コーヒー豆ができるまで

コーヒー豆の種類

コーヒー豆の種類

生産地によって、
コーヒー豆に<個性>が生まれる

アフリカ大陸から広がり、今では世界60数カ国で生産されているコーヒー。ブラジル、コロンビア、エチオピア、ケニア、グアテマラ…有名な生産国はたくさんありますが、その生産国の多くは、北緯25度から赤道をはさんで南緯25度までの、すなわち北回帰線と南回帰線の間の、帯状のエリアに集中しています。そのため、このエリアはコーヒーベルトと呼ばれています。

収穫の項でもご紹介しましたが、コーヒー豆の栽培は、生産地の気候や地形、栽培環境に合わせた方法で行われています。その環境や栽培方法の違いが、コーヒー豆の形や香り、コーヒーにして淹れた時の味わいの違いを生み出し、それが産地ごとのコーヒーの<個性>となります。苦味、酸味、甘み、香り…産地ごとに異なるコーヒーの違いを楽しむ、ということは、このユニークな風味=個性を楽しむことに他なりません。

出典 : AGF® コーヒー大事典