体力の低下―運動不足なんかが原因ではない

体力低下

間違い栄養学の最たるものは、肥満に関する理論であろう。太りすぎの悩みはいつの 時代もつきない。いかにすればヤセられるか―をテーマにした本が数えきれないくらい 山積みされている。

単純に考えれば、カロリーを取りすぎるので、その結果、余分な脂肪がついて太ると いうのが肥満の理論とされている。だが、肝心なのはカロリーを余分に摂取しても、それを十分消費すれば、決して太りすぎにはならないことだ。つまり、余分な脂肪がたまらないよう。いかにカロリーをフルに使いきるかが問題なのだ

 

カロリーの使い方の例として、日常的な行動に目をむけてみよう。あなたの会社でも見かけると思うが、職場のなかで、ちょっとした上司の命令にでも敏しょうに働く人と、いつも動作が鈍重な人とがいるはずだ。

例をもっと簡単にするために、この二人に一キロの道のりを歩かせてみよう。機敏なÀ氏は、毎分百メートルの速度で歩くが、鈍重なB氏は毎分六十メートルと二人には四十メートルの差がある。

A氏もB氏も同じ一キロを歩くのだから消費カロリーは同じだと思うかもしれないが、これは誤り。仮にA氏、B氏とも体重が六十キロとすると、A氏は六十カロリーを使うが
B氏は四十カロリーの消費量である。ここで二十%のカロリー消費が違ってくるのである。

 

そして、このような日常の動きが、チリも積もれば山となって大きな差がでる。B氏の場合、消費されなかったカロリーは脂肪として蓄積され、それが肥満となる。とかく鈍重B氏はさらに太り、その肥満がよりいっそう動作の足かせなって、動きはますます鈍くなる。 悪循環なのである。

 

ここであげた例は、まったく同じ身長、体重、そして同じ摂取カロリーの二人の消費カロリーによる差を単純化してあげたものだが、これはまた、とりもなおさず、二十歳のあなたと三十歳のあなたの姿でもある。

二十歳のころのあなたは、おそらく元気ハツラツで何をするにも機敏な動作で、じっとしていろといわれても、ひとりでに身体が動いてしまうほどエネルギシュだったに違いない。

それが三十歳になったあなたはどうだろうか。できることなら、休日は家でゴロンと寝て
いたいと思っているに違いない。ちょっと近所へ買物にいくのにも、つい車を使ってしまう。デパートに出かけても、わずかひとつ上の階へ上るのも億劫で階段を使わず、つい エスカレーターやエレベーターを探すようになる・・・。

ミトコンドリアDNA

三十歳のあなたでさえ、こうなのだから、さらに十年の年月が経った三十歳と四十歳の差は歴然と出る。老化がより顕著に進んでいるのである。
このような体力的な老化は、身体の細胞のエネルギーをつくり出す能力が衰えたことにほかならない。その原因は核酸不足なのである。

 

 

しかも、二十歳と三十歳、あるいは三十歳と四十歳を比べたとき、同じような食事を取っていると、消費されないカロリーは確実にあなたの首や腕、腹や足に余分な脂肪として 蓄えられ、ぜい肉となってあなたにまとわりついているはずである。その点では、確かに栄養学者のいうように摂取カロリーは過剰である

 

しかし、私は彼らがいように太るのは カロリーの摂りすぎだから、カロリーを制限すべきだという考え方は短絡的な誤りだと 主張する。余分な脂肪をとるために食べるものを制限したり、カロリーを制限すると 必要な栄養素がどうしても不足がちになるので、栄養失調やその他のさまざまな病気を 引き起こすことになりかねない。

 

問題は、摂取カロリーを減らすことではなく。消費カロリーを増やすことである。といって、私は単純にジョギングや水泳をすすめるわけではない。もちろん運動も大切だが、私があなたにアドバイスしたいのは、老化してエネルギー代謝が衰えた細胞に、核酸を補給して再び活力を取りもどしてほしいということである。そうすれば、蓄積されたゼイ肉は どんどんエネルギーとして消費されていくだろうということだ

核酸とは

私のいままでの経験でも、核酸を豊富に含んだ食品を食べはじめた人が、それまでと 摂取カロリーはほとんど変わらないのに、どんどんスマートになっていた例をたくさん知っている。彼らは、高核酸食品を積極的に取ることで若さと活力を取り戻しているのだ。

活気がみなぎれば、当然、身は軽くなるため、動作もラクになるので元気よく動きまわる。
したがって必然的に消費カロリーもふえるのである。

 

もし、あなたが太り気味で、それを気にしてやせるためのダイエットで食事制限を考えているなら、その前にぜひ高核酸食事法をためしてほしい。身体にエネルギーが湧きあがると同時に、減量もできるのだから、一石二鳥なのである。

 

 

若さを保つ最大の方法

細胞内で働くDNA核酸は若さと健康を保つ根源物質であるが、核酸だけ取っていればいいというものではありません。細胞外で働くコラーゲンやヒアルロン酸コンドロイチン硫酸を含むムコ多糖類、ビタミンCやビタミンB群、ミネラルなど様々な栄養素をきちんと摂ることが健康と若さづくりには大切なのです。出典コラーゲンが導く驚異の核酸バランス

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