自然の館について

”作り手”な私たち

自然の館を運営する会社・有限会社味源(あじげん)は香川県まんのう町にある食品メーカーです。
美味しいうどん屋さんと豊かな自然に囲まれた、風光明媚な場所に社屋と本社工場を構えています。

皆様にお届けしている自然の館の商品は、ほとんどが味源の自社工場で作られています。
バイヤーが世界中から買い付けてきた素材を、自分たちの手で製品化するまでトータルプロデュースできることが、私たちの最大の強みです。

2017年、新工場が完成。

新工場外観
右:粉末の原料を袋詰めする充填機
左上:アーモンドを量るスケール
左下:異物を検出するための金属探知機
工場内・商品を梱包するフロア

生産能力が大幅アップ!

2017年11月、新しく第2工場を増築いたしました。
最新設備の導入により製造効率が向上し、メーカーとしての生産体制がより強化されました。

新工場のヒミツ

左:エアシャワー
右上:センサー式蛇口
右下:粘着テープ

まず入るのが大変!?

工場内に入るには、

1.専用の服・帽子・マスク・靴の着用
2.エアシャワー室
3.エチケットラベル(顔用粘着ラベル)で眉毛・まつ毛などの異物落下を防止
4.粘着テープで衣服などについたホコリの除去
5.手洗い
6.消毒

以上の過程を踏まなければなりません。
これらの工程をこなして初めて、製造エリア内へ続く扉が開く仕組みになっています。

清潔を保つ工夫がいっぱい!

消毒後の手が汚れては意味がありませんので、原料を扱うエリアへ入るための扉は全てセンサー式。
手を触れることなく行き来が可能です。
隅にホコリがたまらずまた清掃が容易にできるよう、床と壁の接地が直角ではなく曲面になっています。
とても些細なことのように思いますが、工場内を清潔に保つための大切な工夫です。

万が一に備えて

食品を扱う以上、工場内で殺虫剤などの薬品を散布することはできません。
そもそもの侵入を防ぐのはもちろん、誘引捕虫器を工場内の複数個所に設置しています。

ちょっと専門的なおはなし

『HACCP』って、何?

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HACCPは製品への危険物質の混入に対し、作業過程を整理・分析・管理することでそのリスクを減らす手法です。
HACCPはWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が合同で運営している食品規格委員会によって発表されており、国際的に認められているものです。

また、原料や資材の入荷から製造・出荷に至るまですべての工程を管理することで食の安全性をより確かなものにできるよう、トレーサビリティシステムを自社内で構築しています。
※トレーサビリティとは:物品の流通経路を生産段階から最終消費段階、あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態を指します。

具体的な例を挙げますと、
雑穀の袋に製造番号を印字することで、

・どの作業場で作られたものか
・いつ作られたものか
・製造に誰が関わったか
・どの食材を使用したか

などが全て追跡できるように自社内でシステムを確立し、食品のリスク管理を徹底しています。

安心と安全をお届けするために

商品品質管理室と部署間の連携

自社工場で製造する際は、異物混入などのリスクが常に存在します。
それらを回避し、商品の品質向上を図る部署として商品品質管理室を設立しました。
原料の仕入れから商品の出荷まで一貫して品質管理室が管理することで、安心・安全な製品をお客様にお届けできるよう万全を期しています。



私たちは商品を売るだけの会社ではなく、製造から手掛ける食品メーカーとして、これからも食の安全と安心を追求してまいります!
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