おいしさの秘密「SPF地養豚」

岩手県奥州市、広大な緑と広い空が広がる圧巻の景色の中に、高橋さんが営む胆沢養豚があります。
ソーセージの味で最も肝となるのは、もちろん豚肉です。
シンプルな味付けで、その旨みを最大限に生かせる豚肉かどうか。それが、豚肉を選ぶ上での一番のこだわりです。
しっとりツヤのある肉質に、とろけるような脂の軽さ、そしてやわらかい食感。
ソーセージにするのがもったいないほどの美味しさが、上質の証。
私たちが今選んでいるのは、安心・安全の豚肉、「SPF地養豚」。 その美味しさの秘密を、少し解説します。

SPF地養豚とは
SPF地養豚の「SPF」はSpecific Pathogen Freeの略で「特定の病原体をもっていない」という意味の学術用語。
高い衛生レベルの清潔な農場環境で飼育される「健康豚」のことを指します。
SPF地養豚は筋肉のきめが細かく保水性も高いことや、臭みがなくて脂の質がよいことが特徴です。
1環境と飼育方法へのこだわり
「豚にストレスを与えない環境」

豚は、実はストレスにとても敏感な生き物です。
なので、胆沢養豚がある胆沢平野の気候やのびのびとした美しい環境は、暑さに弱く寒さに強い豚にとって、とても大切。子どもが受ける予防接種のように豚にもワクチンを打ちますが、一般の豚は通常5〜6回打つところ、高橋さんのSPF地養豚は3回のみ。
生まれて間もない豚の健康な状態を保つために農場をクリーンにすること、お母さんの最初のおっぱい(初乳)をきちんと与えることなどが、ワクチンの回数を減らすことに繋がっています。
また、分娩舎を一般の3倍の広さにしたり、子豚の豚舎内での移動回数を最小限にすることなど、
ストレスのない豚の環境や生育に心がけており、それが豚の旨みを作り出します。

豚にストレスを与えない環境初めの1週間は母親と一緒に過ごします。
2飼料へのこだわり
「地養素を配合した飼料」

豚の成育状況や大きさなどに合わせた配慮をするため生育時期に合わせて6種類の飼料を与え分けていますが、一番の特徴は、飼料に地養素(木酢混合銘柄飼料)を配合しているところ。
胆沢養豚の地養素は大麦20%、海藻、木酢精製液、ヨモギ、植物発行粉末が配合されていますが、
大麦の割合は、他の地養素の倍近く入っているそうです。
「大麦が多いと、豚の脂がきれいな白になるんだよ。」と高橋さん。
一般の豚に比べドリップを少なく、旨みは残し、豚肉本来の味を変化させにくい飼料で、
一頭一頭の健康を守っています。

岩手県・胆沢養豚場の高橋さん。岩手県・胆沢養豚場の高橋さん。
3認定された指定工場
「健康や状態に配慮した飼育方法」

胆沢養豚は、健康に育てるための施設や環境の整備など、毎年厳しい認定審査をクリアしなければならないSPF認定農場で、その認定は20年近く継続されています。SPF豚を飼育する養豚場は、通常の養豚場よりも衛生管理が厳しいと言われています。
例えば、関係車両以外の立ち入りは制限し、豚舎に入る人は直前にシャワーを浴びなければいけません。
トラックなども十分に消毒をしたりなど、病原体の侵入を阻止するため、衛生的な環境を保つための配慮がなされています。(参照:日本SPF豚協会HP)

冷涼で過ごしやすい、広々とした立地。冷涼で過ごしやすい、広々とした立地。

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