【選抜ソヨゴ】から更に選ぶ
最高のソヨゴ
そもそも選抜ソヨゴって何でしょう?
ソヨゴは本来、実生というソヨゴの種を蒔いて発芽させて育てます。
しかし、ソヨゴという木は、性質上、樹形が暴れやすく、売り物にならない個体もあり
またお庭に植えられた後も、キレイに育たないこともあります。
特に、実をつけるメス木は、観賞価値が高いものの、実の重さで枝が垂れ下がるため
その比率は多くなります。
その中で、近年、観賞価値が高いメス木で、樹形がキレイに育つ個体の選抜生産が増え始めました。
何千、何万という種を蒔いて発芽したソヨゴの中から、一番美しく育つ樹形を選抜したソヨゴの生産が始まったのです。
選抜ソヨゴが消費者の手元に届くまでの道のり
実は、選抜ソヨゴの生産は、膨大な時間と手間のかかることなのです。
まずソヨゴの種を蒔いてから、発芽まで約2年かかります。
その中から選抜したソヨゴ(つまり親木)が大きくなって穂木を十分な数取れるようになるまで、最低3〜5年。
そこから、挿し木、養生して1年。
根付いた挿し穂を畑などに植えだして売り物になる大きさになるまで早くて3年〜4年。
しかも、3年生の親木からは十分な穂木は取れないため、最初の生産数は多くありません。
また、挿し木には熟練した技術と適切な設備が必要となるため、一朝一夕ではできず、
挿し木を初めて何年かは歩留まり(挿し木成功率)にばらつきがでて、生産が不安定になるのが普通です。
このように、様々な技術の蓄積と、気の遠くなるような手間と時間のかかる選抜ソヨゴは、各々の生産者さんの努力の結晶といえます。
各生産者こだわりの選抜ソヨゴラインナップ
そんな生産者さんがたくさんの愛情と年月を注いて育てた選抜ソヨゴ。
もちろん生産者の数だけ選抜するソヨゴの個体は異なります。
グリーンロケットは今期3種類の選抜されたソヨゴ+αを取り揃えました。
お庭や好みに合わせて最高の1本を選んでみませんか?
品番:oks,fcs,sfs,fis,fyt,sfy
しなやかさとスタイリッシュさを兼ね備えた選抜種。幹が細軸ながらも垂れ下がることなく直立性を保つ。幹が細い分涼しげで、見ていて心地さを感じさせる樹形。