肌の衰え―単なる自然現象ではなかったその原因

人間の身体のなかで肌はたえず表面にさらされているため、いちばん老化も
目立ちやすいし、また事実、衰えも早い。では一般的に、若々しい肌とはどんな肌を指すのだろうか。

肌に適当にうるおいがあって、ピーンとはっている肌、などがいわれるが、
解剖学的にいえば、若々しい肌は皮膚の皮が厚いのである。もっと詳しくいうと、皮膚の いちばん表面の「表皮」が厚みをもって弾力があるのが若々しい肌なのである。

ためしに、自分の手の甲の皮膚をつまんでみてほしい。つまんだ部分の周囲にシワが何本となくできるのではないだろうか、もしそんなシワができれば、表皮がかなり老化している証拠で、皮膚が薄くなっているのだ。逆に、まだそれほどシワがでなければ、皮膚は厚く弾力があり、みずみずしさを失っていない。これは太っている人も痩せている人も同じである。なぜなら太っている人の脂肪の層は皮膚の表皮のまだ奥の方にあるからだ。

さて、あなたの皮膚の老化度はどうだったろうか。表皮は薄くなっていなかっただろうか。
シワやシミ、さらに肌荒れ、皮膚のたるみといった老化の現われは、すべて表皮が薄くなったことが原因なのである。

dnaと肌の老化関係

ところが、この単純な理屈がわからい人が多い。あげく、シワができたからといって は栄養クリームを塗り、シミができたからといってはシミとりクリームをつける。しかし、 それでシワがとれ、シミがあとかともなく消え去るわけではない。根本的に肌 が若返ったわけではない。かえって毛穴をつまらせて、ますます肌のトラブルを助長することもある。

また、もうひとつの絶望的な努力は、肌が美しくなると信じて野菜サラダをひたすら食べ続けている人である。若い女性に多い錯覚だが、なんでも野菜を、それも生がいいとばかりにひたすら生野菜を食べ続けた結果、血液が異常になって、ついには栄養失調でたおれてしまうといったケースもある。

先にも述べたが、肌の老化とは皮膚の表皮がうすくなることである。この表皮のいちばん 下には「基底層」がある。ここで次々に新しい表皮が細胞分裂によってつくられ、一方、 古くなった表皮はアカとなってこぼれおちていく、老化とは、言葉をかえていえば、この 基底層で続けられる細胞分裂のスピードが衰えたことにほかならない。

その原因は、すべての細胞の活動をコントロールしている核酸の能力が低下したことにある。
核酸の能力が衰えているのに、そのまま放っておけば老化はますます進むばかり。
そこで食事で核酸を積極的に取っている人と、そうでない人との差が大きくでてくるのである。
つまり、核酸をたくさん含んでいる食品を、日頃から、どんどん食卓にのせなければ、 あなたの皮膚の老化は早まるばかりだといえる。

さらに、それに拍車をかけるのが、ビタミンÀの不足である。ビタミンÀの不足は、皮膚 からうるおいをもたらす水分を奪い、肌をカサカサにして、肌荒れの原因となっている。

ビタミンÀ を含む野菜というのは、サラダではなかなか取れないものである。だから シワがふえた、シミがあちらこちら広がったといって、そのたびに化粧品を買いこんで 顔に塗りつけてみても意味のないことなのだ。その場しのぎの気やめにしかすぎないだろう。

鏡の前に三十分も、いや一時間近くも座り込んで、入念な化粧に費やす労力を、
少しでも 私のすすめる食事法にまわしていただければ、
あなたの肌は間違いなく若返るのである。
高価な化粧品に費用の何分の一かで、核酸を豊富に含んだ食べものが、毎日のように食卓 に乗せられるのだから―。あなたの悩みは一ケ月もたてば、解消されるはずである。


  「老化は食べ物が原因だった;ノーベル医学生理学賞からの大発見」

若さを保つ最大の方法

細胞内で働くDNA核酸は若さと健康を保つ根源物質であるが、核酸だけ取っていればいいというものではありません。細胞外で働くコラーゲンやヒアルロン酸コンドロイチン硫酸を含むムコ多糖類、ビタミンCやビタミンB群、ミネラルなど様々な栄養素をきちんと摂ることが健康と若さづくりには大切なのです。出典コラーゲンが導く驚異の核酸バランス

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