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【毛布の種類と特徴】
Q1.毛布にはどのような種類がありますか?
そしてその特徴を教えて下さい。
A. 寝具としての歴史は浅い毛布ですが、
加工技術の進歩、新素材の開発によって、機能や使い勝手に優れた毛布が
続々と生まれており、今では身近な軽寝具として愛されています。
現在の毛布の種類2種類に大きく2つに分けれれます。
天然素材を用いた、
純毛毛布
(ウール、カシミヤ、キャメル、アルパカ、グアナコ)
綿毛布
シルク毛布
合成繊維を用いた、
アクリル毛布
ポリエステル毛布
それぞれの特徴を知り、ご自分に適した毛布をお選び下さい。
天然素材 |
綿毛布 |
吸湿性発散性に優れ、軽くて柔らかい肌触り。
通気性が良く、綿とは思えないほどのしなやかな感触とふっくらとしたあたたかさに包まれます。
ご家庭で気軽に洗濯できるものが多いので、お取り扱いが簡単で、いつでも清潔に保てます。
▽シール織綿毛布
西川産業の開発によって1985年に誕生したシール織り綿毛布は、これまでの綿の概念、毛布の概念をすっかり変えてしまいました。
西川では高級綿を採用し、綿毛布よりも風合い豊かで毛抜けせず、耐久性・吸湿性も良く、薄くて軽いからとっても使いやすく、また綿毛布同様にご家庭で気軽に洗えるのでいつでも清潔です。
また、羽毛布団との組み合わせに適しています。
|
▽シンボルマーク
両面のパイルがしっかりと挟み込まれて織られており、構造的にパイルが抜けにくくなっています。 表面も起毛ではなく、織り込まれたパイル糸の撚りをほぐして風合いを出しています |
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シルク毛布 |
とてもなめらかな肌触りで美しい光沢をもち、繊維の女王といわれています。
通気性、弾力性、吸湿性、保温性、放湿性に優れていて、肌にとても優しく、静電気が起きにくく、ホコリやチリを寄せ付けないのでアレルギー体質の方にも安心。
あたたかくて水分調整も抜群だから、いつでも快適。
優しく爽やかな肌触りが体に添って包み込みます。
触ってるだけでリラックス効果あり、肌の一番近くでお使いいただくことをおすすめいたします。絹ならではの感触が楽しめるだけではなく、絹を肌側につけることで、体の熱や水分がすばやく外側に移動し、発汗がスムーズになります。 |
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天然素材 [純毛毛布1] |
ウール毛布 |
最近ではご家庭でも洗濯できるウォッシャブル加工を施したものや、綿や絹などの異素材との交編毛布など、機能性に富んだ毛布も開発されるようになりました。
□あたたかい
全容積の60%が空気といわれるほどで、ウールの繊維は一本一本が縮れ、複雑に絡み合った空間にたっぷりと空気を含みます。
この空気の層が外の寒さを遮断するので、ポカポカと心地良いあたたかさに包まれます。
□さらっと爽やか
湿気を吸収しては発散するというウールの特性によって、表面はいつも爽やか。
吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍。
□やさしい感触
ウールには30%伸ばしても、切れずに元に戻る弾力性があり、体にしっくりとなじみ、丈夫です。
□燃えにくい
動物性繊維なので炎にかざしても、黒いコブになるだけ。有毒ガスも発生しません。火事になったらウール毛布をかぶって逃げろといわれるように、燃えにくいのが特徴です。
□汚れにくい
ウールには染色に欠かせないアミノ酸が19種類も結合しているので、色合いが美しくなかなか色あせしません。また、湿気は繊維内に吸収するのに、水滴ははじく不思議な働きで汚れにくい性質をもっています。
同じウールでも、羊の産地や種類によって感触も品質も異なります。西川産業のウール毛布は、世界有数の羊の産地であるオーストラリア、ニュージーランド、イギリスから優れた品質の羊毛を調達して製品化。
確かな品質であるしるしは、それぞれにつけられたラベルが証明しています。
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▽品質を保障するウールマーク
バージンウールだけを使って、国際羊毛事務局(IWS)の品質基準に合格したものだけに与えられるマークです。
▼ザ・ウールマークカンパニー
/ゴールドラベル
ウールマークの基準に加え、さらに厳しい基準に合格したウールにつけられるものです。
サクソンウールのような22μ(ミクロン)より細かく柔らかなウールを使い、経糸にもウールを使用した、世界で最もしなやかで最高級の品質となります。 |
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ミクロン
(μ) |
ウール繊維の太さの単位はμ(ミクロン)で表され、数字が小さい方がより細くやわらかで上質なものとなります。
※22μでだいたい中くらいのクラスです。
⇒ミクロン表記のある毛布 |
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天然素材 [純毛毛布2] |
カシミヤ
CASHMERE
|
中央アジア・カシミール地方の高原に棲息するカシミヤ山羊のことで、純毛毛布の最高級と言われている。
毛色は白、灰、茶褐色があり、カシミヤ特有の肌触りはなめらかで柔らかく、軽快さとソフトな光沢から世界中に広く愛好されています。
▽カシミヤ毛布の選び方
カシミヤ毛布1枚の重さは約2kg。カシミヤは軽いといっても、それは身に付けたときの印象であって、選ぶ際には重量感のあるものを選びましょう。輝くような光沢があるか、毛並みが揃い肌触りがよいか、いずれにしても手にとって寝て試してみましょう。
▽貴重な繊維
カシミヤ山羊の寿命は7〜8年で、子山羊は年に1頭産まれるだけ。しかも出生率が低く、増産は非常に困難な動物です。長い刺毛に覆われていますが、その下にある柔らかな「綿毛」がカシミヤの原毛です。綿毛が採れるのは3〜5歳の間と短いためにとても貴重な繊維なのです。
1頭から採れる量はわずか100g。カシミヤ100%の毛布を作るには、約20頭の山羊の綿毛が必要なのです。しかも、採毛する時期は年1回、綿毛が脱毛する直前の5月ごろに採毛しないと、品質も量も低下してしまいます。
カシミヤ原毛は「綿毛の含有率」と「毛色」によって、1等級から10等級までの品質が分かれます。これに整毛工程技術を加えて、原毛の品質が決まります。
綿毛に混じった刺毛を取り除く作業を何回も繰り返します。この「綿毛の含有率」が高いほど高品質です。
また、「毛色」もホワイト・ライトグレー・ブラウンなどがあり、白いものほど上等。純白のものは全体の10%ほどで、最高級とされています。
カシミヤ100%の毛布は高額なので、羊毛と混合した「カシミヤ混布」が主流です。混合率の高いものが高価格とは限らず、カシミヤの等級により、混合率が低くても等級が高ければ、高品質なのです。 |
天然素材 [純毛毛布3] |
キャメル
CAMEL
|
キャメルというのはラクダのことで、中央アジアの寒冷地帯に飼育されるコブのあるラクダ。
基本的に羊毛をワンランク上質にしたような特性と上品な光沢を持つ独特のキャメル色が特徴です。
その毛は、粗い刺毛と柔らかい肌毛からなっています。
肌毛は保温性に富み、軽くしかも強靭で、寝汗を吸い込んでくれる吸湿性、陰干しした時に水分を空気中へと放出する放湿性は、羊毛の約2倍、いつでもお布団の中がじめじめしせず、吸湿発散性は特殊な加工をしていない天然繊維ではキャメルがNo.1です。
キャメル毛布は、羊毛と比べても、より上質な保温力、吸湿性、放湿性を持っており、まさに高級素材の1つです。 |
アルパカ
ALPACA
|
アルパカは南米アンデス山脈の高原地帯に生息。
そこは一日の温度差が非常に激しい苛酷な環境で、その過酷な環境から自らの身を守るため、 アルパカは非常に細いあたたかな繊維でからだ全体を覆っています。
その毛は細くて長い羊毛状で非常に保温性に優れており、耐久性にも優れ、アルパカの毛色の多彩さ(黒、白、灰、褐色など)と特有のなめらかでしっとりとした肌触りと美しい光沢が感じられます。 |
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合成繊維 |
アクリル
毛布 |
ウールやポリエステルよりも軽く、あたたか。ふっくらと柔らかで、ウールのようなソフトな感触が気持ち良いです。
アクリルは繊維の中で最も耐光性に優れているため、日光に長くさらしてもほとんど変化し、虫やカビにも侵されませんので保存も簡単で安心。
アクリルマイヤーは生産段階で何度も熱を加え、収縮させているため、耐久性が強く、縮んだりシワになったりしにくい。
抗菌防臭・消臭などの様々な効果のある毛布が多くつくられています。
ですが、吸湿性に劣っているため、お布団に入ったときはあたたかくても、寝汗をかいたあとや、朝方に「なんだか寒い」と感じることがあります。
▽マイヤー毛布
カールマイヤー編機で編み上げた、ニット生地の片側を捌き(さばき)加工し、2枚の生地を張り合わせた毛布です。
張り合わせのため約2.4〜3.0kgと重量感がありますが、ミンクを思わせるようなソフトタッチで、暖かな風合いが魅力です。
⇒アクリルマイヤー毛布商品一覧
▽ニューマイヤー/総詰めニューマイヤー毛布
編み上げた生地の両面に仕上げを施した 1 枚の毛布です。
軽く、毛抜けや毛玉になりにくく、ホコリも少ないという特徴があります。
極細繊維を高密度で織り上げた総詰めニューマイヤー毛布は、家庭の洗濯機で丸洗いできるため、人気があります。
⇒アクリルニューマイヤー毛布商品一覧 |
ポリエステル
毛布 |
軽くて柔らかい肌触りでシワになりにくく、縮みにくい。
耐久性が強く、耐熱性にも優れています。
ですが、吸湿性に劣っているため、布団に入った直後はあたたかいのですが、寝ている間に、汗で蒸れるので冷えます。「なんだか寒い」と感じることがあります。 |
【毛布の選び方】
Q2.毛布を選ぶとき、どんなことに
気を付ければ良いのでしょうか?
A. 冬季に、絶対毛布は欠かせないという方も多くいらっしゃるのでは?
夏場でも軽く掛けて使える毛布など、毛布と言われる種類はたくさんあります。
毛布は素材によっても重さ、肌触り等全く違います。
合成繊維のアクリル毛布、綿毛布やシルク毛布などの天然素材を使用した毛布、
ウールやカシミヤなどの純毛毛布など、それぞれの素材に特長があり、
また同素材でもその質により使い心地が全く違います。
通常アクリル毛布でも、十分の保温性がありますが、
吸湿・放湿性、重量面等も含めると、天然素材毛布や純毛毛布がおすすめです。
また、毛布は贈答用としても喜ばれる商品で、特にカシミヤ毛布、
キャメル毛布などは贈答品としても間違いなくおすすめできる寝具と言えます。
毛布の性能等も合せて、あなたに合う毛布をお探し下さい。
毛布の性能比較/素材の一般的な特徴 |
素材 |
特徴 |
肌触り |
保温性 |
透湿
発散性 |
軽さ |
クッション性 |
防ダニ
機能 |
防ホコリ
機能 |
手入れ 容易さ |
ウール |
○ |
◎ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
綿毛布 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
シルク |
◎ |
○ |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
○ |
アクリル |
◎ |
○ |
▲ |
○ |
○ |
◎ |
▲ |
◎ |
ポリエステル |
◎ |
○ |
▲ |
○ |
○ |
◎ |
▲ |
◎ |
カシミヤ |
◎ |
◎ |
○ |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
▲ |
キャメル |
◎ |
◎ |
◎◎ |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
▲ |
アルパカ |
◎ |
◎ |
○ |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
▲ |
◎◎最も良い ◎とても良い ○良い ▲やや欠ける
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【毛布のサイズ】
Q3.毛布にはどんなサイズがありますか?
A......................................................................................................................................................................
毛布のサイズ |
サイズ |
よこ×たて |
使い方など |
シングル |
140×200cm
(S) |
1人用 |
セミダブル |
160×200cm
(SD) |
1人でゆったり用
2人でお使いの場合はダブル、クイーンがおすすめ |
ダブル |
180×210cm
(D) |
2人用、1人でゆったり用
2人でお使いの場合はクイーンがおすすめ |
クイーン |
210×230cm
(Q) |
2人用 |
※あくまでも目安です。詳しいサイズは各商品ページでご確認下さい。 |
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【毛布のお手入れ】
Q4.毛布は、どのように手入れしたら良いのでしょうか?
A......................................................................................................................................................................
素材別お手入れ方法 |
純毛毛布 |
よく晴れた日には干して、湿気を逃がしてあげることが大切。
ただし、直射日光は厳禁。陰干し、またはカバーやシーツを覆って干してください。取り込んだら、毛並みに沿って一定方向にブラッシングすると、光沢がよみがえります。
洗濯する場合は、ウォッシャブルタイプは家庭で洗濯できますが、それ以外は品質、取扱い表示にしたがってドライクリーニングへ。
※ウォッシャブル表示がないものは、風合いを損なうおそれがありますので、ご家庭での水洗いは避けた方がよいでしょう。
風通しのよい日陰でよく乾かし、軽くブラッシングをして、布製の袋または古くなったシーツなどに包んで、なるべく湿気の少ない場所に収納してください。 保管の際には、虫食い対策の防虫剤などの使用を忘れずに。
※クリーニング店のビニール袋は業務用に使用するもので、家庭の長期保存には適しません。 |
綿毛布 |
織り方や素材によって洗濯の方法が違いますので、取扱い表示に従ってください。
ご家庭で丸洗いでき、1年を通して使えます。
仕上げに柔軟剤を使用すれば、乾き上がりが柔らかです。
変色を防ぐために陰干しをし、乾いたら丁寧にブラッシングをすると良いでしょう。毛並みが揃いツヤもでます。
長期間保管する場合は、ドライクリーニングや家庭洗濯を行い、湿気のこらない風通しの良い場所で保管してください。
保管の際には、虫食い対策の防虫剤などの使用を忘れずに。
※クリーニングした綿毛布はビニール袋から出して保管してください。風通しの悪いビニール袋はムレの原因となります。 |
シルク毛布 |
朝起きたら椅子の背もたれなどを利用して、日光に当たらないよう、窓側は避け、しばらく広げて湿気を逃がすようにします。
日頃の収納は、押し入れの一番上に乗せましょう。乾燥剤を入れ、湿気がこもらないように注意しましょう。
洗濯する場合は、品質、取り扱い表示にしたがい、クリーニング店へ。
長期間保管する場合は、防虫剤を絶やさないこと。
時々出して、風通しの良い日陰に干すと、いっそう長持ちします。 |
合成毛布 |
※アクリル毛布やポリエステル毛布
普段は時々風にあてるだけで十分。
洗濯する場合は、ウォッシャブルタイプは家庭で洗濯できますが、それ以外は取扱い表示にしたがってドライクリーニングへ。
長期間保管する場合は、風通しの良い日陰でよく乾かし、軽くブラッシング。使い古しのシーツなどに包み、防虫剤を入れて湿気の少ない場所に保管します。 |
【毛布を掛ける順番】
Q2.毛布にも掛ける順番があるんですか?
A. 毛布は、ただ掛ければいいというものではなく、
あわせて使う布団などによって使い方を変えることで、
より一層快適に使うことができます。
使用別毛布の掛ける順番 |
1枚で使う |
そのまま掛け、素材の良さを感じましょう。 |
羽毛布団と
あわせて |
毛布は羽毛布団の上に掛けましょう。
ふわっと軽くあたたかい空気層をつくる羽毛布団を毛布で覆うことにより、お布団中であなたの体温であたたまった空気を逃がさず閉じ込めます。保温性アップ!
シルク毛布に関しては羽毛布団の下で使いましょう。
身体に近い部分で使うとシルク本来の効果が発揮されます。
⇒ポカポカあったか〜い羽毛布団商品一覧 |
羽毛布団
以外の布団と
あわせて |
毛布は布団の中に掛けましょう。
布団の中に掛けることで、毛布が身体にフィットし、隙間から入る寒〜い空気をシャットダウン! |
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