Rucca di Luce(ルッカ ディ ルーチェ)
Rucca di Luce
(ルッカ ディ ルーチェ)
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Rucca di Luce デザイナー
中田美子さんからのメッセージ



イタリア・トスカーナ州の中世の都市・Lucca。

職人の街であり、今でも城壁の残るこの美しい古都が、私の想像力をかき立てました。
なぜなら私も、私のバッグを創ってくれる職人さん達も、イイ意味でとても頑固。
私の周りにはいつも、こだわりを追求する人々が集まり、
その環境がLuccaの街と、どこかシンクロしたから。

ルッカディルーチェは、
私たちだけの創造の街・Ruccaに降り注ぐ太陽でありたい…
そんな意味を込めて、誕生したのです。


ルッカの持ち味は、第一に素材。それは何十年と時を経ても、
ツヤと魅力を増していく、貴重な国産のヌメ革だったり、
「オレが世界中の革屋で一番!」と豪語する、
革屋さんご自慢の本格派イタリアレザーだったり。

日本の湿気にもサラリと耐えうる国産のヌメ革は、
使う人のクセや個性まで映し出し、その人ならではの魅力に染まっていく正直者。

陽気な革屋さんが愛するイタリアレザーは、革マニアの私も惚れ込むクラシックなムード。

その魅力ゆえ創造欲が自ずとかき立てられるのか、
ちょっぴり冒険したくなるような、ワクワク感のあるバッグへと姿を変えていきます。

そんな私の頑固な素材へのこだわりを、理解して形にしてくれるのが、
この道何十年というベテランの職人さんたち。
ベルトやハンドルなどのパーツまで一つ一つ、カンナで角を取ったり、
削って磨いてツヤを出したり。二人がかりでミシンをかけてステッチを仕上げることもあります。

このように、今は少し忘れられつつある日本の伝統的な手仕事が、
ルッカには息づいています。手間と時間を惜しむことなく、
ただひたすら、使う人の心地よさと個性を創造するバッグを届けるために…。

手仕事だからこその迫力と魅力と、そして想いのこもったバッグを、
どうぞ大切にお使いください。