金星酒造の「酒」 金星TOPへ

今昔物語

江戸時代初期頃までは、新酒、間酒、寒前酒、寒酒、春酒、と1年間に計5回仕込まれていましたが、中でも冬期における「寒づくり」が最も優れていることが明らかになり、優秀な酒づくりの技術集団の確保がしやすい時期であることと、低温、長期発酵といった醸造条件上からも寒づくりが重要視されるようになりました。

また、保全性を高めるための火入れ法や、歩留りをよくすると同時に香味をととのえ火落ち菌腐敗の危険を低くする柱焼酎の混和法など、当時ヨーロッパに見当たらない画期的な処理技術が続々と開発されました。

天保年間には、酒造用水の水質の重要性が広く知られるようになり、鉄分が少なく、有効ミネラルに富んだ水が酒づくりにいかに重要であるかが実証されることになりました。
また江戸中期には、海運の発達や問屋組織の確立とともに、酒づくりが「地の酒」を超越して巨大な装置産業へと発展していきます。

明治時代後半には、速醸法があみだされ、国立の醸造試験場が開設されました。これにより、化学理論が酒の製造に不可欠の要素として広く認識されました。
  
 お酒の特徴 金星酒造でつくるお酒は4つのカテゴリに分かれます。

伝統清酒

アールヌーボー

アールデコ

その他のお酒
日本古来の伝統的醸造法である「生もと」系の製法を守る辛口の商品。

大正初期の味と意匠を現代の技術にて「再現」した商品

伝統に立脚した「逸脱と回帰」がテーマの個性派商品。

春夏秋冬それぞれに趣きをかえる「季節感」のある商品。

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