STORY

私たちが、作ったオリジナル商品のストーリーを不定期にお届けします。

SETREカレー SETREOSAKE SETRECHOCO

カレー

第1話

神戸舞子

商品へ込めた思い

S E T R Eではホテルという役割を超え「地域の編集者」として各地の地域の生産者や職人とともに地域の魅力を発信してきました。たくさんの素晴らしい方々に出会い、その方々がもつこだわりや想いをよりたくさんの人へお届けしたい、そんな想いで始まった商品づくり。S E T R Eに訪れなくても、その商品を通して地域の生産者・職人の想いや背景がひろがるようなものを目指しています。
SETREカレー
そのはじまりは、S E T R Eカレー。 北新地で身体に良いカレーを日々お届けしているスパイス研究家でもあるAZU CURRY Lab.の内藤あづ紗さんとの出会いでした。S E T R Eの総料理長の小野田と内藤さんとたくさんの時間を積み重ね、誕生いたしました。S E T R Eカレーは、油は植物油脂を使用、小麦粉不使用で低カロリー。女性が喜ぶ身体に優しいスパイスカレーです。各地域にあるS E T R Eの繋がりがある生産者さんの想いを味わうカレーになりました。

第2話

神戸舞子

ホテルセトレ神戸舞子が
お届けするカレー

兵庫県神戸市にあるホテルセトレ神戸・舞子。淡路島にある大造畜産さんが大切に育てる椚座牛の牛すじを大胆に入れたS E T R Eカレーが誕生しました。食べ応えのある牛すじ肉と淡路島の玉ねぎなど野菜がたくさん溶け込んだコクのある味が特徴です。
椚座牛
生産者は淡路島の大造畜産の椚座大造さん。 自然に囲まれた淡路島で自然の恵みをうけた安心な餌を与え、ストレスのない環境で愛情いっぱいに育てています。良い肉質で味が濃厚な黒毛和種の椚座牛です。
椚座大造さんは人柄が溢れる笑顔が特徴の生産者さん。毎年SE T R Eで夏に椚座牛づくしのB B Qを開催しており、大造さんがお客さまとたくさんお話ししながら、椚座牛への愛を語ってくれています。このB B Q、椚座牛ファンですぐ席が埋まってしまうほど。なかなか手に入らない椚座牛をみなさんへカレーにのせてお届けします。 椚座牛でBBQ

第3話

セトレハイランドヴィラ姫路

セトレハイランドヴィラ姫路が
お届けするカレー

兵庫県姫路市の山の上にあるセトレハイランドヴィラ姫路。そこで繋がりのある東原畜産さんが手がける女性のためのブランドポーク『桃色吐息』をふんだんに使い、S E T R Eカレーが誕生しました。漢方で代表的なスパイス・スターアニスの香りが口に広がり、桃色吐息のしつこさのない上品な味わいを感じるスパイスカレーです。
桃色吐息
生産者は、姫路駅近くにある東原畜産の東原聖雲さん。桃色吐息は女性のためのブランドポーク。常に綺麗に保たれた養豚場で、成長段階に合わせてストレスなく豚が動き回れるようにし、こだわりは飼料にまで。徹底して育ててきた桃色吐息は、甘みと品があり口にするとさらりとした脂が溶け出します。東原聖雲さんは、思ったことは必ず有言実行する生産者さん。威勢良い姿で、国産の豚に興味を持ってもらいたい!という強い思いが溢れます。そんな東原さんの想いをカレーにのせてお届けします。 東原畜産の東原聖雲さん

第4話

SETREカレー

SETREカレー 滋賀 & 長崎 編

ホテルセトレ神戸・舞子、セトレハイランドヴィラ姫路のカレーに続いて、セトレマリーナびわ湖・セトレグラバーズハウス長崎の2店舗のSETREカレーの開発をしております。

SETREマリーナびわ湖 オリジナルカレー
『近江黒鶏のさらっとしたトマトスパイスカレー』
SETREカレー
何をメインに持ってこようか・・と候補にあがったのが『近江軍鶏』と『近江黒鶏』。とりあえず2種類作ってもらって味を確かめよう!ということで、作ってくれている工場(キャニオンスパイスさん)にお願いし、2パターンを作っていただきました。近江軍鶏の方が聞いたことある名前ですし、そちらでいけたらいいなぁと思いつつ、いざ試食です。 ・・・・小野田料理長、食べてすぐ「黒鶏やな!」と。 こんなにも味が違うのかと思うぐらい差があって、軍鶏は硬くなってしまい、レトルトにかけると味もあんまり活かせられておらず、一方黒鶏は味が濃厚で鶏の旨味を感じられるカレーに。即決でした。 中にいれる食材が決まり、近江黒鶏を育てているところへ訪問してお話ししてきました。 近江黒鶏は、滋賀の甲賀という大自然の中で、無理やり大きくするのではなく、通常の2倍時間をかけて自然の流れに合わせて育てられています。低カロリーの餌を食べているので、本当にヘルシーとのこと。そこに老化防止のトマトが加わり、女性に喜ばれるカレーになりました。 監修しているAZUCURRYの内藤さん曰く、こんなにトマト感のあるレトルトカレーはない!とのこと。トマトの優しい酸味を感じるカレーになっております。 そしてカレー自体さらっとしているのですが、さらさらなカレーには一定層のファンがいるらしく、これは人気がでそうな予感です。 SETREカレー

SETREグラバーズハウス オリジナルカレー
『鯖のぴりっとグリーンカレー』
長崎のメイン食材・・本当に決まらなかった。長崎は綺麗な海に囲まれていて、本当に魚介が美味しいので魚介系がいいなぁと。 イカ墨の真っ黒カレーはどう? 本当のイカ墨はとても高級で大量に使用できないな・・・ イカ・エビを入れるのは? レトルトかけたらゴムみたいに固くなる・・・ どうしようと思っていた時に、ある方とお会いしたことでピンと思いつきました。 お会いしたのが、鯖をメインに飲食店をされているSABARの右田社長。 そういえば長崎住んでた時に、鯖よく食べてた! 鯖を広めるために鯖サンドというものが売られていたり、 お寿司屋さん行ったら、生の鯖のお寿司があって、必ず食べていたなぁ・・ 鯖が新鮮で美味しいのに、そのイメージが全くない長崎。 鯖をつかった美味しいカレーができれば、地域資源の磨き上げ、魅力の発信になると思い、鯖に決定いたしました。 サバカレー メイン食材が決まってから、ここからが大変でした。 鯖のレトルトカレーって世の中にほとんどないんです。なんでかな・・と思っていた理由が明らかに。 まず加工。鯖の骨抜きが必要になるので、大変な作業になるらしく、加工してくれるところがあっても、大量ロットじゃないと駄目だとか、長崎の鯖ではやってない、などで工場に電話しまくりました。 専門用語でてきてよくわからず・・・結局SABARの右田社長に泣きつき、加工場を見つけてきていただきました。 続いて、味。
今回は異国情緒あふれる長崎のまちらしく、グリーンカレーにしよう!ということで試食を何度か実施。キャニオンスパイスさんが思考錯誤してくださり、何回も試食したのですが・・・塩分が何故か強くなったり、鯖の臭みが出てきたり。 レトルトというのは、120℃で4分間加熱させて世の中の菌を殺してしまう加工方法なのですが、高温にかけるので誰も完成まで味がどうなるかわからないそうなんです。 ・・・難しかった。。 でもなんとか完成間近です。
SETRE料理長、小野田が試食した時に『うまい!』とほえたグリーンカレー。本当に美味しい時にしか喋らない小野田が褒めたのだから、きっとみなさんに美味しいと思っていただけるはずです。グリーンカレー嫌いな私でも美味しく食べられました。お酒にあうグリーンカレーです!
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第1話

美吉野醸造 橋本さん

吉野にこだわる
美吉野醸造 橋本さん

今回お酒を作っていただいたのは、S E T R Eならまちで深い繋がりのある奈良・吉野の酒蔵『美吉野醸造株式会社』の橋本さんです。
吉野という場所にこだわり、吉野の農家さんと提携し吉野でできた酒米を使ってどんな出来だったとしてもどうしたらうまい酒になるのか、日々お酒と向き合ってお酒づくりをされていらっしゃいます。美吉野醸造さんに何度か伺ったのですが・・(5回ぐらいはいってる)お酒について毎回違うお話をしてくださり、こだわりがマニアレベル!お会いする度、お酒に新しい発見をくれます。

第2話

セトレオリジナル木桶
奈良吉野のSETRE木桶

今回お酒を作るにあたり、吉野の森をまもる守人・中井章太さんや材木のプロである吉野中央木材の石橋輝一さん、そして大桶を作れる唯一の工房ウッドワークの方々から吉野の森や吉野杉について学び、そして木桶にする為の1本の木から僅かしか取れない木桶用の吉野杉を用意していただき、セトレオリジナル木桶を完成させました。
守人・中井章太さん 守人・中井章太さん
吉野中央木材の石橋輝一さん 吉野中央木材の石橋輝一さん
ウッドワーク 藤井さんウッドワーク 藤井さん

均質なお酒を作るために、温度管理ができるホーロータンクで作るお酒がほとんど。そこをあえて酵母菌や温度管理ができないという難しい方法で作るのには意味があります。 私たちセトレがお届けする商品は、その商品を通してセトレがある地域を知って感じて欲しいという想いのもと動いています。木桶で作るお酒は、吉野の気候に合わせて菌が醸し出す、その時にしか出せない味わいを表現してくれます。吉野杉の木桶・吉野の米・吉野の空気で完成するお酒は、一口飲むと吉野の風景が見えてくる、そんなお酒になることを祈って。

第3話

SETRE sake

吉野を醸し出す、
SETRE木桶で仕込む日本酒

S E T R EオリジナルSAKEは、樹齢100年以上の吉野杉を使ってS E T R Eオリジナル木桶を作り、その木桶を使ってお酒を仕込みました。あえて温度管理のできない木桶でお酒を作るのには意味があります。吉野の気候に合わせて作るお酒は、吉野でしかできない味に。奈良・吉野の風景が広がるお酒でないとS E T R Eが関わる意味がないのです。とっても手間がかかりますが、奈良・吉野にこだわる橋本さんが愛情込めて育ててくれました。
S E T R Eオリジナル木桶
この木桶、100万ぐらいするのです。吉野杉でも樹齢100年以上、そして1本の木から木桶に使えるのはわずかなため、木桶を作るまでに木を集めてもらうのに時間がかかりました。 吉野杉の断面図
吉野杉の断面図。『総赤』という部分を使用します。吉野杉は木目が細かいのでお酒が漏れず、香りが柔らかいのでお酒に香りがうつり過ぎず、程よくお酒に木の香りを感じさせ、色はピンク色で美しく、お酒に色を移さない。木桶にぴったりな木なのです。
吉野杉

第4話

SAKE UMESHU

いろんな価値感を
生み出してくれる日本酒

毎年違う味わいを感じさせてくれるS E T R EオリジナルSAKE。 個性的な味で、始め飲んだ方は少し驚くかもしれないですが、口に含むと幾重もの旨みが生き生きと広がり、一口、二口と飲み進 めるにつれて新たなおいしさの扉が開いていきます。酵母菌が緩やかな気候変化と共に育まれたお酒なので、どこか奥のほうで優しさ感じる、そんなお酒です。
空気に触れるとワインのように熟成し時間の経過と共に色や味が変化していくセトレのお酒。さらに一緒に口にするおつまみによってキャラクターが変わるかのように180度味が変わります。この変化を楽しんでいただきたい、『うつろうお酒』と名付けました。 うつろうお酒
1本(720ml) ¥2,900(税別) 

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choco

第1話

le fleuvechoco

『le fleuve』ショコラティエの
上垣河大さんとの出会い

『le fleuve』ショコラティエの上垣河大さんとの出会いから、セトレのホテルがある5つの地域の食材を活かし、表現した”地域をつなぐチョコレート”を作っていただくことになりました。お店を持たないシェフとして多くのメディアにも取り上げられ、注目を集める上垣さんですが、工房を構えるのは兵庫県養父町。こんなところにチョコレートの工房が??と思うほどの山奥です。そこでお菓子をつくりながら家業として農業・養蜂・養鶏にも携わっておられます。そんな上垣さんだからこそできる素材を活かし、生産者さんの思いがこもったチョコレートづくりをされています。

兵庫県養父町

作っていただくのは滋賀のバラ、奈良の日本酒、淡路島の塩、姫路のハーブ、長崎の卵を使ったチョコレート。どれも生産者さんのこだわりが詰まった食材で、一粒一粒にストーリーのあるチョコレートになっています。

第2話

SETREチョコレート

素材の特徴がしっかりと凝縮された
SETREチョコレート。

今回のチョコレートは、よくある”ホテルのシェフが作りました!”という域を超えた商品づくり。SETREはホテルという役割を超え「地域の編集者」として、SETREのある地域の生産者や職人さんと共に、その地域ごとの魅力を発信しています。その考えのもと、この冬販売するチョコレートは、SETRE5店舗のある地域の特色が感じられるエッジの効いた(効きすぎているかもしれない?!)味の展開を今回ご一緒するle fleuveの上垣シェフと企画しました。

『le fleuve』ショコラティエの上垣河大さん

そして、初回の試食会を迎えた今日、商品開発に関わるスタッフが6名集結。上垣さんのご説明をお伺いしながら、ひとつひとつゆっくりと口に運び、口に入れる前の香りを確かめ、口の中全体でチョコレートを丁寧に味わい、お客様の手に渡り味わわれる瞬間を想像しました。

素材の特徴がしっかりと凝縮されたSETREチョコレート。他にはないチョコレートができました。6粒すべてが異なる味で、「どれから食べようかな?」「こんなチョコレートはじめて!」と、お客様にも一粒一粒楽しんで欲しいと思っています。


SETREチョコレート種類

チョコレートに使用した素材たち


セトレ神戸・舞子 の目の前に広がる淡路島 五色浜の海水で塩づくりを営まれている脱サラファクトリー末澤さんの”塩”
脱サラファクトリー末澤さんの塩
セトレ ハイランドヴィラ姫路 のある姫路市で農薬や除草剤を使わずに自然の力でハーブをたくましく育てておられる香寺ハーブ・ガーデンの”ミント”と”バジル”、”グレープフルーツのオイル”
香寺ハーブ・ガーデンのミントとバジルグレープフルーツのオイル
セトレ マリーナびわ湖 のある守山市でバラを育てられているバラ園の”乾燥バラの花びら”と”ローズウォーター”
セトレ グラバーズハウス長崎 の朝食で人気の㈱落水正商店(雲仙市)の天然無添加の飼料で育てられたブランド卵"太陽卵"
ブランド卵 太陽卵
セトレ ならまち のある奈良・吉野にある酒蔵 美吉野醸造㈱とともに吉野の百年杉で作った木桶で仕込むSETREオリジナル”日本酒”と”酒粕
SETREオリジナル日本酒と酒粕
le fleuve上垣シェフのご実家 麦畑自然農場の栗の蜜を吸った濃厚な甘みのある”はちみつ"
le fleuve上垣シェフのご実家 麦畑自然農場の栗の蜜を吸った濃厚な甘みのあるはちみつ
SETREプレーン ベネズエラのカカオ100%

これから、パッケージづくりが始まります。この特徴ある味わいのチョコレートがどんなパッケージに入っているといいのか、これから思案しながら進めていきますので、またオリジナルチョコレートの商品開発の裏側をお届けしますね。

第3話

SETREオリジナルCHOCO

商品名は、
「旅するチョコレイト」。

このSETREオリジナルチョコレートは、セトレのある地域で出会った生産者の方々が丁寧に生み出す食材のおいしさと想いをそのままチョコレートにぎゅっと詰め込みました。人工的な香料や着色料を使用せず、素材そのままの味や香りを楽しめる様に上垣シェフが作ってくださいました。
SETREオリジナルCHOCO
商品名を考えるにあたり色々と悩みました。とても特徴的なチョコなので、そのことが一目で伝わるようにしたいけれど、どのように表現するのが良いのか、と。そして行き着いたのは、チョコレートを食べて、地域の素材の味わう事を通して、どのような体験をお客様にして欲しいと願うのか。私たちは、このチョコレートを手に取るお客様に、一粒一粒、素材のある地域を想像しながら、目を閉じて、味覚の旅を楽しんでいただけたらと思いました。その想いを込めて、「旅するチョコレイト」と名付けました。

パッケージデザインには、旅に欠かせない”スーツケース”を
デザイナーさんに、商品に込めた思いや、商品名の背景をお伝えしデザインしていただきました。セトレのあるエリアをイメ―ジしやすいような、海や山のイラストのものや、地域の食材は地域の宝物ということで、宝石箱のようなものなども候補にあがりましたが、味覚の”旅”を楽しんで、という想いある商品名としっかりマッチするスーツケースのイラストのデザインに決定しました!

SETREオリジナルCHOCO
6つのフレーバーは、CASTELLA(カステラ)/ROSE(バラの花びら)/HONEY(はちみつ)/HARB(ミント)/SAKE(日本酒と酒粕)/PLAIN(カカオ100%) です。多彩な味わいがこのパッケージに詰められています!
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