SAYOのオリジナルのペットグッズは、
一つ一つが全て手作業で作ったこだわりの商品

他ではお目にかかれないオリジナル商品を展開。

SAYOのこだわりが詰まっているペット用品の「オリジナルブランド」です。

商品というよりも一つ一つが作品です。

もっと大量生産で簡易的に作る事も出来ますが、愛犬とのひと時の思い出をよりよくするため、クチュリエールサヨは、手間と時間をかけ、お仕立致しております。

なぜならば、愛犬の一生は人とは違い、悲しいくらい短いのだから。少しでも良い思い出を作ってあげたい。

弊店のサービスでは、愛犬・愛猫にどのサイズが合うか質問にも丁寧にお答えできる様に心がけております。

少人数で一つ一つ真剣に取り組んで対応をさせて頂くため、お時間がかかってしまう事もあるかと思いますがご理解下さい。

「愛する家族・大切な友人・大切な愛犬愛猫との関係を応援出来るようこだわりのペット用品をお届けしたい」

そう思っております。

クチュリエールサヨのコンセプトとは?

愛犬、愛猫家の皆さんにとってワンちゃんネコちゃんはそれぞれ愛情をたっぷり注いでも注ぎきれないかけがえのないオンリーワンの存在だと思います。 皆さんにとってのオンリーワンのための「デニム素材で作った世界で一つだけのグッズ(キャリーバック、おもちゃ等)のご提供」がクチュリエールサヨのコンセプトです。

何故、デニムを使った愛犬愛猫グッズなのかというと・・・私自身、元々犬・動物全般が大好きで、小さいころから柴犬「太郎」を実家でも飼っておりました。その後、独り立ちをして初めての自分で飼う犬が弊社の看板兼モデルを務めてくれたのダックスフンド「ラム」を飼う様になりました。しかし、数カ月後、「ラム」がパルボウィルスに感染していることがわかりました。ご存じかも知れませんが大変に致死率の高い病気の一つで、もう命が長くない事を獣医さんから伝えられました。何とかインターフェロンを投与するなどの延命治療はしておりましたが、他のダックスフンドと比較しても足はやせ細り、体格も悪く、胃も弱かったために通常の餌も受け付けてくれず、全てにおいて決して通常のダックスよりも良い状態とはいえませんでした。

それに、自分の愛犬にとって少しでも良いものはないだろうかと探しも、着せてあげたい服すらピッタリのものが見つからないのです。ちょうどその当時、私は大学生で洋服の縫製やデザインを学んでおりましたので、見つからないのであれば、自分が学んでいる被服の知識を、自分の愛犬にあてがうことができるはずだと、自分でその愛犬様に服を作り始めたのです。

いかに延命治療をしているとは言え、いつ亡くなるかわからない状態なので、作った服を着せてあげては、愛犬「ラム」との思い出を残すべく写真を撮影し続けておりました。そんな事をしているうちに、散歩の途中に良くお会いする他の愛犬家の方から「その服はどこで売っているの?」と声をかけられ、その方の愛犬のために服を作ってあげたのが、クチュリエールサヨ誕生のきっかけです。

その時から、自分のアパレルの技術とペット用のグッズの制作をミックスさせていきたいという気持ちを抱くようになり、最初は、自分一人で、お問い合わせ頂く方の愛犬のフルオーダーメイドのオートクチュールから始めました。

実際、開始当初はそうした犬のグッズのブームが到来をし始めていた頃ではありましたが、なかなか上手く軌道にのせることが出来ず思考錯誤しておりました。しかし、自分がデニムが大好きで、大学の卒業論文や卒業制作の作品もデニムにこだわった事をしていたために、デニムを使った愛犬用のグッズに挑戦しようと思ったのです。デニムは非常に丈夫な素材ですし、他の素材ですと使えば使う程、汚れて新鮮さがなくなりますが、デニムは違います。ジーパンもそうですが、新品のものより、使い込んでダメージが生まれることで、それが味に変わっていきます。使い続けることでジーパンが使う人の個性を学習していくとも言えると思いますがしていただく方にデニムの良さがフィットできればより一層のオンリーワンの思い出を残せると思ったのです。

実際、私の愛犬「ラム」は病気を抱えていましたのでいつ亡くなるかわかりませんでしたので、愛犬に対しての愛情を与えたいという思いを強く持っていましたし、愛犬家の皆さんにもご自身の愛犬とのオンリーワンを思い出を提供したいと思い、オーナーさんに相談したところ、キャリーバッグを作ろうという話になりました。

しかし、いざ作って見ると、とにかく大変で、普通のミシンでは、生地に針が通らないどころかいとも簡単に折れてしまう始末。皮革加工用の専門のミシンでなくては対応ができません。

それでも、世界中のよほど特殊な地域でない限り、デニムは世界共通で、ジーパンに代表されるように誰でもが愛用しているし、知らない人はいません。

しかも、使えば使うほど使用する人に合わせて馴染んでくるものですからオンリーワンのものになっていくわけです。とは言えオーダーメイドでは上手く行かなかったので、同じ形であっても商品ひとつひとつが全く異なった商品が出来ないものかと世界中を探し回りました。

そして、ようやくデニムを縫える職人さんを何百人もあたり、ようやく一人だけ私の夢を叶えてくれる人を見つけ、その方には今の工場の主任として働いて頂いています。

実は、同じ形であっても一つ一つ異なった色合いのオンリーワンを出すために私達が工夫している事は、元の原料となるジーパンは、全てユーズド(中古)のもので、古着屋さんから買い取りをしているのですが、その数は何と一ヶ月に1000本以上に上ります。

元々の持ち主に馴染んだものですから、同じメーカーの同じ型番の同じ色のものでも、すでに一本一本が異なるものになってしまっています。愛犬愛猫用のキャリーバックであれば、多くの機能性を持たせなければなりませんし、一つのキャリーバックに3本のデニムを使うのですが、デニム一つ一つの色が異なりますので、バックの一つのパーツを作るために1000本のデニムから色を合わせていかねばなりません。また、加工の最中で商品一点一点、デニムの異なる部分を使うことも頻繁ですので、作る私も二度と同じ商品を作ることは出来ませんし、折角デザインをしてもその通りになることは全く無いと言っても過言ではありません。そういう商品を作りたかったのです。

私にとって犬との出会いがあり、デニムとの出会いがあり、そして、このブランドとも出会いだと思っています。

ですから、お客様と私達の一つ一つの商品との「出会い」を大切にしたいと思っています。

今では、キャリーバッグをご愛用の愛犬家の方から「このバッグ10年前から愛用してるんです。」とお声がけを頂いたりすることもあります。クチュリエールサヨのキャリーバックは使用頻度によって異なりますが、約10年実用に耐える耐久性を持っている商品も中にはあります。つまり、愛犬がその一生をそのバックとお付き合いすることができますので、オーナーさんが愛犬愛猫との思い出をより強く持ち続けていく事ができるよう、そういう想いをこれからも私たちのブランドで配信をしていきたいと思っています。

そう思っております。

愛犬が教えてくれた!ブランド立ち上げのストーリー 愛犬への思いとは?

犬の寿命は十数年! 実際、クチュリエールサヨを立ち上げる事になったきっかけを作ってくれた1代目の愛犬「ラム」も15年の命でした。

そんな愛犬ともクチュリエールサヨを売り込むために毎日のように雑誌社に一緒に出向いて作品を宣伝して歩き、自分の作品についての想いをプレゼンしておりました。そんな中で興味を持って下さったある雑誌社が、私を取り込んで色々な企画を実現してくれたのです。例えば、私が愛犬ライターとして1年間色々なペットショップをめぐってインタビューするレギュラー企画として採用をしてくれたり、愛犬の誕生日にドレスアップ体験として、抽選で私のサロンでドレスを着せて、それを雑誌社が写真入りで紹介したりというタイアップをしました。

愛犬用のグッズですから、ペットショップに売り込みと思うでしょうけど、ペットショップでは同じ用途のものでも、既成の大量生産品がたくさん出回っていますので、弊社のブランドを持って行っても断られるばかりです。大手百貨店でも同じでした。ただ、たまたま目に停めていただいたある百貨店のスタッフの方の経由で、テレビでの取材の機会を頂き、その放送の後に、その話を持って雑誌社めぐりをしたりといったところから、問い合わせが増え、また取り扱いたいというお店も増えていき、ついに百貨店でも取引を頂く事になりました。

かなり大変な想いもしましたが、私が悩んでいる姿をじっと私の愛犬「ラム」は見つめてくれていました。そういう愛犬の寄り添いが、また自分のブランドの立ち上げへのがんばりを後押ししてくれたのかも知れません。ラムが7歳の時にチワワの「ロゼ」も一緒に家族として迎えにぎやかだった2年。2匹で仕事も沢山活躍しておりました。

「ロゼ」は2歳という若さでラムよりも先に旅立ってしまいました。その後、「ラム」は2015年に15歳と1ヵ月で虹の橋へ旅立ってしまいました。現在3代目ルビーが私のみならず、クチュリエールサヨのスタッフ、そして愛娘にも常に寄り添ってくれています。そんなルビーからも仕事上様々なアイデアを頂いています

デザインをしていく上での心がけとは

ユーズドのデニムを使用するのでデザインをしても、必ずその通りに出来上がる事はありません。また、一つの形を作るためにはこだわりぬいて時には2,3年かけ、また試作品も30個くらい作るものも中にはあります。愛犬にとってベストなものを作るようにしています。

なぜなら、オーダーメイドではありませんので、犬の個体差によっても使い心地は変わってきます。私は最初、ダックス用にと開発をしてまいりましたが、現在の人気の犬種はダックス、チワワ、プードルですが、その他の犬種も入れる様なものも作っていかねばならないので、どの犬種でも使えるようにする必要があります。そのためにはアパレルの知識だけでは足りませんし、犬のことを理解していなければなりませんので動物取扱主任や愛玩動物使用管理士の資格を取得してみたり、また犬の講習会に出向き、愛犬家や買ってくれたオーナーさんから使用感を聞いたりして日々の開発の参考にしております。

ペットが与えてくれるもの?

ペットは人間の言葉を話すことは出来ません。

ですから、私達が愛犬愛猫が何を訴えているのかを気付いてあげる事・良いコミュニケーションを取る事が、互いの関係を良くするものだと思います。人より一層短い寿命の中で、人間と一緒に過ごしている犬を助けて上げることができるのは私達人間をおいて他にはいません。

その中で愛犬愛猫は自分のオーナーのことだけを考えて生きているのです。その切ない思いを私は、その家族への愛犬愛猫の愛情だと思っていますし、それを受け止めてあげる事が一番重要なことだと思っています。これは人間同士のコミュニケーションでは取れないものです。

愛犬愛猫を通し、自分が一人ではないという事・愛犬愛猫によって守られ、癒してもらっているという事をすごく感じています。苦しい時も傍らにいてくれる事は、とても大きな存在です。そういうことからも愛犬愛猫が与えてくれる「絆」を今一度愛犬愛猫の顔をみて再確認してみてください。

弊社ブランドの魅力とは?

素材にデニムを使用していることやバリエーションも様々なので愛犬のオーナー様が男女の別なくご利用頂けることが魅力だと思います。

オンリーワンの商品を取り扱っているところで苦労している点は?

お客様によっては、インターネットに掲載している写真を見て「この写真のこれと全く一緒の色が良い」という注文を頂くことがありますが、ユーズドのジーンズを加工して作っているために、似たような色合いはあっても、全く同一の色のものが存在しないので、それをご理解頂くことがとても苦労をするところです。

お客様はどういったお客様が多いですか?

男女比から言うと、女性のほうが多いです。基本的には20代後半から40代の方がほとんどで、一点ものという性質上、商品の価格帯も高額なものが多いので、本当に商品に対してご納得いただいてお買い求め頂いている方々ばかりです。

これからの商品展開をどのように考えてますか?

ペットとしてオーナー様から大切に育てられていますので、今後、愛犬も高齢化の現象は起きてくるでしょう。そのために、そうした高齢犬が増えてくることで色々な問題が出てくることが予測されますので、今ある商品を高齢犬向けに改良したり、またそうした問題に対応していけるような商品展開を考えております。

これから会社をどのようにしていくことが目標ですか?

現在、ペットショップのお取扱店は首都圏が主なため、地方にもお取扱店を増やしていくことによって、直接お客様に商品に触れていただくことで、その魅力を伝えていきたいのが目標で、今以上に様々な商品展開を代表がしていけるような環境作りや、提案をしていけるようにしたいと考えております。また、商品展開ばかりでなく、現在は、ペットに関する社会問題は多岐にわたっています。自分自身、子どもの頃から生き物が大好きで、犬以外にもヘビなどの爬虫類を飼育していた経験がありますので、動物愛護という観点からも啓蒙活動を続けていけたら良いと思っております。

何故、この業界に入ったのか?

子供の頃から、わんちゃんが身近にいる環境で育ち、「犬が好き」という事が大きな理由でこの業界にいます。実は高校を卒業してから、警察犬の訓練学校に就職していたのですが、体調を崩して退職後、ペットショップで勤務しながらトリマーの資格を取りました。その後、一旦アパレル業界に就職をしたのですが、やはりペット業界での仕事が忘れられずにいたところ、ペットショップ勤務中からお付き合いのあった岡本社長から声を掛けて頂き、クチュリエールサヨで働く事になりました。

勤務していたペットショップでこちらのブランドの商品を取り扱っていた事や私自身も商品を使っていたので、とても愛着がありましたので、ここで働けることになったことをとてもうれしく思っています。

お客様と接しているときに心がけていること

弊社の商品は関東圏では色々なペットショップにおかせていただいているので目にすることが多いと思いますが、地方では、弊社の商品を直接目にすることはほとんどないと思います。しかし、ネットを通じてお問い合わせも多いのですが、あくまでも商品の画像とサイズ等の説明から、実物の商品をイメージして頂くしかありませんので、お客様には非常に不安をお持ちの方が多くいらっしゃいます。特に弊社の商品は一点もののために、ネットに掲載しているサンプルと同じ商品、同じ色でも、若干異なることがあります。そのために、お問い合わせの際は、お客様が手にとって見ることが出来ない分、在庫の写真を撮影してお客様にお送りする事もございます。また、口頭でも限りなく丁寧に商品説明をしてご納得頂いてからお求め頂けるようにすることを心がけております。

仕事へのやりがいや魅力について

ここのスタッフの一員として働いていることに誇りを持って仕事ができています。 大きなペットショップですとなかなか自分の意見が通りにくく、上司や先輩からの指示通りに仕事をするしかありません。例えば、自分が作ってみたいデザインや商品を提案しても聞いてもらえない事はとても多いと思います。しかし、弊社では、逆に社長から意見を求められることが多く、その意見を採用し商品に反映していただけるのはとても嬉しいですし、そうしたところにやりがいを感じています。

クチュリエールサヨに感じている印象とは?

まず、お客様にとても丁寧な会社だと思います。一人のお客様に商品の写真を送ったり、電話で商品説明を事細かにすることは、ネット販売の会社であってもあまりないと思います。例えば、キャリーバック一つにしても、「だいたいその大きさなら入るでしょう」程度の曖昧なやり取りで終わるショップさんも中にはあったりしますが、弊社ではしっかりとお客様の愛犬のサイズをお聞きして大丈夫かどうか、あるいは商品の色味や機能性についてもしっかりとお伝えしているのが弊社の強みであり魅力だと思います。また、商品については一点ものですので、同じ「インディゴブルー」と称した色あいの商品でも、商品によって濃かったり薄かったり、またビンテージ風のものだったりと他の方が同じ商品をお持ちでも絶対にかぶらないのが魅力だと思います。

これからクチュリエールサヨでどんな事をしていきたいですか?

私の愛犬は他社さんのキャリーバッグを初め使用しておりましたが、大きくなってしまいはいらなくなってしまいました。どこの商品も同様、可愛い犬用のキャリーバックは小型犬用のものが殆どで、少しサイズの大きい犬用のものはほとんどありません。しかし、弊社のスリングは私の愛犬でも使えるほど、大きくまた肩への負担が少ないスリングなので重宝しております。また、スリング以外でも可愛らしいデザインの大きなサイズのキャリーを出してみたいと思っています。今後は地方でも弊社商品を取り扱って頂き全国展開をしていくことで、お客様がネットで見て不安をお持ちになってご購入するのではなく、現物を見てその場でご満足頂いてご購入頂けるようにしていきたいと思っています。