HOME > STYLING BOOK > STYLING No.206
ものには、劣化していくものと、時間が経つにつれて深みが増していくものがある。
今回のスタイリングには、後者の「時間が経つにつれて深みが増していく」家具でコーディネートをそろえました。
年がたてば、どんなものでも傷んだり、色あせたり、よごれたりしてくる。
劣化していくものは、ボロボロになって、いつかは壊れて使えなくなってしまう。
でも経年変化していくものは、時間が経てばたつほど魅力が増していく。
無垢材、アイアン、真鍮、コーデュロイやクリンプ生地のファブリックなど。
どれも時間の経過とともに、新しいものにはない、何とも言えない空気感をまといはじめる。
それがその使い手にしか出せない個性となって、自分たちが理想としていたインテリアが完成する。
時間をかけることでしか出せない雰囲気。
家族とともに、そんな家具に囲まれて成長していく時間を過ごしてみるのも、インテリアを楽しむ方法かも知れません。
メンテナンスを繰り返し、長い間使って行きたいと考えていらっしゃる方には、ぜひおすすめのコーディネートです。
No.231
No.230
No.229
No.228
No.227
No.226
No.225
No.224
No.223
No.222