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グリーンインフラについて

雨庭とは?

雨庭とはアスファルトや屋根に降ってきた雨を一時的に貯めて、ゆっくり雨水を浸透させるための都市空間における庭の事です。

住宅の庭でも公共的な空間でもどんどん雨庭を広げていこうという動きが高まっています。

グリーンインフラについて

雨庭は1990年代のアメリカのメリーランド州で始まり今ではイギリス、ドイツ、ニュージーランドでも雨庭が設置されています。
日本でも京都市内の道路に設置されています。

京都市内の大学のキャンパスでは一時間あたり100mmの豪雨でも1~2時間かけてゆっくり排水できる仕組みになっています。

この雨庭は一般家庭の庭でも簡単に取り入れることが出来ます。雨庭は大きな造園工事が必要ありません♪

雨庭の効果

①降ってきた雨を集めて一時的に貯めることが出来るのでゆっくりと地面に返すことが出来、洪水を抑制します。
また貯めた雨水があふれ出さないように一定量以上になると排水施設に流れます。

②想像以上の雨が降り下水に流れ込んで下水があふれ出し、汚れた水が下水で処理しきれなくなり川に流れだします。

雨水が大量に下水に流れ込むのを防ぐことが出来れば水質汚染は防ぐことが出来ます。また雨水が土の中を通過することで分解され水質もきれいになります。

③水辺の生き物の生息地となり生態系が生まれます。

④雨庭から蒸発する水によってヒートアイランド現象を緩和できます。

⑤緑があることによって自然と人々が集まり経済効果が生まれます。

※シンガポールでは7000㎞にもおよぶグリーンインフラ整備をしたことで周辺住宅の資産価値が2倍になりました。

※ニューヨークでは2.3㎞の廃線を緑いっぱいの空中公園に生まれ変わったことで周辺の経済効果が3.000億円にものぼります。

⑥子どもたちが自然に触れあえることで環境教育が盛んになります。

⑦近所の人たちと雨庭づくりをすることでコミュニティ交流が増えます。

雨庭はグリーンインフラのひとつの方法ですがご家庭で雨水タンクを設置するように ガーデニングの一部として気軽に雨庭づくりをし、グリーンインフラに取り組む人がどんどん増えることを期待しています♪