3M™ ラップフィルムシリーズ2080って何?
What is 3M™ Wrap Film Series 2080?

旧シリーズ1080がリニューアル、シリーズ2080との違いは?

ラッピングを目的としたカスタム/装飾用ラッピングフィルムのシリーズ1080がリニューアル!
2019年12月~シリーズ2080に変更となりました。
位置合わせ・エア抜け性・再剥離性などは従来のシリーズ1080そのままに、
より高い柔軟性を兼ね備えたフィルムとなりました。
※一部カラーはシリーズ1080のまま製造・販売しております。

スリーエムのラッピングフィルム大きさやサイズは?

1524mm(60インチ)のワイド幅により、繋ぎ目のない1枚貼りで美しく仕上がります。
1ロールですと、1524mm×22.8m(25ヤード)の長さになります。数値が半端に見えるのは単位にインチやヤードが採用されいる為です。

フィルムの厚さは?

厚さ(代表値)0.11~0.18mm(粘着剤含む)となります。
※代表値はタイプにより異なります。

どんなところに貼れるの?

2次・3次曲面に追従する柔軟なラッピングフィルムシートで曲面の多い乗用車やデジタルガジェットなどにフィットします。
柔軟性がありシワになりにくく、美しく仕上がりになります。

ラッピングフィルムの寿命は?

何年くらい使えますか?というご質問をよくお伺いします。
耐候性は約3年となります。

※施工方法・使用環境・下地などにより、フィルムの寿命は変化します。
保証年数ではございませんので予めご了承ください。
M21、BR120の屋外耐候性は約1年ですので自動車などへの使用はおすすめしません。

多彩なカラーバリエーション 全部で何色?

ハイグロス、グロス、カーボン、マット、サテン、メタリック、ヘアライン、迷彩柄など多彩な外観表現を有しています。
シザイーストアでは全75色(2024年2月現在)の取り扱いがございます。
海外では日本で取り扱いのないカラーも販売されているようです。
大人気ハイグロスシリーズは2023年10月より販売スタートしました!
↓ハイグロスシリーズ特集ページはこちら↓
ラップフィルム2080ハイグロス

表面保護プロテクティブフィルムとは?

3M独自技術により実現した表面保護フィルムは、ハイグロス、グロスでみられるロール保管時の押し跡や施工時の傷を抑えます。 薄いビニールのような材質で施工もしやすい仕様となっております。
※シリーズ2080のハイグロス、グロス、グロスフリップ(HG・G・GPの品番)のみ表面保護フィルムがございます。表面保護フィルムをつけたまま施工してください。

再剥離性は何年まで?塗装との違いは?

再剥離性とは粘着剤を残しにくく剥離しやすい性能です。
3Mのラップフィルムは約3年の再剥離性を有します。
車体塗装への接着性を保ちながら、粘着剤が残りにくく加熱により剥離しやすいフィルムになっております。
塗装と異なり、ラップフィルムを剥がすことで元の色に戻したり、着せ替えを楽しむことができます。
※施工方法・使用環境・下地などにより、剥離性能は変化します。
保証年数ではございませんので予めご了承ください。
全ての下地に対し再剥離性を有するものではございません。

位置決めが簡単にできるコントロールタック™とは?

位置決め時は塗装面に接着しにくく、圧着時にはしっかり接着する、施工性を向上させる技術。
粘着剤に規則的にガラスビーズを配置し、圧着前は基材に容易に接着しないスライダビリティ(位置決め)性のある独自の特殊加工。
圧着によってガラスビーズは粘着剤に埋め込まれ、本来の高い接着力を発揮します。

エアー抜きが容易なコンプライ™とは?

粘着剤にエアー抜き溝が施されており、施工時の気泡を逃がしやすくします。
膨れ・エアー噛みを防止し施工効率を大幅に改善し、均一な仕上げが可能です。

貼り付け、施工できない下地は?

表面が平滑かつ平面な下地にのみ施工可能です。下記の下地へは施工できません。ご注意ください。

【施工できない下地】
●ポリカーボネート(PC)/ 気泡発生
●ポリエチレン(PE)/接着不足
●ポリプロピレン(PP)/接着不足
●銅・真鍮・スズ/粘着剤変質
●シリコンコーキング/接着不足・追従不足
●ゴム/ゴム成分移行による変色
●コルゲート・リベット/追従不可
●石油類が滞留する箇所/外観異常(膨潤、剥がれ等)
●常時65℃以上の高温になる箇所/耐候性低下・変色

貼り付け前の下地処理は?

下地に付着した土砂、錆、油脂分等フィルムの接着力を低下させる物質を除去してください。
特にハイグロス、マットを自動車に施工する場合、鉄粉も十分に除去してください。
主に以下の3種類の除去方法があり、状況に応じて実施してください。

(1)水清掃(中性洗剤による清掃を含む)
(2)IPA(イソプロピルアルコール)等のアルコール清掃
(3)ケレン及び下地処理(プライマー塗布等) ※プライマー等を塗布した場合は再剥離できません。

貼り付け時の作業環境は?

施工時にラッピングシートと下地の間に微細な埃等が入ると、外観上、微細な凹凸でもかなり目立ちます。
特に自動車の場合、微細な埃等が極力入らないよう施工環境を確保してください。ハイグロスは製品の特性上、剥離フィルムによって静電気が発生しやすく微細な埃等を巻き込みやすくなります。
貼り付け基材面の温度が16℃以下の場合、十分な初期接着力が得られません。
下地が貼り付け温度範囲内であることを確認し施工してください。
カーボン調のフィルム(2080-CFS12など)は温度が低い環境ですと、破れやすくなるので特に注意が必要です。

貼り付け方法は?

セーム革を巻いたプラスチックスキージー(PA-1等)を使用し、ラッピングフィルムを十分に下地に圧着してください。手袋施工では十分な接着力が得られません。 最後に全面(特に端部)をフィルム表面温度90-100℃になるようヒートガンで加熱してください。本製品は直貼りのみ可能です(水貼り不可)。

※グロスは表面保護フィルムをつけたまま施工してください。重ね貼りする場合は部分的に剥離して施工し、施工後は全ての表面保護フィルムを必ず剥離してください。

※グロスは非常に傷付きやすいので、埃等に十分ご注意ください。グロスを含め光沢のあるフィルムや、濃い色のフィルムは施工時の伸ばしスジや貼りスジが目立つ傾向にあります。サンプルで事前に確認を行った上、注意深く施工を行ってください。

※新ロットより粘着剤の仕様が変更されました。さらに扱いやすいく既存のものより粘着が弱く感じられます。フィルムが浮く可能性もありますので、貼り付け下地に強めに圧着してください。
旧ロットから販売いたします。予めご了承ください。


ラッピングした後、より長期に渡りきれいな外観を維持するため、次の注意点をご参考に定期的なメンテナンスをお勧めします。

メンテナンス方法は?

洗車 洗車は、土砂等の汚れがついたまま、表面を拭くとフィルムが傷付くことがあります。表面に付着した粒子を水洗い等で取り去り、埃等の付いていないセルローススポンジや傷が付かない清潔な柔らかい布で水分を拭き取ってください。
洗剤 洗剤を使う場合は、研磨剤を含まない中性洗剤で水洗いしてください。
ワックス効果のある洗浄剤/コーティング剤 フィルム表面に固形分が残留し、外観を損なう恐れがありますのでご注意ください。
固形ワックス フィルム表面の光沢が変化したり、ヘアラインやカーボンの隙間を埋めてしまうので使用しないでください。
タイヤワックスがフィルムに付いた場合 すぐに中性洗剤で清掃してください。
保管について 樹木の下、樹液、果樹等の落下する場所への駐車は避けてください。降雨後は水垢が付着しないように速やかに水分を拭き取ってください。また、不慮の事故や塗装面の不具合を避けるために、屋外駐車は出来る限り避けてください。

ラップフィルムの価格はいくらですか?

シザイーストアでは10cm単位でラッピングシートをご購入出来ます!
可能な限り、お求め安いサイズと価格を目指しております!
また、大量ロットでのご注文の際は是非ご相談ください。
ハイグロスシリーズはハイエンドなモデルの為、通常より価格は高くなっております。
下記の『カラー一覧』または『サイズ一覧』より価格をご確認できますので、是非ご確認ください。

ラップフィルムの注文方法は?

シザイーストアでは10cm単位でラッピングシートをご購入可能です!
下記の『カラー一覧』または『サイズ一覧』より商品をお探しいただけますので是非ご利用ください。
▼ラッピングシート検索用▼

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色・柄・素材について

事前に必ずサンプル帳でご確認ください。ご希望との不一致による返品・交換は承れません。予めご了承ください。

製品表面のシリコン付着に関して

製品の特性上、剥離紙(台紙)のシリコンがフィルム表面に付着して白いモヤのように見えます。3Mラッピングシートのグロス製品は特に付着しやすい製品です。
シリコンは、施工時にヒートガンによる過熱で消滅します。製品特性のため、シリコンの付着による返品・交換は行っておりませんので、予めご了承ください。

その他の特性に関して

自動車用途以外でのご使用推奨品番

BR120、BR217、BR241、M21、M27、M217、は自動車用途以外にご使用ください。
※BR120、M21は耐候性が1年となっておりますので併せてご注意ください。
※耐候性の数値は試験結果に基づく予想年数であり、保証年数ではありません。

免責事項