動物病院とショップのご紹介 > アンジェス動物病院
ワクチンや予防薬とペットフードの普及により、ペットの寿命は格段に
延びたと言われています。
しかしその反面、癌になるペットやアレルギーなどの慢性疾患を持つ
ペットが増えています。
人間の残飯を与えていた時代からペットフードの普及という時代は
終わり、ペットが口にするものを見直す時代に進化しなければならない
と思います。
ですから「ペットに天然由来成分の最高品質の栄養素を」という
コンセプトは、まさに今求められているものだと思います。
是非、ペットたちのことを考えた姿勢を守り続けて頂きたいと思います。
朝岡紀行院長
獣医師
神奈川県藤沢市出身
麻布大学獣医学科
アンジェス動物病院
獣医を目指したきっかけを教えてください。
幼い頃から動物が好きで、たくさんのペットと共に生活をしてきました。ペットと生活をする中から、動物たちのことをもっと知りたい、動物たちに自分が出来ることがもっとないかという思いが強くあり、獣医師になるのが子供の頃からの夢でした。
患者様と接する上で気をつけていることはありますか。
飼い主様は誰しも家族の一員でもあるペットを心から可愛がっている、そんな中でお一人お一人異なった事情やペットに対する思いがあります。
そのような状況・背景をお聞きした上で、飼い主様そして病院が出来ること、その時点で最善と思われることを飼い主様と一緒に考えて、少しでも言葉がしゃべれない動物たちの力になれるようにと思っています。
獣医師として目指している治療法は?
獣医師はとかく最先端の治療法を習得したい、自分の得意分野を極めていきたいという欲求があります。
しかし自己満足に陥らないように、目の前にいるペットに最善なものは何かを考え続け、例え完治しない場合でもまずは苦痛を取り除き、その時点で最適と考えられる治療法を心掛けています。
そして、単に現れている症状のみを抑え込む病気だけを見て行う治療ではなく、動物全体を見て行う治療を目指しております。
rashiku-rashikuについてお聞かせください。
嗜好性はどうでしたか?
また、いくつか症例を教えて頂けますか?
嗜好性はとても良いです。
体重によっては必要量がかなり多くなってしまうことを懸念していましたが、それでも食餌と一緒に問題なく摂取してくれています。
症例①:スコティッシュフォールド 6歳
変形性関節症により四肢の関節に疼痛がある
以前より錠剤タイプのサプリメントをお渡ししていましたが、飼い主様が自宅で錠剤を細かく砕いて苦労して投与されていました。
サプリメントをカルシウム+グルコサミン+コンドロイチンに変えてからは、嗜好性が良いようでストレスなく継続して投与ができており、以前より動きが良いそうです。
症例②:ラブラドールレトリバー 15歳
高齢に伴い筋力が低下し、歩行がおぼつかない
漢方薬も同時に投薬しているので単体の効果かどうかは不明ですが、アミノ酸を投与してから以前より足取りがしっかりしてきて、食欲や元気も出てきた様子です。
症例③:フェレット 6歳
週のうち何回か下痢を繰り返す
副腎腫瘍等の併発疾患があることと、決まったフードしか食べないということで、長期に渡る積極的な治療は行えずにいたのですが、天然酵母+こうじ菌+乳酸菌を食事に混ぜて与えるようにしてから、ほとんど下痢をしなくなりました。
病気にならないように、栄養管理をすべきだという考えでこの商品を作っていますが、そのrashiku-rashikuの考え方についてどう思われますか?
当院では東洋医学的診断に基づき、漢方薬も処方しています。そのような観点から医(薬)食同源という考え方を重視しており、健康な体を作り自然治癒力を高めるためには良い食物が欠かせないばかりか、更には体の不調を改善し健康維持をする“食養生”を実践出来たらと考えています。
ですから、rashku-rashikuさんの考え方には非常に共感していると同時に、更なる高品質な栄養素を摂取できるサプリメントの開発も期待しております。
今、ワンちゃん・ニャンちゃんのことで悩んでいたり気になっている方へメッセージをお願いします。
現在はペットの情報が氾濫していますので、健康管理についてもかえって迷われたり、もしくは良かれと思っていたのに不本意にも健康を害したりといった事例が後を絶ちません。特にネットに書かれていることの多くは、良くも悪くも極端な事例であったり、普遍的でない一例であったりすることが認められます。
ですから、何でも相談できるかかりつけ動物病院を持つことを強くお勧めいたします。