しい価値を吹きこんできました。
古典美に現代感覚を取り入れ、洗練された気品を漂わせる優雅な人形は、時代を超えて多くのお客さまに愛され、高く評価されています。
いまでは、新ブランドの秀櫻をはじめ綾乃ブランドなど、新ブランドを多数立ち上げ、その動向には今後も目が離せない。
気品あふれる木目込み人形をお届けしています。
喜久絵の作品は、愛らしい印象が特長。
女性作家ならではの感性で造り上げられる人形は、どこから見ても愛らしく繊細な姿をしており、やさしい笑顔と丸みを帯びたお顔が幼子のよう。
和やかで華のある雰囲気のお雛さまが人気。
【喜久絵のあゆみ】
昭和45年東玉工房に入門し風俗人形作家の戸塚玉芳に師事する。
昭和60年雛人形師 藤比呂泰の
もと有職親王雛の製作を学ぶ。
平成元年工芸作家 鈴木賢一に
師事。江戸木目込人形の製作に
従事する。
平成5年東玉工房コーディネート
アドバイザーに就任 。
平成12年東玉工房女流作家と
して喜久絵シリーズを発表する。
平成16年節句人形工芸士に認定
される。
平成20年新商品桜華シリーズを
発表する。