もっと詳しく知りたい方へ!
1.簡単 練り漆喰 施工法・・・4つの下地状態別の施工手順
2.塗り壁に施工するお客様必見! 簡単にできる塗り壁の判定方法
3.アドバイス・・・施工前と下塗り
4.模様の付け方

簡単練り漆喰 施工法
塗り壁編ビニールクロス・紙壁編板貼り・ベニヤ編石膏ボード編

塗り壁 編
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ビニールクロス・紙壁 編
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【店長からのワンポイントアドバイス!】
・壁が汚れたままだと、表面に付着している汚れが混ざって変色する可能性があります!
・必ず目立たないところで、汚れが浮き出ないか確認をすることもコツ!
・しっくいの2度塗りの場合、霧吹きで水を少しかけると塗りやすくなります!
・補修する場合も、霧吹きで水を少しかけると塗りやすくなります。






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施工前のアドバイスと下塗り
〜アドバイス〜
施工前
(1)練り漆喰は、製造工場でよく撹拌(かくはん)しておりますが、水と土が分離したり、石灰が小さい粒で固まっていることがあります。練り漆喰の袋を開封する前に、袋の上から軽くこね、マヨネーズ状になったら開封して下さい。練り漆喰は、練るほどやわらかくなり作業がしやすくなります。

(2)慣れないうちか、塗る面積が小さい場合には、漆喰の袋の切り口を小さくしておくと便利です。切り口2cmくらいがおすすめ。

(3)漆喰の開封口はその都度クリップなどで、止めておきましょう。残った場合には、輪ゴムでしっかり止めておけばいつでも使用できます。

(4)練り漆喰は、乾くのが比較的早く、手に付いた漆喰は、すぐカサカサになりポロポロ落ちてきます。しかしペンキなどとは違うので、手洗いですぐにとれます。

(5)練り漆喰は空気(二酸化炭素)に触れると、固まる性質があります。一度固まったものは、水に溶かしても元のドロドロの状態になる事はありません。

(6)作業を途中で中断する場合には、ねり漆喰が空気に触れないよう、バケツなどに開けた場合には、ラップやビニールをねり漆喰の上に密着させて下さい。この時、空気が入らないようしっかりとかぶせて下さい。密閉されていれば、固まることなくそのままの状態で、また作業が始められます。
下塗り
(1)下塗りの際、ねり漆喰をコテ板にのせ、コテでよく練ってからご使用下さい。練っているうちに、石灰の小さい粒がつぶれ、漆喰がなめらかになります。
この時に粒が残ったまま壁に塗ると、表面に石灰が浮き出て、白く粉っぽくなったり、ダマになって、壁に貼り付いてしまいます。そのダマになった石灰が、上塗りした時にコテに引っかかり、漆喰が削れたり剥がれたりします。補修は避けたいので、練り漆喰はコテ板の上でよく練ってから壁に塗って下さい。

(2)凹凸がある下地(クロス、ブロックなど)の場合は、下塗りの必要はなく、そのまま自由に塗れますが、ロイヤル通販オリジナルの練り漆喰は、下塗りをしてから、下塗りが乾く前に上塗りし、模様をつけることをお薦めします。
下塗りは、漆喰が下地になじむように、薄く塗り(約0.2mm)、上塗りは少し厚め(約0.6mm)に塗って下さい。模様によって上塗りの漆喰の量を調節して下さい。最終的な塗り厚は0.8mmが目安。

(3)下地の素材によってはアクが出る場合があります。試し塗りでアクがでた場合には、漆喰を塗る前に、下地処理(アク防止シーラー塗装など)をしてから漆喰を塗るか、下塗りの最中にアクが出てきても、そのまま作業を続けて下塗りが乾くのを待って、その上からもう一度漆喰を塗り直すという方法もあります。その時、下塗りが乾く前に上塗りすると、アクが漆喰と混ざり、漆喰の色が変色する場合があります。
施工前には目立たないところで試し塗りをしてから全体に塗ることをおすすめいたします。


(4)化粧板のように表面がツルツルしているものにも塗ることができますが、ワックスなど特殊表面処理していることがあるので、目立たないところで必ず試し塗りをし、2,3日後に問題がないかどうかを必ず確認しましょう。
はがれてしまった場合には、シーラーなどで下地塗り処理が必要となります。

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模様の付け方
実際にロイヤル通販のスタッフが試してみて、簡単だと思ったやり方を上から順に説明しています。

使った道具:素手
模様をつける時、道具を一切使わず、素手で模様をつけました。今回は指先3本を使って漆喰の表面を円を描きながら指を滑らせました。手のひら全体を使っても模様ができます。簡単な割に見栄えがかなりいいので驚きました。


使った道具:スポンジ
スポンジは、一般に市販されている食器洗い用のスポンジを使用しました。スポンジは上下どちらでも模様がつけられます。
上の写真は、粗めのゴワゴワした部分を使用しているところです。漆喰の表面を軽くポンポンと押さえるだけで写真のような模様ができます。作業中は、スポンジの中に漆喰が入り込んでしまうので、バケツに用意した水で漆喰を落としながら、模様をつけて下さい。その時、スポンジに水分が多すぎると、漆喰の表面に小さい気泡ができますので、スポンジの水をよくきってからご使用下さい。
スポンジと漆喰がなじむと、自然な感じに仕上がります。トゲトゲが出た場合には、多少乾いてきたところで、コテで押えるとトゲトゲの先端だけがつぶれます。
スポンジは使用する面によって全く違う模様ができます。上の模様はスポンジの柔らかい方を使用して漆喰表面にスポンジを軽く当て、ゆっくりとスライドさせました。ハケの模様とよく似ています。
スポンジに余分な漆喰がつくので、よく落としながら模様をつけて下さい。


使った道具:仕上げ用スポンジローラー
ローラーは漆喰の上をただコロコロと転がすだけ簡単に模様ができます。強くローラーを漆喰に押し付ければ、模様は深くなり、軽く転がせば、やわらかく仕上がります。
※仕上げ用スポンジローラーとは⇒通称、マスチックローラー、多孔質ローラー、パターンローラー、砂骨ローラーなどといい、ローラー部分がへちま繊維状のスポンジのローラーのことです。(左の写真参照)

※注意⇒ペンキ塗り用のローラー(通称、ウーローラーとかウールローラーといい羊毛状のもの)で塗ることができません。
ペンキ塗り用のローラーで塗ると、この繊維が毛立ちしてしまいます。





使った道具:装飾(おはじき・ラメ)
壁に漆喰を厚めに塗って下さい。表面が乾く前に、小物などを飾ります。
おはじきの場合、ツルツルしている方を表にし、凹凸がある方を裏として漆喰の壁に押し当てます。その時、おはじきの凹凸部分に、漆喰を少しのせて下さい。接着材の役目を果たします。壁に付けたら、強く押して下さい。

他の小物も同様、壁に付ける前に、壁に付ける面に少し漆喰をのせてから、壁の中に埋め込む感じで押し込んで下さい。
漆喰を塗った後、仕上げに漆喰の表面が乾く前に、ラメを吹き付けました。ラメを手のひらに乗せ、壁に向かって吹くだけで、左の写真のように、ラメで装飾ができます。


使った道具:ゴムベラ
ゴムベラには裏表があります。表と裏では、若干模様が変わりますので、お好みに合わせて、ご使用下さい。ゴムベラで模様をつけるときは、削りながら模様をつけるのではなく、ゴムベラの先に少し漆喰をのせて、漆喰表面に軽くあてやさしく引いて模様をつけて下さい。力を入れ過ぎると、塗った漆喰が削り取られ、床に落ちますので、力加減にご注意下さい。
ゴムベラに余分な漆喰がつきます。ゴムベラについた漆喰は、その都度コテ板やバケツに戻して下さい。ゴムベラは乾きやすく、ゴムベラに漆喰が残っているとダマになり、模様が崩れます。
こまめにゴムベラから漆喰を落とし、洗うか、濡れた布で拭きながら模様をつけて下さい。


使った道具:はけ
ハケの模様は、ハケの大きさによって目の大きさが変わります。上塗り時、漆喰の表面を平にして下さい。
当店販売ハケ使用

壁の端から端へと一息に、はけを滑らせて下さい。大きい刷毛を使用する時は、ハケの模様が重なると、そこだけ漆喰が薄くなり、大きく削れたようになりますので、均一に模様をつける為、一度模様をつけたところに、またハケが当たらないようにして下さい。
一度模様をつけると、ハケに余分な漆喰が付きますので、バケツの水などでハケについた余分な漆喰を落としながら作業をして下さい。
ハケについた余分な漆喰は固まりやすく、すぐダマになって漆喰表面に引っかかりますので、こまめにハケを洗いながら、模様をつけて下さい。水平の長い距離をやる場合には、水糸などをテープで固定して、その水糸に沿ってハケを滑らせると作業がしやすい。


幅5cmのハケ使用


使った道具:コテ、模様名:
漆喰を平に塗った後、コテの角を使って、模様をつけました。コテの使う場所がポイントで、コテの一番上ではなく、側面の角の部分を使って、シュッシュッと左から右へと移動しながら、模様をつけていきます。コテについた余分な漆喰はこまめに、ふき取って下さい。
使った道具:コテ、模様名:さざ波
デコボコした漆喰表面を、模様を意識せず、左右両方向からコテでならしました。
漆喰表面を、一定方向からならしました。
さざ波模様は、コテ全体を漆喰の表面につけます。コテは左から右に移動させて下さい。コテ右側面を少し浮かせ、左側面で模様をつけていくようになります。コテ側面進行方向を少し持ち上げ、そのままゆっくりとコテを滑らせます。漆喰表面の凹凸をならしていくという感じです。
力を入れすぎると、まっ平になり模様が消えてしまうので、軽くならして下さい。慣れるとかなり早くて簡単。
使った道具:コテ、模様名:引っ張り
引っ張り模様は、漆喰表面に‘つの’をつくるのがポイントとなります。漆喰表面にコテ全体を軽くあて、コテを漆喰から直角に離すと、‘つの’が立ちます。そのまま横に滑らせて下さい。
そうすると、つのが倒れ引っ張ったような模様ができます。始めに、つのを作ってから、漆喰が乾く前に、コテで軽くつのを押さえて仕上げる方法もあります。この時、つのがつぶれないよう、力加減にご注意下さい。
つのを作る時、壁に塗った漆喰にコテを強く押し付けると、コテが漆喰に貼り付いたようになり、そのまま引っ張ると、壁から漆喰が剥げ落ちますので、コテが貼り付いてしまった時は、スライドさせながら、ゆっくりとコテを壁から離して下さい。
使った道具:先丸コテ、模様名:扇
先丸のコテを使って、模様をつけます。コテの滑りをよくするために、濡れた雑巾などをご使用下さい。まっ平な上塗り後の漆喰の上を扇を描くように、丸く形を作ります。
コテについた余分な漆喰はその都度、コテ板やバケツに戻して下さい。濡れた雑巾でコテをこまめに拭いて、模様を付けて下さい。
コテに余分な漆喰がついていると、ダマになって、模様が崩れます。余分な漆喰はしっかり落としてしてから作業を続けて下さい。コテを水に浸しながら作業をしてもかまいません。
塗り方:コテ、模様名:ブロック
ブロック模様は、コテの下側面を使用して模様を付けていきます。コテの下側面が上になるように逆さまに持って下さい。コテの下側面に少し漆喰をのせて下さい。
そして、漆喰をのせた下側面だけを漆喰表面に当てます。力を入れず、軽く、ゆっくりと引いて下さい。下塗りを削り取らないようにして下さい。コテにのせた漆喰を下塗りした漆喰表面に軽く伸ばすという感じです。
コテに残った余分な漆喰はコテ板などに戻し、コテをこまめに濡れた雑巾などで拭きながら作業をして下さい。コテの滑りが良くなり、模様がつけやすくなります。


塗り方:コーナー(角)部分への塗り
コテによるコーナー部への塗り付けは比較的難しいのですが、スポンジを使うと比較的簡単です。本格的に行う場合には、コーナー専用の90°に曲がっているコテを使います。凹のコーナーには入角(いりずみ)用コテ、凸のコーナーには出角(ですみ)用コテを使用します。
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