ヤラーの原料は、オーガニック認証基準に沿って栽培・育成された自然な素材です。オーガニック素材は大変繊細で、収穫時期や生産地の気候などにより色に変化が生じるため、原料となるお肉や野菜の色が、ヤラーのフードの粒の色に影響することがあります。
オーガニック原料を使用したヤラーの製品は、化学薬剤(合成着色料等)で原料の色を均一化する処理をしないためこのような現象が生じます。
お買い求めいただく時期によってフードの色が違うことがありますが、品質に問題はございません(自然で至当です)のでご安心ください。
自然なオーガニック素材は、年間を通して素材の色自体が全て同じまたは均一では無いことをご理解いただけますと幸いです。
また、生産時期により、粒の大きさや形状に誤差が生じる場合があります。
ヤラーの犬用ドライフードは未開封の状態で製造後1年、猫用ドライフードは製造後14ヶ月、缶詰やアルミトレーなどのウエットフードは製造後2年です。
ヤラーのフードはクールコンテナで2ヶ月~3ヶ月ほどかけてオランダから運ばれて来ますので、製造後2~3ヶ月経過した時点で日本に到着します。
一般的なペットフードより賞味期限が短くなってしまうのは、合成保存料や合成防腐剤を使わないナチュラルなオーガニックフードだからです。フードの酸化を防ぐための酸化防止剤には、天然のビタミンEとローズマリーエキスを使っています。
合成酸化防止剤を使う代わりに、酸素バリア性のある外袋に品質保持剤・乾燥剤を封入することによる品質保持を行っています。また、600gと5Kgの規格の商品は、アルミ製のパッケージによる真空パックで外袋を用いずに品質保持効果を高めています。
合成酸化防止剤は、防腐力は強いものの、体に悪影響を与える可能性があります。一方で、人にも動物にも優しい天然の酸化防止剤の作用は合成の物と比べると穏やかです。
ルシアンでは、フードを年間を通じて一定の温度で保管するなどの品質管理を行い、お客様に安全な商品をお届けしております。
また、オランダからの輸送にも温度を一定に保ったクールコンテナを使用して、輸送中の品質保持をしています。
合成保存料や合成防腐剤を使用しておりませんので、ドライフードは開封後1ヶ月を目安に食べ切っていただくことをお勧めします。
●ご家庭でできる品質保持の工夫●
せっかくの高品質オーガニックフードですから、無駄にしないような工夫をしたいですね。
5Kgや10Kgなどの大容量のドライフードを購入された場合は、密閉型のコンテナや袋に小分けして、空気に触れないようにして冷暗所に保管してみてください。大袋のまま毎回袋を開いて給餌するのに比べ、最後まで風味や品質を損なわずに保管することができます。
ぜひお試しください!
冷蔵庫に保管して食事の度に出し入れを繰り返すと、庫内と庫外の気温差で結露が生じカビの発生を招くことがありますので、冷蔵庫保存はおすすめしておりません。開封したドライフードは、袋の口を密閉し、室内の冷暗所で常温保存してください。
ヤラーのウエットフード(缶詰とアルミトレー)は、子犬・子猫に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素も過不足なく含有しておりますので、離乳食として最適です!子犬や子猫に安心して与えていただけます。
オーガニック原料を使って作られたヤラーのウエットフードは、成長期の子犬や子猫の健全な育成に子犬や子猫に初めて与える食事として大変おすすめです。
生まれた時から高品質の安心・安全なフードを与えることで、子犬や子猫の健全な育成を目指してください。
ヤラーのウエットフードには「〜チャンク」と「〜パテ」といった表示があります。
「チャンク」という名称のものは、ゴロゴロとしたお肉が入っている食べ応えのあるタイプのフードです。
「パテ」という名称がついた商品はペースト状のお肉を使用しております。ペースト状になったパテはお湯で溶かしてスープのようにしてお使いいただくこともできますので、水を飲みたがらない子の水分補給にも役立ちます。
合成保存料などは使用していないため、開封したウエットフードは必ず冷蔵保存をお願いします。冷蔵庫で3日程度保管していただけます。
3日で食べきれない場合は冷凍保存をしていただくと最後まで無駄なくお使いいただけます。一回分の量に小分けして冷凍するのが便利です。冷凍保存したウエットフードは1ヶ月を目安に使い切ることをお勧めします。
ドライフードは通常カリカリのまま与えることが多いかと思います。しかし、ドライフードは、「水分含有量が8~10%以下」「粒の中に気泡がある」という特性を持ちます。それを踏まえ、ルシアンではドライフードにお湯をかけて与える方法をお薦めしますしております。
■なぜお湯をかけるの?疑問に思われた方は
「お湯をかける一手間でより健康に!ドライフードの与え方」
▶︎「お湯をかけたフードはこんな感じ」
をご覧ください。
子犬に与えていただくのに一番のオススメは「ヤラーパピー」ですが、他の種類のフードをお使いいただいても問題ありません。
例えば、複数頭のわんちゃんがいらっしゃるご家庭で、フードを一種類にしたいというご要望から、先住犬が食べているものを一緒に使われることもありますし、グルテンフリーやグレインフリーの観点から、最初から子犬にグレインフリーやセンシティブを選んで与えるという方もいらっしゃいます。
又、成犬であっても色が細い子や、妊娠中あるいは病後などでより効果的にカロリー摂取を要する場合、カロリーが高いパピーを使うこともあります。
ヤラーのパッケージには「2Kg e」や「150g e」など、重量表示の後に「e」の表記があります。これは、ヨーロッパで定められた「EUにおける食品ラベル表示に関する規制」に関連しています。
食品を全くの誤差なく表示量通りにパッキングすることは大変困難で必ず誤差が生じるため、パッキングの際に生じる容量の誤差の許容範囲を定めています。
ヤラーのフードはこの規則に則り製造されています。
EUにおける食品ラベル表示に関する規制
|
許容範囲 |
名目表示量 gまたはml |
表示量に対する% |
gまたはml |
5〜50 |
9% |
- |
50〜100 |
- |
45(g/ml) |
100〜200 |
4.5% |
- |
200〜300 |
- |
9(g/ml) |
300〜500 |
3% |
- |
500〜1,000 |
- |
1.5(g/ml) |
1,000〜10,000 |
1.5% |
|
※理事会指令 76/211/EEC 付則 1-2.4