『気になる。』NO'21
ようやく秋めいてきたことで過ごしやすくなりましたね。そろそろ本格的に衣替えという方も多いのではないでしょうか。
店頭ではわりと潤沢に商品が揃っている状態でして、今このタイミングであればまだサイズ欠けや色欠けで買い逃すという事も少ないと思います。
という事で我々通販部隊も気になるモノが湯水のように湧いてきていますので、是非ご覧ください。
スーパーで買ってきた魚の切り身にサッと塩をふって焼くだけで極上の焼き魚が作れるわけでして、焼き目の付け方など火加減のコントロールにも慣れてきました。
最近は少し進歩して、焼き鳥を作ることも多くなってきました。
もも肉のブロックを買ってきて、漬けダレに付け込んで焼くだけ。しっかり時間をかけて焼くことが出来るので、外はカリッと、中はジューシーみたいな感じになります。
コンロに付属するグリルを使いこなすのはちょっと難しい気がしますが、けむらん亭は本当に簡単。
掃除も手軽なので、絶対に手放せない家電になりました。
TAGLIATORE
カシミアフランネルソリッドチェスターフィールドコート
『絶対の自信があります。』
2年前からgujiで取り扱うTAGLIATOREのシングルチェスターコートは別注モデルです。
日本人の体型に合いやすいように胸幅、背幅をコントロールし、袖付けのバランスも調整。レングスもよりエレガントに見えるよう長めに設定することで、全体の雰囲気が美しく整っていると自負しています。
そうなると、「もっともっと、より良い物をもっと・・・」となるわけでして、今回は別注モデルに別注カシミアをセットしました。
もともとのクオリティでも十二分に良いんですが、実は色味がちょっと気になっていまして、特にこちらのようなグレイッシュなトーンが無かったんです。
定番のキャメル、グレー、ネイビー、ブラックは良いんですが、カシミアのラグジュアリーさを感じさせるこの発色が欲しくてインラインよりもグレードの高い生地を探して頂き、ご用意しました。
¥198,000
guji
LARDINI
SPスペシャル 4シーズンカシミアウールシルクギャバジンソリッド3Bジャケット
『ラグジュアリーで色っぽい雰囲気を隠す必要はありません。』
日本ではカシミアを通年着る文化はないですが、ヨーロッパではニットを中心に、リゾート地に行くと必ずシルクカシミア的なニットが販売されています。
このカルチャーをそのまま日本に持ってきても、夏はほぼ亜熱帯な日本、8月にカシミアなんて・・・になります。
それでもやっぱりご用意したいと思うのが私たちの洋服屋魂でして、LARDINIエクスクルーシブファブリックの4シーズンシルクカシミアをチョイス。
生地スワッチには「4シーズン」と書かれていますが、実際のところは夏以外の3シーズンというところでしょう。
シルクがミックスされた、ちょっと艶やかでしなやかなタッチが最高に恰好良いジャケットだと思います。
¥187,000
guji
Cinquanta
ラムナッパレザー3rdタイプトラッカージャケット
『深めのグレー、凄く良い色です。』
Gジャンみたいなレザー、オーセンティックなデザインと上質な素材使い、こだわりのメタルパーツにシャープなシルエット。
Cinquantaの提案するレザーウェアは男らしさやタフさはそこそこに、イタリアらしい色気と品格のバランスが整っているところが素晴らしいんですよね。
よく比較されるのは姉妹店ringで取り扱われているEMMETIですが、雰囲気としては全く別物といいますか、あちらはより色気に特化しているイメージ。
こちらは色気もありつつ品格が重んじられている感じでしょうか。革の質も気持ち地厚で安心感のある雰囲気です。
トラッカージャケットタイプを上質なレザーで仕立てるとこんなにエレガントになるんだ・・・という驚きと、腰ポケットを付けるなど機能面での隙の無さも楽しむことが出来る、素敵な一着だと思います。
¥151,800
guji
INCOTEX
TAPERED FIT ウールサキソニーソリッド1プリーツテーパードシャーリングパンツ
『コンフォート&エレガントの草分け的一本です。』
あまり日の目を見ていないモデルかと思いますが、登場以来ずっと好きなモデルがこのウエストシャーリング仕様のドレスパンツ、通称「ラウンジパンツ」です。
空港のラウンジなどでくつろぐ際、場のクラス感を乱すことなくリラックス出来るよう考案されたものでして、ドローコードは内にしまうようになっており、ウエストのゴムも目立たないようバックスタイルのみに取り付けられています。
ここ数年はスポーティなスラックス、もしくはドレス系の素材を用いたジャージパンツなども多く登場していますが、INCOTEXほどエレガントな物はやはり存在しないと思います。
昨今のビジネススタイルの変化からこのクオリティですと仕事でも使って頂けるのでは・・・と思っており、改めて“品格のINCOTEX”の凄さを感じている次第です。
¥48,400
guji
INVERALLAN
オーセンチックニットウェアシェットランドウールミドルゲージクルーネックニット
『本気のお土産屋、民芸品店で売っていそうなニットです。』
イタリアのニットはどんどんモダンな方向に洗練されてるように思いますが、こういったスコットランド伝統のニットは無骨さをキープしつつ、色目の美しさを楽しむことが出来るので良いですよね。
INVERALLANはハンドニットが有名ですが、こちらのようなマシンを駆使したタイプもあり、そちらは比較的リーズナブル。
物が違うので「そらそうやろ」なんですが、個人的にはハンドよりもこういったライトなタイプが実は好みでして、スコットランドらしい絶妙に古い、良い意味で洗練されていない雰囲気がたまらないんです。
今回セレクトしたのはブルーですが、パープルやピンク、イエローなんかも今の気分とは少しピントがずれていて、その外し感が逆に気になって仕方がないんです。
¥26,400
ring
自子以外の子供にあまり慣れていない私は、こんなデカくてマスクしてるオッサン不審者に見えへんやろか・・・という疑心暗鬼に陥っています。
そこで、髭を剃ることで清潔感が生まれて怪しく見えないのではないか?と、色々とシェーバーをリサーチしていましたが、そもそもマスクをしているので意味がないことに気付きました。
STILE LATINO
ウールカシミヤフランネルハウンドトゥースセットアップ対応シングル3Bジャケット VINCENZO
『昨年の完売商品をリピートオーダーです!』
カジュアル化の流れから逆境に立たされていると言われるスーツ業界。しかしながら、“良い物は良い”のスローガンの元、やめる事なく続けたいブランドの一つがスタッフ皆大好きなSTILE LATINOなんです。
スーツが逆境?セットアップが人気?であるならば、時代に逆らうのではなく、波に乗ろう!というバイヤー宮本らしい柔軟性から生まれたSTILE LATINOのセットアップシリーズ。少しの不安を胸に、昨年初めて展開をスタートさせましたが、その不安は杞憂に終わりました。
こちらのやや軽い目付けのハウンドトゥースはカシミヤを混紡する事でソフトな風合いになり、ブリティッシュ感が抑えられることでイタリアらしい色気も兼ね備えるという一押しファブリック!なんと、昨年はすぐに完売という非常にありがたい結果になりました!
¥275,000
ring
MOORER
CALAF-S3 ナイロンストレッチライトウエイトダウンベスト
『UNIQLOでは決して表現できないエレガンスを宿したウルトラなライトダウンです。』
インナーダウンでも使用できる程のライトウエイトなダウンベストはringでは初めてのオーダーになります。やはりダウンといえばボリュームがあってこそファッションとして成り立っていると思っていましたが、それも時代の変化とともに古い考えなのかも知れません。
「コロナ禍でそもそもそんなに出かけられない」「車移動が多いので大袈裟なアウターは必要ない」「サスティナブルにコットン素材のコートを冬でも着たい」、コレらを全て満たしてくれるベストアンサーがライトダウンベストではないでしょうか。
少しペラさのあるライトダウンベストですが、そこはMOORER謹製。その佇まいは上品であり、“いい大人”の色気を醸し出しています。意外にもこのようなダウンベストは少ないのではないでしょうか。
¥113,300
ring
JOHN SMEDLEY
A4517 メリノウール30ゲージダブルジャガードスウェットデザインクルーネックニット
『今シーズン、個人的には一番刺さったアイテムです。』
ベーシックなイメージが強いながらも、時代性を伴った提案を欠かさない“JOHN SMEDLEY”。
毎シーズンその新作を楽しみにしているんですが、今シーズンは出張を自粛していた期間なのでコレクションを拝見できず。なので、入荷を非常に楽しみにしていたんですが、その期待を裏切らないどころか、軽く超えてくる流石のパフォーマンス!
その中でも一番物欲を掻き立てられたのはコチラの、Vガゼットを搭載した30ゲージニット。ウエイト的に24ゲージかなと思っていましたが、なんと30ゲージのダブルジャガード織り。程よくあるウエイトに、スウェット調のデザインが本来のスウェットにはありえない上品さを醸し出しています・・ほ、欲しい・・・。
¥47,300
ring
giab's ARCHIVIO
GINS CELLINI ジンズ チェリーニコットンポリエステルリヨセルストレッチウォッシュドデニムパンツ
『普通にB.R.CHANNELLを見て「これカッコいいな〜」と思っていたらringでも入荷してきました。』
なんなんでしょうかね、あの中新井さんのカッコよくて色気のある大人な雰囲気。さらに、語り口が柔らかく、かつ説得力に満ちた豊富な知識・・・そう、私はただの中新井ファンです(笑)
なのでいつも新作と共に、プレコレクション時に来日される中新井さんにお会いするのを楽しみにしているんですが、コロナめ・・・。
そんな中新井さんに対応して頂くと、全て良く見えてしまいついついバイヤー宮本に「それもやっといた(オーダーした)方がいいんちゃいます?」と全ファブリックオーダーする勢いで口を出してしまうので、私がいない展示会はバイヤー宮本にとっては快適そのものかも知れません・・。
このデニムも私がいたならば「100本(ringではありえない本数です)ぐらいやったらいいんちゃいます?」と無責任に言っていたことでしょう(汗)
¥31,900
ring
adidas
SUPERSTAR スーパースター FV2831
『私の中でスーパースターといえば、“チバ ユウスケ”と“adidas”です。』
おそらくもう永遠になくなることはないという意味では、本当に不朽の名作と言えるadidasの“SUPERSTAR”。
個人的には白ベース×黒ラインが一番好きな配色。さらにコチラはソール部分が経年変化後のようにエイジング加工済みとくれば、ややアメカジ世代の私が気にならない訳がありません。
若い時は汚れもまた味と、スニーカーを洗うという概念がありませんでした(汗)・・・、今となっては定期的にケアすることで清潔感を出すように努めていますので、コチラもエイジング加工を施されているからこそ綺麗な状態で履きたいものです。
¥15,400
guji
ということで、そういった方々の動向が現在進行形で気になっています。
特に自分が独立したいという事ではないんですが、そういった方達って垣根を超えた取り組みをされているように感じるんです。
隣の芝生は青く見える、という事かもしれないので僕はgujiに属した状態で面白い取り組みが出来るように頑張ってみたいなと。
balcone pine
コットンスウェットプルオーバーフーディ
『極私的、パーカーの話。』
フーディ、パーカー、どちらで呼んでも良いと思うんですが個人的にはパーカーの方が好きです、馴染み深いからでしょうか。
確か記憶違いでなければ自分のお小遣いで最初に買ったのは地元の国道沿いにあったユニクロのパーカーでした。しかも何故かくすんだブルーをチョイス、ただ気に入ってどこに行くにも着ていた気がします。
そんな話はどうでもいいんですが、とにもかくにもパーカーが好きです。特にスウェット素材のタイプ。10年ぐらい前はジップのタイプが好きでしたが、今は被りのタイプ一択という感じです。というよりもここ数年ジップの提案をしているところが極端に少なくなりましたよね。
もうそろそろしたら反動でジップの方も着たくなりそうですが、やはりまだまだこちらのプルオーバーの方に軍配が上がりそうです。
¥30,800
guji
HEDIN
KAMARI ムートンボアカバーオール HD9BZ009
『独自路線を貫いて。』
先月、HEDINの買い付けの為に商社さんに伺いました。そこはドラマでしか見たことがないような超ビッグスケールのオフィスビルでして、完全に圧倒されました。帰り際、ビルを出るときに自分が『仕事の出来る人間』のような気になっていたのが恥ずかしい思い出です。
で、こちらのムートンボアのカバーオール、独自性に満ち満ちている感じがしませんか?ワークとラグジュアリーが手を組むことで作り出される混然一体な存在。
年齢を重ねる事で着こなせるものって沢山あると思いますが、この一着もその一つであると思います。
¥220,000
guji
ma'ry'ya
ウォッシュドジャパンデニムルーズフィットテーパードセルビッジデニム YFD004
『デニムも多様性です。』
今シーズン、デニムが豊作だと思います。いつもじゃないの?と思われるかもしれませんが撮影をしているとデニムの本数が結構多い事に気づきました。
AVN、CellarDoor、COMOLIなどのbalconeセクションでもセレクトしていたり、今やデニムの核となっているYCHAI、定番どころとしてJACOB COHENやtramarossaなどがあるので、逆にどれを選べばいいのか?なんて迷いが生じるかもしれません。
もし、ちょっと他とは違った抜け感のある雰囲気のデニムをお探しであればma'ry'yaがオススメです。程良くポテッとしたシルエットはスタイリング全体の空気感を和らげてくれるハズです。
¥30,800
guji
CellarDoor
SALVO レーヨンナイロンジャージーシャーリングテーパードリブパンツ 0Q536
『ルーキーがベテラン勢を喰ってしまう勢いです。』
在庫の少ないものばっかり紹介するんじゃない!と思われてそうですが、個人的にも気になりますし、まだこのパンツを知らないという方へ認知してもらいたいという意味合いも込めてご紹介します。
所謂ドレスポ系のジャージーパンツというものでして、普段着としては最高のパフォーマンスを発揮する一本。はき心地も良く見た目のシルエットも安定感があるので、穿いていてバランスが取りづらいという事はあまりないかもしれません。
CellarDoorの新しい顔として君臨する日も近いかもしれないSALVO、是非お見知りおきください。
¥29,700
guji
STILE LATINO
ヴァージンウールフランネルベルテッドサファリジャケット NEPAL
『背伸びせずに着れそうです。』
STILE LATINO、ものすごく良いブランドという事は撮影をしていて良くわかっているんですが、何分自分が着るイメージが出来ない所があったのが正直なところ。
高嶺の花とでも言うんでしょうか、まだそれを着る体制が自分には整っていないのではないかと、思ったりしていました。
でも、これはいけそうな気がします。
馴染み深いサファリジャケットのシルエットにタッチの物凄く良いヴァージンウールが採用されているのでカジュアルながらも品よくまとめてくれる要素が備わっていますし、何よりブラックというのが個人的に安心感があるんですよね。
¥198,000
ring
イタリアンスタイルをベースに、モードやストリートといったニュアンスをブレンドしたスタイリングはやはり今一番気分だと思います。
balcone mando
コットンストレッチデニムライダース
『本当に良くできたブルゾンなんです。』
展開がスタートしてもうかれこれ数シーズンが経ち、これまで二つの素材でリリースしたbalcone mandoのライダース、今回はライトなデニム素材。
一般的にレザーのイメージが強いライダースブルゾンを、より日常的に着やすく、且つ年間通して極力長い期間着て頂けるということで非常に好評を頂いています。
デニムとは言ってもガシッとした生地感ではなく、薄手で柔らかな印象のライトな雰囲気のモノ。
春と秋はメインアウターとして、冬はオーバーコートのインナーにと本当に大活躍。
着込むごとに風合いも増していき、数年後には今とは違った表情を見せてくれると思います。
¥52,800
guji
BERWICH
BERTOベルト テクノウール1プリーツバックシャーリングテーパードパンツ
『探していた色ドンピシャな一本に出会いました。』
個人的にここ数シーズン冬物のベージュ系スラックスをずっと探してはいるのですが、BERWICHの今季モノにようやくイメージの色の一本がありました。
ちょっとくすんだベージュといいますか、少しトープ的なニュアンスの色合いが絶妙でして、こういったカラーのパンツをその他のアイテムをすべてブラックにしたスタイルがずっとしたかったんですよね。
秋から冬にかけてはザックリニット、冬はレザーライダース、真冬はオーバーコートといったイメージでスタイリングのカラーアクセントに使いたいです。
¥31,900
guji
Hevo
OSTUNIオストゥーニ ウォーターレペレントウールナイロンソフトメルトンベルテッドアルスターコート
『このルックスでこのプライス...コスパ最強のコートです。』
gujiで初めて入荷した際に、「こんな値段で本当にいいの?」と驚いたのがHevoの看板モデルであるOSTUNIオストゥーニのコート。
今の時代にイタリア製のこのルックスのコートがこんなプライスで買えてしまうのは、本当に企業努力の賜物ではないでしょうか。
とにかく見た目の良さが抜群で、何も考えずに普通に着るだけでサマになってしまうんです。
ジャストサイズで着てもほんのり抜けのあるデザインですが、ワンサイズアップでユルさをプラスしてして着るのも個人的にはありかと。
本当にただただ素晴らしいコートです。
¥85,800
guji
HERNO×SCARPA
LAMINARラミナー ゴアテックストレイルランニングシューズ
『機能性とデザイン性、両方を兼ね備えた秀逸なスニーカーです。』
この手のトレイル系ランニングスニーカーもようやく良い意味で落ち着いてきた感がありますが、そんな今にピッタリなのがこちらのHERNO×SCARPAのスニーカー。
バリバリな雰囲気がそこまで強くなく、どちらかというと一般的なランニングスニーカーにちょっとそういうニュアンスを加えたといった印象で、イタリアンスタイルにすごく合わせやすいんです。
初登場以来すごく人気で、今期はかなりのカラーバリエーション。必ずお気に入りの一足が見つかると思います。
¥31,900
guji
JOHN SMEDLEY
メリノウール24ゲージボーダーバスクシャツボートネックニット
『定番柄のイメージが強いですが、今またすごく新鮮な気分にしてくれるんです。』
こういったフレンチなボーダー柄のトップスは昔からの定番アイテムではありますが、ここ数シーズン、gujiでは特に再注目しているタイプのボーダーでもあります。
使い方として、オーセンティックなアイテムばかりで組み合わせるというよりは、トレンディーなスタイリングにあえてこういったベーシックな柄を組み合わせるイメージでしょうか。
それによってまた新しい空気感がでて、とてもフレッシュな印象を与えてくれるんです。
JOHN SMEDLEYの一着ということで、品質の高さは言わずもがなです。
¥41,800
ring
気になる。