電波時計とは正確な「日本標準時」をのせた標準電波を受信して、正確な時刻を表示する時計です。標準電波は「情報通信研究機構」が運用しており、標準時は「セシウムビーム形原始周波数標器」などにより制御された時刻情報は福島県大鷹鳥谷山(40KHz)と佐賀県羽金山(60KHz)の2ヶ所の電波塔から送信されており、ほぼ日本全国をカバーしております。 この標準電波は、ほぼ24時間継続して送信されていますが、保守作業などで一時送信を中断することがあります。
電波時計は自分で電波を探しに行ってくれる時計です。
良くない条件( 気候条件、設置場所、時間帯、地形、建物など )が重なって、ちゃんと動けていないようなときが、どうしても出てきます。一晩~数日様子を見てあげると、また元気に正しい時間を知らせてくれます。調子が悪いときは、すこし様子をみることを忘れないで、末永く使ってあげてください。
※地域や天候によっては、一週間程度様子を見てください。
時計に傾きがあると時計の精度や機能が正常に動かないため、壁に垂直・水平にかけてください。
時計の正面または背面が、標準電波送信所に向かい合う位置に置くと受信状態が最も良くなります。自動修正がうまく行われていない場合、違う方向の壁や、窓際にかけてみてください。
以下のような電波受信が困難な場所をさけてお使いください。
→高圧送電線、ラジオやテレビの送信所の近く
→家電機器や通信機器、照明器具の近く
→金属面(床や壁)に接して設置した場合
多くの種類の電波が飛び交っている日中などは、電波を受信しにくいことがあります。深夜など比較的電波を受信しやすい時間帯になれば、通常の機能に戻り、自動修正を行います。
雨や曇りなど天候の悪いときは、天候・気象条件によって電波障害が起き、受信機能が制限され使用ができない場合があります。天気の良い日に電池をセットし直し、数日様子をみてください。