ジュエリーは輝きが美しいからこそ愛されるものです。
しかし時間が経つにつれて管理を疎かにすると、輝きがなくなってしまいますよね。
ここではジュエリーのお手入れの仕方と保管方法をご紹介致します。
■ジュエリーの基本的なお手入れ
基本的にはジュエリー用の柔らかいクロスで拭くと良いのですが、ダイヤモンドや真珠などは注意が必要です。
力を入れすぎるとチェーンが切れたり、緩んでいたつなぎ目(カン)が外れてしまったり、
石を留めている爪が引っ掛かりによって緩んでしまったりする恐れがありますので、
チェーンのつなぎ目、石の留め爪に注意しながらジュエリー用クロスで拭いて頂けると、
輝きが戻り長期間使用する事が出来ます。
■真珠のお手入れ
真珠は中性洗剤を使って洗います。酸性漂白剤を使用してはいけません。
万一誤って使用した場合はすぐに布で水気を除いてください。
■ゴールド(金)製品のお手入れ
ぬるま湯に石鹸を溶かし泡を作ります。
ゴールド製品を上記の石鹸水に入れて柔らかいブラシを使って磨きます。
きれいな水でゆすいだ後、柔らかい布で水気を拭きます。
そして直射日光にあたるところに放置しない事も大切です。
石がついていないジュエリーは、着用したまま入浴されても大丈夫ですが
タオルなどへの引っ掛かりにご注意ください。
■シルバー(銀)製品のお手入れ
時間が経って輝きがなくなり、黒ずんでしまうのがシルバーの特徴です。
家事、入浴、お手洗い、運動の際は、必ず外して下さい。
もし、濡れてしまった場合は、直ちに軟らかいクロスで拭いてください。
一般的にシルバー素材は、ロジウムメッキを施しますので
強く磨いたり、また何度も磨き続けることでコーティング素材が落ち、
もともとのシルバー素材となってしまいますのでご留意ください。
空気に触れることで酸化し黒ずんでしまうので
着用されない時は、空気に触れないような密着可能な袋などに
保管して頂くことにより長く愛用する事が可能です。
■チェーンの絡まり
ネックレスやブレスレットのチェーンが絡まった時はベビーパウダーやボディパウダーを塗りながらゆっくり解くと絡まりが解きやすくなります。
■保管方法
①直接空気に触れないようにしましょう。
②使用しない時は保管用の密着袋に入れ、空気との接触を最小限にした方が良いでしょう。
③使用後はきれいに拭いた後、湿気が少なく埃のたまらない所に保管しましょう。
④各ジュエリーの素材ごとに分けて保管しましょう。
■使用の際の注意
①ジュエリーをはじめて手にした時の輝きを維持する為には、着けたまま家事をしたり、化粧品やスプレーなどの使用は避けた方が良いでしょう。(家事・入浴の際は、ジュエリーを外して行いましょう)
②ダイヤモンドは比較的硬度の高い宝石であるとは言っても、化粧品や汗がついたりすると、輝きが無くなりやすくなります。
③素手で触れたジュエリーは、付着した手の油分がほこりや汚れ等を付着させてしまうので、輝きを減らしてしまいます。出来るだけ素手で触らないほうが良いでしょう。
ご使用とともに小傷がついたり、石の緩みやチェーンのカンの緩み、
お洋服へのひっかかり等気を付けて愛用頂いていても
ジュエリーには何らかの負担がかかっています。
長く愛用頂くためには、定期的なメンテナンスが必要です。
お気軽にご相談くださいませ。