パールトーン お手入れ法

安心のパールトーン加工

水・揮発油をつかってご家庭でお手入れできます。パールトーン加工は水をはじく撥水効果で絹の繊維1本1本の深部にまでパールトーンを浸透させていますので、防水加工とはことなり、絹の風合いや光沢をそこなわず通気性があり、水でのお手入れも可能で、カビ防止効果もあります。年数回程度の着用であればパールトーン効力は半永久的です。

お手入れ法

水性の汚れ(醤油,ジュース,お酒など)

1.汚れをきれいなタオルで吸い取ってください。

2.残った汚れに少し水をかけて、 指先で織り目に入り込んだ汚れを浮かび上がらせるように かけた水を溶かし込みます。 汚れを生地にこすり込まないようにしてください。

3.もう一度タオルで軽く吸い取ります。

油性の汚れ(化粧品,天ぷら油,衿,袖の汚れなど)

1.汚れの箇所の下にタオルを敷いてください。

2.揮発油ベンジンを別のタオルにたっぷり含ませてください。

3.2の揮発油を含ませたタオルで汚れを溶かすように 少しの間押さえてください。

4.もう一度揮発油をタオルに含ませて汚れを拭いてください。 輪染みができないように揮発油の周りをぼかすように拭いてください。

5.お手入れ後、ドライヤーで乾かしてください。

※揮発油をご使用の際は近くに火気がないことを確認し 換気を充分におとりください。 くわしくはパールトーンのホームページでご覧いただけます。 参考資料提供 株式会社パールトーン

パールトーンクリーニング

パールトーン加工は水・揮発油ベンジンを使って ご家庭でお手入れできます。 年数回程度の着用であればパールトーン効力は半永久的です。 毎日あるいは頻繁にお召しの場合その都度のお手入れと 年一回程のパールトーンのクリーニングをお薦めします。 パールトーンのクリーニングでは効力は減退しませんが、 クリーニングの溶剤によっては効力が減退する可能性がありますので、 パールトーンの効力を維持するためには パールトーンでのクリーニングをおすすめします。 クリーニング店、パールトーン本社 TEL.075(312)1121にご相談ください。 当店でもパールトーンクリーニングを承ります。

手洗い丸洗い

ぬるま湯か絹が洗えるおしゃれ着洗い中性洗剤で 押し洗い(振り洗い)してタオルドライ後、陰干ししてください。 ※ちりめんは特に縮みやすいのでご注意ください。 縮みが強い場合は伸ばし気味にアイロンを掛けてください。 パールトーン加工済の手刺繍半衿は基本的に 水・揮発油ベンジンを使ってお手入れできますが、 刺繍糸はデリケートですので水での手洗いはおすすめいたしません。

半衿全体を洗う場合はガラスか陶器の器にベンジンを入れて 半衿全体を浸して振り洗い洗います。 陰干し後、自然乾燥してください。 ※揮発油をご使用の際は近くに火気がないことを確認し 換気を充分におとりください。

汚れは日数が経過するほど落ちにくくなりますので 着用後は速やかにお手入れを行ってください。 またパールトーン加工でも保管の状態により カビ黄変防止加工縮みが発生する場合がありますので、 年に1,2度は虫干ししてください。