北日本の主要なかれいの漁場との立地がよく、
乾いた冷たい風の吹く干物の加工に適した
三陸宮古で頑固にかれい一筋。
早池峰山系の質の良い地下水を活用した製法で
創業からずっと一夜干しかれいをつくり続けています。
山陰の島根県浜田市で学んだ技法と
三陸宮古の技法や文化を組合わせた
独自の製法で塩角がなく中まで均一で
コクがある風味に仕上げています。
世界中で100種類をこえると言われている
『カレイ』の中で干物が美味しい魚種を中心に
国産7種のかれいを取扱っています。
カレイは海底の砂の中に潜んでいることが多いため
粘液が多く、また鱗が小さく細かい傾向にあります。
ヌメリについた汚れや鱗の除去は機械で行うこともできる作業ですが、
当店ではそういった下処理をはじめ製造から包装までの
すべての工程で手作業を大事にしています。
魚の形状や大きさ、原料事の身質の状態など
微妙な違いに合わせた細やかな調整をおこなうのに
手仕事に勝るものはないと感じているからです。
宮古の父ちゃん、母ちゃんたちの
指先から、まごころをお届けします。