防犯カメラレンズ選定方法・レンズ選定フラッシュアプリ

C/CSマウント監視カメラは、レンズは付属していません。監視距離、設置場所により組み合わせが変わります。レンズの画角は下のレンズ選定フラッシュアプリケーションで確認することができます。

レンズ選定アプリケーション[CCDサイズを選択して、スライダーバーを動かしてください]

レンズを選定するためのフラッシュアプリケーションです。

まずは、「カメラのCCDサイズ」を1/3、1/4から選びます。
次に、「自由調整」項目内の「被写体までの距離」「焦点距離」「明るさ」バーをマウスのポインターで左右に動かしてそれぞれの数値を設定してください。
「結果表示」欄に、画面縦/画面横/水平画角/垂直画角の4項目が表示されます。
同時に右側の「画面の見え方」も変化します。
(注:「画面の見え方」はモニターを通して見た映像とお考えください)
「画面縦」と「画面横」は実際の距離をあらわしています。 (注:実際の見え方とは多少異なる場合があります)
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防犯カメラ用CCTVレンズについて

CCTVレンズの焦点距離について

■広い範囲を1台のカメラで見渡したい場合
→広角レンズ(下表でfの数字の小さい物)を選んでください。
■エントランス、門、エレベーターの出入り等の狭い範囲をはっきり撮りたい場合
→カメラの位置と撮りたい範囲によりレンズの選択が変わります。 下記の表を目安にして下さい。
→バリフォーカル(ズーム)レンズは設置時に最適な画角(映る範囲)に調整出来ますので、希望どうりの画角が得られお薦めです。

CCTVレンズのアイリス(絞り)について

■監視時間中の明るさの変化が少ない場合 (店舗等の営業中時のみの監視など)
→IRIS(絞り)はマニュアルのもので十分です。価格も安く抑えられます。
■監視時間中に明るさが大きく変化する場合 (24時間監視、屋外監視など)
→オートアイリスのものを選んでください。明るい時から夜間までの対応範囲が広くなります。
 DC駆動とビデオ駆動が有りますが、主流は調整精度の良いDCタイプです。
 オートアイリスレンズを使うにはカメラ本体も対応している必要があります。

CCTVレンズの種類について

■単焦点レンズ:焦点距離が固定されているレンズです。
■工業用レンズ:歪をなくし、対象物に対して忠実な映像を映し出すことができます。
■簡易型レンズ:アイリス調整を省いた単焦点レンズです。
■バリフォーカルレンズ:簡易型ズームレンズです。1本で幅広い範囲に対応。

オートアイリスのDC駆動とビデオ駆動

■DC駆動:カメラ回路で感知した明るさにより、レンズの絞りをモーターで駆動します。
明るさ感度はカメラ回路に委ねられます。
■ビデオ駆動:レンズに組み込まれた回路で感知した明るさにより、レンズの絞りモーターを駆動します。
カメラの感度の差はなく、一定した明るさが得られます。


下記図は人物から10m離れた場所にカメラを設置している設定です。

防犯カメラ用CCTV・Cマウントレンズの焦点距離イメージ
防犯カメラ用CCTV・Cマウントレンズの焦点距離イメージ
防犯カメラ用CCTV・Cマウントレンズの焦点距離イメージ
防犯カメラ用CCTV・Cマウントレンズの焦点距離イメージ