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更新日:2022.3.2

七五三ってどんな行事?
神社でのお祝い方法

1.何歳でやるのが良い?

年齢の数え方は二つあります。生まれた年を0歳とし翌年の誕生日を迎えるごとに1歳重ねていく「満年齢」と生まれた時を1歳として一年ごと年齢を重ねていく「数え年齢」です。
数え3歳で行う場合は、お子さんが満2歳です。

一般的な被布は90cm-100cmが主ですのでサイズが合わなかったり素直に着てくれない事も多いですので、満年齢で行っていただく事をお勧めします。

2.神社選びと日程決め

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本来、七五三のお参りは地域の「氏神様のいる神社」でお参りするがの本来の役割ですが、現代は有名な神社などで行う方がほとんどです。近年は形式にこだわらず、近くの有名な神社などで行うことも良いと思います。

有名神社は込み合うことが多いですが、撮影スポットがあったりご祈祷の際の授与品が豪華な場合が多いです。なによりお子様が主役なので、急に体調が悪くなって予約日にお参りに行けなかったり祈祷できない場合、有名神社の撮影スポットでお祈りをささげるだけでも良いと思います。

大切なのはお子様の成長を家族みんなでお祝いしてあげる事です。当店では急な日程変更も手数料無料で承っていますので是非ご相談ください。

3.着ていく物を決める

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・3歳男の子は「羽織袴」か「被布きもの

  • 羽織袴
  • 被布きもの

・5歳男の子は「羽織袴

  • 羽織袴

・3歳女の子は「被布きもの

  • 被布きもの

・7歳女の子は「帯付き着物

  • 帯付き着物

・お母さんは「訪問着」かフォーマルスーツ

  • 訪問着

・お父さんは「着流し」かスーツ

  • 着流し

4.神社でどういう事をやるの?

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神社の鳥居をくぐる
一礼をして鳥居をくぐります。鳥居は神様がまつられた神聖な場所への入り口ですので、服装の乱れがないか確認しましょう。身なりを整え、心を落ち着かせてから、端を歩くように意識しましょう。

手水舎(てみずや)
参道を進んでいくと「手水舎」という場所があります。ここでは、聖域に入る前に身を清める作法として全員が手や口をすすぎます。

最近では、新型コロナウィルスの感染拡大防止の為、使用を禁止している神社も出てきています。
その代わりに手水舎を花で飾る「花手水(はなちょうず)」と言う文化に代わってきました。
可愛く飾ったところもまた思い出の場所として記念写真などお勧めです。

神前での作法~鈴と賽銭~
お賽銭を入れてから鈴を鳴らします。
鈴鳴らしには、神様の前に立つための祓い清めの意味があります。(※神社によって意味合いが異なる場合があります)

神前での作法~二礼二拍一礼~
この動作は、神様を敬う、讃えるという形から始まりました。
まずは、鈴を鳴らてから二つお辞儀をします。
続いて拍手を二回します。(右手を少し引き、両手を合わせないで、ずらして打つのが正式です)

そして最後に一礼するのが基本です。
お子様の成長を報告するように丁寧に行うと良いです。

5.祈祷ってなにをするの?
受けた方がよい?」

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先にもお伝えしましたが七五三は、お子様の成長に感謝し神様に報告する事が目的です。ご祈祷はより丁寧にお祈りをしたい方が行っています。ですので必ず祈祷を受けなければならないと言うわけではありません。

祈祷の流れは
・拝殿でお祓い(おはらい)を受けます。
・神主(かんぬし)様が祝詞(のりと)を読まれ、神様にお子さまの健やかな成長をお祈りします。
・玉串(たまぐし)と呼ばれる、榊(さかき)の枝を奉納します。

*七五三のお参りでご祈祷を受ける場合は、予約が必要か確認し、祈祷料を準備しましょう
*祈祷料は5000円~10000円が一般的です。予約時に確認しましょう

6.新しい時代の安全な祈祷方法

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オンラインご祈祷
スマホやPCをとおしてオンラインで祈祷を受けるサービスです。玉串奉奠(たまぐしほうてん)などは、神社職員が代行しているようです。込み合うのが苦手な場合はこういったサービスのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

7.まとめ

いかがでしたか?神社に行かず、お家で写真だけ撮って祖母や祖父に着物姿を見せに行くだけの方もいらっしゃるようです。七五三のやり方も多種多様となってきました。七五三は、日本古来よりある家族の行事ですので楽しく行うのが一番ですね。

Kimonoshopでは、家族みんなで着物を楽しめるように「家族きもの特集」を行っています。是非この機会にお着物をお召しになってお祝いしてみてください。

商品到着からご返却までの流れ
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