40歳を過ぎるころから、誰もが自覚する
「体力がなくなった…」「無理がきかなくなった…」。
そんな、疲れやすい皆さんに朗報です!

疲れにくい体のカギ、スタミナを左右するのはズバリ、
細胞内の「ミトコンドリア」。これを増やすことが、活力や持久力を向上させる決め手だったのです!

ミトコンドリアは細胞の中にある器官で、その働きは「体を動かすエンジン」。年とともに減ってしまうと、若い頃のような馬力がきかなくなってしまいます。

でもご安心。
実は、「エネルギー不足の状態」をわざと作ってあげると、
ミトコンドリアを増やす細胞のスイッチがオンになることが分かってきました。

ミトコンドリアとは

ミトコンドリアは真核生物の細胞小器官であり、 糸粒体(しりゅうたい)とも呼ばれる。二重の生体膜からなり、独自のDNA(ミトコンドリアDNA=mtDNA)を持ち、分裂、増殖する。mtDNAATP(アデノシン三リン酸)合成以外の生命現象にも関与する。酸素呼吸(好気呼吸)の場として知られている。また、細胞のアポトーシスにおいても重要な役割を担っている。mtDNAとその遺伝子産物は一部が細胞表面にも局在し突然変異は自然免疫系が特異的に排除する。ヒトにおいては、肝臓、腎臓、筋肉、脳などの代謝の活発な細胞に数百、数千個のミトコンドリアが存在し、細胞質の約40%を占めている。平均では1細胞中に300-400個のミトコンドリアが存在し、全身で体重の10%を占めている。ヤヌスグリーンによって青緑色に染色される。

機能

ミトコンドリアの主要な機能は電子伝達系による酸化的リン酸化によるATP(アデノシン三リン酸)の産生である。細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアからATPの形で供給される。 しかしそれ以外にも多様な機能を持っており、ステロイドやヘムの合成などを含む様々な代謝、カルシウムや鉄の細胞内濃度の調節、細胞周期やアポトーシスの調節などにも大きく関わっているとされる。ただしすべてのミトコンドリアが上記の機能を担っている訳ではなく、あるものはある特定の細胞でのみ機能している。こうした様々な機能には多数の遺伝子が関わっており、それらに変異が自然免疫で排除されないとミトコンドリア病を引き起こすことになる。

エネルギー変換

ATP(アデノシン三リン酸)産生はミトコンドリアの主たる機能であって、これに関わる多くのタンパク質が内膜やマトリックスに存在している。細胞質には解糖系があり、グルコースを代謝することでピルビン酸とNADHを生じる。もし酸素が十分に存在しない場合には解糖系の産物は嫌気呼吸により代謝される。しかしミトコンドリアで酸素を用いてこれらを酸化する好気呼吸を行うことで、嫌気呼吸と比べてはるかに効率よくATPを得ることができる。嫌気性分解では1分子のグルコースから2分子のATPしか得られなかったのが、ミトコンドリアによる好気性分解によって、1分子のグルコースから38分子のATPが合成できるようになった。

 

核DNAとミトコンドリアDNAの違い

ミトコンドリア 構造ヒトおよび真核生物においては一般に、DNAは細胞内において核とミトコンドリアの二つの領域に存在する。核内に存在するDNA(核DNA:nDNA)は、ヒストンと呼ばれるビーズ状の蛋白質に巻き付き、染色体として知られる大規模な団粒構造を形成し、保護された状態で存在している。nDNAにコード化されている遺伝情報を読み出す必要がある場合は、必要となった区間だけが解きほぐされ、読まれ、再び巻きなおされて保護された状態となる。これとは対照的に、ミトコンドリア内に存在するDNA(ミトコンドリアDNA:mtDNA)の場合、ヒストンとの複合体を形成することなく単一あるいは複数のコピーからなる環状DNAとして存在している。ヒストン蛋白質によって与えられる構造的な保護を欠いているため、結果として、mtDNAはnDNAに比べてはるかに損傷を受けやすくなっている。加えて、ミトコンドリアは内部で定常的に生産されているATPのために非常に強い酸化的環境となっており、これも、mtDNAをさらに損傷を受けやすいものにしている。ヒトのmtDNAは13種のタンパク質に関する遺伝情報をもっているが、これらの遺伝情報が破壊され、機能不全を起こしたミトコンドリアはアポトーシスを活性化することがある。

 

 

ミトコンドリアの役割

筋肉や骨の萎縮は特に高齢者では顕著で、そこから生じる骨粗鬆症や寝たきりなどの問題は、高齢化が一層に進む日本於いては、重大な社会的課題です。

筋肉の主な素材はタンパク質。筋肉中のタンパク質は常に分解と合成を繰り返しています。両方の作用が均等なら、筋肉量が維持されますが、分解のスピートが早ければ、筋肉量が減る一方で、筋肉に起きる変化は、実はミトコンドリアの数が大幅に減るのです。ミトコンドリアは、筋肉が働くのためのエネルギーを作る細胞内器官。赤筋という種類の筋肉は、多数のミトコンドリアを含んでいます。

ミトコンドリアを増やす方法

運動編

「エネルギーが足りない、と細胞が感じると、ミトコンドリアは増えるようにできています。そのためには、ひとつは身体に寒さを感じさせること。ひとつは運動によってエネルギーを消費すること。そしてカロリー制限をすること。強めの運動を心がける、あるいは週に1回1食抜くといった習慣を続けるだけでも、2週間でミトコンドリアは増えていく。鍛えれば鍛えるほど、ミトコンドリアは増えてくれるし活性も出るのです」

食事編

ミトコンドリアは「カロリー制限」をしたり、「空腹感を感じる」ことでも増やすことができます。「長寿遺伝子」というものが働くためだと考えられています。逆に食べ過ぎは、ミトコンドリアがATPを作り出すのに必要な量より、糖や脂質を摂取することになり、“メタボ”へとつながっていくのです。
とはいえ65歳以上の人は、やせすぎでスタミナ不足の場合が多いので、しっかり栄養をとることが大切です。

ミトコンドリアを増やしたり、その働きを助ける栄養素もあります。イカやタコ、貝類などに多く含まれる「タウリン」は、ミトコンドリアを増やす働きがあるとされています。一方、ウナギや豚肉などに多く含まれる「ビタミンB群」、レバーなどに多く含まれる「鉄」は、ミトコンドリアがATPを作り出すのを助ける働きをしています。

即効性で体感したい (核酸はビタミンEよりさらに強力な抗酸化力があります。)

抗酸化」という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと、身体がサビる(酸化する)のを防ぐというイメージになります。

人が生きるためには呼吸をし、
脳や神経、内臓などの各組織を常に働かせなければいけません。
そのためには、多くのエネルギーが必要になります。

私たちの体内では、細胞の中にあるミトコンドリアが常に働き、
呼吸で取り入れた酸素と、食事で取り入れた栄養素を材料にして、
ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを作り出します。

このATPというエネルギーを作り出すときに、
活性酸素というものも一緒に生み出されます。
このプロセスはちょうど、工場でなにか製品を作る流れに似ています。

製品を作り出す際に排気ガスが出てしまうのと同じように、
ATPというエネルギーを作りだす際に、活性酸素というものが細胞内に排出されます。
この活性酸素は、タンパク質や脂質、細胞の中心である核酸と結びつき、
それらを酸化させてしまいます。

老化のメカニズムは、細胞の酸化による寿命減少や、
核酸の酸化による遺伝子の酸化によって、
質の良い新たな細胞が作れなくなるということが挙げられます。
その結果、老化が促進します。

そして抗酸化とは、体内で起こるサビ(酸化)を防ぐということ。
体内で発生する活性酸素を分解することで、活性酸素を処理して身体をサビにくくさせ、
健康を維持したり身体の老化を抑えることです。

dna 修復