飾り方

お雛さま飾り方
お雛さましまい方

お雛さま飾り方 段飾り

お雛様の王道と言えば段飾り。その中でも、お雛様の主流になりつつあるタイプの三段飾りの飾り方をご紹介。
七段を飾るスペースは無いけど、親王飾りの二人だけじゃ寂しい、という方に大人気です。
二段目に三人官女を並べて、三段目にはお嫁入り道具を並べます。

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最初に『飾り段』と『屏風』を飾ります。

飾る場所にあわせて台をセットします。
台を置いた状態で不安定な場所や、小さいお子様の手が届くような場所は避け、なるべく皆さんが気軽に見る事が出来る場所を選びましょう。
段は上下や前後の違いがある事が多いので、間違えないように組み立てます。下から組み始める物と、上から組み始める物があります。
屏風は台の中心に来るように左右のバランスに注意し、丁寧に置きます。
この時、左右の開きは一段目から少しはみ出るくらいの方が大きく見えて立派です。グラグラしたり不安定な場合は、後ろに添え物等をして固定させます。屏風を台に置いたまま左右に引きずると台に傷が付く恐れがあります。
また、後から設置場所を変える時は、全てのものを外して、最初からやり直して下さいね。

お人形以外の付属物を全て飾ります。

取り出す時には必ず入っていた状態を覚えておいて下さいね。
まず、雪洞(ぼんぼり)を両側に飾ります。
親王様が乗る台を組み立て、繧繝(うんげん・立て縞の模様)が前に来るように飾ります。その前に三宝や菱餅などを置きます。
高槻(たかつき・丸いお餅が置かれる上部が大きい高杯)は2段目で、三人官女の間に置きます。三段目には重箱や牛車を置きます。
お花を置く段の位置は特に決まっていませんが、一番上の段か下の段に飾るのが一般的です。菱餅やお花、雪洞の風袋(ふうたい・上部の丸い部分)には前後上下の違いがあります。
全て飾り終えたら、左右均等にバランス良く並べてあるか、もう一度確認します。グラグラしたり、不安定な場合は、お手持ちの両面テープなどで固定して下さいね。

お人形を桐箱から取り出します。

取り出す時には必ず入っていた状態を覚えておいて下さいね。
お人形のお顔には保護の為の紙が巻き付けてありますので、優しく取り外します。お人形のお顔は胴体に刺さっている状態なので、左右に首を振ります。必ず手袋等をして、後ろから優しくお顔を振ると、お顔を左右に動かす事が出来ます。頭の部分を上に引っ張ると取れてしまうのでご注意下さいね。お人形には小道具を持たせたり烏帽子をかぶせたりします。
道具を持たせる際には、腕の部分は曲がりますので、ある程度の自由が利きます。落ち着いて動かしながら優しく取り付けてください。どうしても小道具を持たない場合や持たせるとおかしい場合は、お人形の前に置くだけでも大丈夫です。小道具を取り付けたら、お姫さまを向かって右側に置きます。京風の場合は反対側に置きます。

最後にもう一度全体のバランスを見直します。

基本的に左右が対称になると立派に見えます。
絵柄が裏側になっていないように配置して下さい。
全体を見回したら完成です!
可愛いお菓子やひなあられ、白酒などを一緒に飾ると良いですね。
両側には、頂いた舞踊人形や贈り物などを飾ります。
紅白梅や菜の花等の季節のお花を添えられると更に雰囲気が盛り上がりますね!

※全ての飾り方やしまい方、付属物がこの通りとは限りません。代表的な例ですのでご了承下さい<(_ _)>

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