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INDEED製品に用いられている革について

INDEED製品に用いられている革について

INDEED製品は日本のタンナーと共に作るオリジナル革素材や、 イタリアのテンペスティ社より輸入する革など厳選した素材を用いて、ほとんどの鞄は日本で製作しております。

使用している革はタンニン鞣し革が多く、 これは皮もタンニン(渋)も自然界にあるもので人と地球にやさしい素材であるということと、なにより私たちが考える「革らしい革」を作りやすいという理由からです。また、革の染色はよりナチュラル感が表現しやすい染料を用い、仕上げには 極力人工的なコーティングを施さないようにしています。 このようにして出来上がった革はどちらかというとデリケートで、水などによりシミが出来たり傷つきやすいなどといったデメリットはありますが、使用するほどに革らしい風合いを増し、時が経っても 「革」という存在感を感じさせる素材だと考えています。 また、適度なメンテナンスをしていただくことにより長くご使用 いただけます。(>メンテナンスについてはコチラ

革についての基礎知識

原料皮の種類

  • カーフ生後6ヶ月以内の仔牛の革。革面積は小さいものの、キメが細かく、なめらかで傷が少ないうえ、柔軟性に富んでいます。

  • キップ生後6ヶ月〜2年の牛の革。カーフより耐久性に富みますが、キメの細かさでは劣ります。

  • ステア生後2 年以上経った成牛の革のこと。厚口で堅牢です。

  • バッファロー水牛は牛の一種ですが、革面積が少なく、表皮に独特のシボがあり、牛革に比してソフトです。バングラディッシュなどの南アジアが主です。

  • ディア鹿革。非常に柔軟で濡れても硬化せず、通気性に富み、伸びても元に戻ることから手袋などに多用されます。

  • シープ羊革。薄く、キメが細かく手に吸い付くように柔らかいのが特徴です。強度や耐摩耗性で劣ります。

  • ゴートヤギ革。独特のシボが特徴。薄いが繊維が充実して硬く、強度や耐摩耗性、弾力性に富み型くずれしにくいのが特徴です。

  • ホース馬革。繊維の密度で強度は低いが、非常に柔らかい。コードバンと称される尻部の革は別格で強度があり、弾力性豊かです。

  • ピッグ豚革。3穴1郡の毛穴が特徴。硬く、堅牢で通気性に優れ、傷や水気に強いうえ型くずれしにくいのが特徴です。

なめし法

動物から剥いだ表皮の毛を取り除き、腐らないように施す加工のことです。始まりは原始時代にさかのぼり、自然界にふんだんにあるタンニン(渋)の液に剥いだ皮をつけておいたところ腐らなくなったというのがタンニン鞣しの発祥と言われています。身近な植物でいうとお茶や柿、栗などに含まれる苦味成分がタンニン(渋)です。また、「皮」は鞣されることによって「革」となります。その方法はいくつかあって、それぞれに出来上がる革は性質や品質などが違ったものになります。INDEEDではなめし表記を下記のように設定しています。

本ヌメ革

ベジタブルタンニン100%のピット槽でなめしたクロームフリーのもの。

フルタンニンなめし

タンニン100%でなめした革でクロームフリーのもの。

タンニンなめし

クロムなめしを施したのち、そのクロムを抜いて(脱クロ)からタンニンで再度なめし加工を行い ヌメ革の特性を有するもの。

クロムなめし

ほぼクロムのみでなめしたもの。

*「ヌメ革」は、フルタンニンなめしやタンニンなめしの革のように経年変化する革の総称として使用しています。

染色&加工

なめし加工&加脂(油分を加えること)の後、タイコと呼ばれる大きなドラム状のもので回転させながら染色し、仕上げ加工を施し製革となります。その染色と加工方法は多種多様を極め、その組み合わせにより豊富なバリエーションが誕生します。

染 色

染料仕上げ

革本来の風合いを生かす為の染色方法です。自然な透明感があり、色の奥行きが出やすいという特徴がありますが、日差しなどにより退色しやすく、革が持つ傷などもカバーすることも出来ません。その代わり、通気性がよく、色補修などしやすい革となります。

顔料仕上げ

発色性がよく、塗膜を作るので水ジミなども出来にくく、カバー力にも優れています。ただし、一度傷ついてしまうと補修がしにくい仕上げです。

加 工

素仕上げ

フルタンニンでなめされた革(ヌメ革)にまったく染色を施さず、革本来の色と表情を見せる生成り仕上げ。著しくエイジングする特徴があります。

オイルアップ

なめし後、革は加脂されますが、その加脂を数回繰り返すことで多くの脂分を含ませます。

シュリンク

薬品を加え、加熱などして繊維を縮ませ、表皮にはっきりとしたシボやシワを出す加工方法です。

エンボス

革に金型をのせて高圧プレスをかけることで表面に凹凸を出す加工法。型押しなどともいいます。

手揉み

手仕事で革を揉むことでシボやシワを出す方法。水シボ、角シボなどと称されます。

ロウ引き

タンニンレザーの繊維内に獣脂などを塗り込んで革の堅牢性を高める技術。サドルやブライドルレザーがその代表名。

原皮から鞄が一つ出来上がるためには、
たくさんの人の手と工程を経てゆきます。

INDEED商品の多くはフルタンニン鞣しの革を使用しています。その工程 から製品になるまでをご紹介します。 ※革の種類によって出来上がるまでの工程は異なります。

INDEED商品の多くはフルタンニン鞣しの革を使用しています。その工程
から製品になるまでをご紹介します。
※革の種類によって出来上がるまでの工程は異なります。

皮が革になるために

原皮は国内の産地のもの、または輸入されたものを「タンナー」と 呼ばれる皮をなめして革に変える製革会社によって加工されていきます。

原皮は国内の産地のもの、または輸入されたものを「タンナー」と
呼ばれる皮をなめして革に変える製革会社によって加工されていきます。

原皮の洗浄から始まります

塩漬けの原皮をます大きなドラムによって丸一日洗浄し、毛などを溶かす ために石灰乳のプールに10日ほどかけて漬け込みます。さらに洗浄。 いよいよタンニンの『ピット』と呼ばれるプールに漬けていきます。

塩漬けの原皮をます大きなドラムによって丸一日洗浄し、毛などを溶かす
ために石灰乳のプールに10日ほどかけて漬け込みます。さらに洗浄。
いよいよタンニンの『ピット』と呼ばれるプールに漬けていきます。

タンニン槽内で20日以上かけて

濃度の違うタンニン溶液の入ったピットに移動させしながら、20日以上かけて 繊維内にタンニンを浸透させていきます。じっくりじっくり ・・・ ※革の種類によってピット鞣しされないものやピット鞣しの期間は異なります。

濃度の違うタンニン溶液の入ったピットに移動させしながら、20日以上かけて
繊維内にタンニンを浸透させていきます。じっくりじっくり ・・・
※革の種類によってピット鞣しされないものやピット鞣しの期間は異なります。

延ばしてまた乾かす

洗浄後、巨大なドラム内で革にオイルを馴染ませていきます。その後、 吊り下げ自然乾燥。半乾きで革を伸ばし、さらに数日乾燥。 そして下染めを施し、染色作業へと入っていきます。

洗浄後、巨大なドラム内で革にオイルを馴染ませていきます。その後、
吊り下げ自然乾燥。半乾きで革を伸ばし、さらに数日乾燥。
そして下染めを施し、染色作業へと入っていきます。

光沢を出していく

円筒状のガラスが先端についたグレージングマシンという機械によって、銀面 (原皮の表面)を磨いていきます。さぁ、だんだん「革」になってきましたよ!

円筒状のガラスが先端についたグレージングマシンという機械によって、銀面
(原皮の表面)を磨いていきます。さぁ、だんだん「革」になってきましたよ!

インポートの革について

日本のタンナーによって作られた革以外にも海外の革も使用しています。 INDEEDの「ボルサ」シリーズのように、イタリアのタンナー、テンペスティ社に よって作られたオイルレザーは、革本来の美しい風合いに定評があり人気シリーズ となっています。

日本のタンナーによって作られた革以外にも海外の革も使用しています。
INDEEDの「ボルサ」シリーズのように、イタリアのタンナー、テンペスティ社に
よって作られたオイルレザーは、革本来の美しい風合いに定評があり人気シリーズ となっています。