高血圧症治療薬の副作用をきっかけに開発がスタート

リアップシリーズの主成分であるミノキシジルは、アメリカにおいて経口の高血圧症治療剤として開発されましたが、治療中の患者に多毛症(体毛が濃くなる)が認められました。
これをきっかけに医療用の外用発毛剤として、改めて開発されました。

世界40カ国以上で販売実績

これまでに世界40カ国以上でミノキシジルの2%製剤が一般用医薬品(OTC)として承認されています。
さらにアメリカ、イギリスなど世界20カ国以上ではミノキシジル5%製剤も承認されています。

※2015年6月現在

日本で初めての発毛剤

日本では大正製薬が1999年に「壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛(抜け毛)の進行予防」の効能効果で、ミノキシジル1%を配合した男性用の一般用医薬品「リアップ」を発売しました。
それまで「育毛」効果を認められた製品はありましたが、「発毛」や「脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果を認められたのは、リアップが日本において初めてでした。

また一般用医薬品としては当時日本で初めて、医療用医薬品を経ずにOTC医薬品として発売されたダイレクトOTC薬です。
そして、生活の質(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるための生活改善薬(ライフスタイル・ドラッグ)としても日本で初めてでした。

発売から約20年、リアップは必要とされている方と共に進化し続けています。

発毛剤とは・・・

壮年性脱毛症の人の毛包に直接作用し、新しい毛髪を生み出し、その成長を促進させ、細かく軟毛化した毛髪を太い毛髪に成長させる効果があります。


育毛剤とは・・・

頭皮の血行を促進して毛根の働きを活性化させる、毛根に栄養を与えるなどして、脱毛の予防効果があります。