はじめてカラコンを使う人へ

まずは眼科で検査を受けよう!

診断表サンプル

最寄りの眼科さんでカラコンをつけるための目の検査をしよう。
眼科さんによってはコンタクトレンズを購入することが前提のところもあるので、事前に「コンタクトレンズの検査ってできますか?」と問い合わせをしておくことがオススメ。

コンタクトレンズにはアイテムによっては合う合わないがあるため検査を受けて自分がつけられるコンタクトレンズの情報をしっかり把握しておきましょう。(涙の不足などで、カラコンが合わない人もおられます。)

検査後には、処方箋(検査結果)の用紙をもらっておくと、自分の目の状態を常に把握しておけるので便利です。
処方箋には、度数や乱視度数、DIA(レンズ直径)、BC(ベースカーブ)などの情報が載っています。

※当店含め、ほとんどのお店では処方箋不要でカラコンを購入できますが、自分の目の状態を常に把握しておくことは、カラコンを使う続けるうえでとても大切です。

定期検査を受けよう!

自分では「なんともない」「私なら大丈夫」と思っていても、実は目に異常が・・・!なんてことがあるかも・・・。絶対にそうならないように、定期的に眼科さんで検査を受けましょう。

継続してカラコンを使う方は3ヶ月に1度程度は眼科さんで検査を受けることがオススメです。

また、現在当店では販売しておりませんが度付きのカラコンを使用される場合、時間が経つにつれて合う度数が変わっている可能性もありますので「見えづらいな」と思ったら、眼科さんで再検査してみましょう。

使用時間・使用期間に気をつけて!

カラコンを使い始めのうちは、目に違和感や異物感を感じたりすることがあります。
カラコン初心者の人は、イキナリ長時間つけずに短い時間から徐々に目をレンズに慣らしていってください。

また、カラコンに書いてある装用期限(1日/1週間/1ヵ月/1年など)は必ず守って使用してください。
ただし、1ヵ月カラコンや1年カラコンは、レンズが洗浄してもうっすらと汚れがつくようになったら使用をやめて、新しいカラコンレンズへ交換してください。

眼に異常を感じたらすぐにレンズを外そう!

目の痛みや、充血などの異常を感じたら絶対に我慢したり放置したりしてはダメです。
まずはレンズを外して、必ず眼科の検査を受けてください。

「ちょっとくらいの痛み何て平気!」と無理して使うことは止めてくださいね。

カラコン装用時、ずっと目がゴロゴロした感じがしたら?

カラコン装用時、ず~っと目がごろごろするようなことがあります。
これは正しく装用できていない場合が考えられるので、一度レンズを外して洗浄し、装用しなおしてみましょう。 これで違和感が消えることがあります。

カラコンを使う時の注意点

付けっぱなしはダメ!寝るときは必ず外してください。

めんどくさいなと思っても、寝る間には必ずカラコンを外してください!
長時間つけっぱなしにしておくと、目にレンズがくっついて外れにくくなったり、目の病気の原因になってしまいますよ。

カラコンを外した後は、きちんとレンズをケアしましょう。

カラコンを外した後は必ずレンズのケアをしましょう。カラコンのケアは「洗浄」と「消毒」の2つです。
「洗浄液につけておけば大丈夫~」と思っておられる人は要注意!
きちんと「こすり洗い」をしないと、レンズについたタンパク質汚れや細菌がとれないんです。

もしも洗わずにそのまま使ってしまうと、目の病気になってしまうことも・・・。
レンズケースもきちんと洗って、定期的に交換しましょう。

カラコンの保存液は、きちんと交換してますか?

しばらくカラコンを使わないとき、どのように保存していますか?
保存液は3~4日で交換しないと殺菌能力が低下してしまい、雑菌が繁殖してしまいます。

交換時期をきちんと守って使ってください。

レンズを交換する時期は、きちんと守りましょう。 ただし、1ヵ月カラコンや1年カラコンは、レンズが洗浄してもうっすらと汚れがつくようになったら使用をやめて、新しいカラコンレンズへ交換してください。

レンズに触る前に、手洗いをしましょう!

レンズをつける時や外すときは、必ず石鹸で手をよく洗ってからにしましょう。
手が汚れていると、目のトラブルを起こす原因になってしまいます。

友達のレンズを借りる・・・なんてことしていませんか?

絶対にしないで! 他の人のレンズを使うと、そのレンズを介して細菌が感染したり、合わないレンズで目に障害を起こすことがあります。カラコンの貸し借りは絶対厳禁です!

レンズをなめたり、口にいれたりしないでください。

絶対にしないで! 他の人のレンズを使うと、そのレンズを介して細菌が感染したり、合わないレンズで目に障害を起こすことがあります。カラコンの貸し借りは絶対厳禁です!

夜間、車や自転車の運転をする時は気をつけて!

レンズの周辺に色がついているから、暗くなると周りが見えにくくなる場合があります。
夜間の車・自転車の運転や機械の操作などは、充分気を付けてくださいね!

水道の水は絶対に使わないでください!

レンズの保存液に水道水は絶対に使わないでください。
レンズと水道水の浸透圧の違いで、レンズが変形したり、アカントアメーバの感染の危険があります!

アカントアメーバって何?

アカントアメーバ

アカントアメーバ角膜炎になると、はじめは目やにが出るようになり、続いて涙が出るようになります。
さらに症状が進むと、だんだんと目が痛くなり、充血が強くなっていきます。そして、ゆっくりと視力が低下していき、最悪の場合は角膜が溶けて失明する場合もあります!
症状は気づかないうちにどんどん進行していきます。カラコンのお手入れ、眼科の定期検査はしっかり受けるようにしてくださいね!