そばの歴史は古く、奈良時代にはすでに食べられていたとされています。手間がいらず短期間で収穫できるため、救荒作物として栽培されてきました。現在のような細長い「そば」は、江戸時代になってから考案されました。幕末のころ、屋台売りをするそば屋が、持ち運びに便利なので出石焼の小皿にそばを盛って出したのが始まりとされています。のちに出石皿そばとして、現在のの様式が確立されました。

そばの三たてとは、「挽きたて」「打ちたて」「茄でたて」の三つのたてからきていて「挽きたて」とはそば粉を製粉したすぐの状態、「打ちたて」とはそばを打ち終わった状態、「茹でたて」とはそばを茹で上げてすばやく水切りした状態のことである。 なぜそれだけ時間にこだわるかというと、そばとは時間経過と共に鮮度の劣化が激しいからである。ただし、「打ちたて」の場合だけ、包丁で切った後すぐに茹でてはいけない。切りたてのそばは、沈まずに浮いてしまうのでうまく茹であがらないからである。

出石では、一般 に箸を立てた高さを
食べると成人男性の一人前と言われ
ています。

また、毎年4月初旬に行われる
「桜祭り」の行事でもある出石名物の
「そば喰い大会」では、最高80枚
以上も食べた方がいます。