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Barnstormer バーンストーマー | ||
世の中は少しだけ変わったが、想いは少しも変わらない バーンストーマーが当時のアメリカを、再び日本で復活させる
バーンストーマーの前身は1977年に創業。 当時アイビー全盛の中、まだまだ販売先は多くはない時代、アメリカ製と同じ表情を、日本で作り上げることに主軸をおいたカジュアルメーカーとして誕生しました。 当時からアメリカと同じクオリティを再現するために、生地に使われる糸の質、工場のミシンの種類、複雑な工程を行える職人など、本物のアメリカントラッドを追求したチノパンでした。 それを復刻させるべく、当時のスペシャリストたちに声をかけ、まさにスペシャルな復刻をとげました。
生地は国内でも特に軍物生地を作らせたら1番のメーカーで、強度を上げながらソフトな風合いに仕上げるという独特な視点で作り上げてもらいました。 工場はスーツの産地でもある東北で当時のバーンストーマーのチノパンを縫製していた工場です。 前立てを内股十字に伸ばし、シック(補強)になっている事、左脇ポケットの内側に忍びポケット、腰裏マーベルトが伸縮性のある千鳥ステッチで止まっている事など、多彩なスーツ屋の技に加えて、さらに今回は仕立て屋が施す仕様を入れて、カジュアルパンツになかったきめ細やかな技がプラス。 後ろ身と内股に三角のマチ(これは仕立て屋が生地の幅に合わせて行うひと手間)、内股の縫い代の幅が前後で違うのも、後に丈詰めのときになどで太さを微調整するための工夫です。 さらにアイロン技術が素晴らしく、あえて脇のカーブをきつくしてありプレスで膨らみを潰してセンターに逃がす技術を駆使しています。 型紙もテーラーを熟知したパタンナーで工場の技量を最大限に発揮できるよう工夫されています。
こうして出来上がったチノパンは、日本の職人がもつ技術で60年代のアメリカの表情をそのままに仕上げた逸品です。 あの頃の普通が格好良かった、あの頃のベーシックが洒落ていた、当時のアメリカのライフスタイルどと再現していくことがバーンストーマーのテーマです。
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MACARTHUR 2 |
BARNSTORMER(バーンストーマー)のMACARTHUR2 2TUCK TROUSER [1945P]です。 ダグラス・マッカーサーが着用していたトラウザーをベースに製作した2タックのチノパンになります。 クラシックなディティールが詰まった、オールシーズンご着用頂けるチノパンです。 |
マッカーサー2では、のちの士官たちに採用された糸を2本どりにしたウェポンという素材を使用。 さらに当時の樹脂を-16℃で凍らせながら浸透させる技術(コールドマーセ)を復活させた。 日本でもこの工程ができるところは少なく、今では幻の技術。 これにより、フラットで美しい表面が出来、パリッとした質感は士官の地位をより上級へと促した。 BARNSTORMER カタログ抜粋 | ||
シルエット |
程よくテーパードしたクラシックなシルエットです。 立体的な裁断で仕上げていますのでキレイなシルエットでありながら穿きやすい、バーンストーマーらしいチノパンに仕上がっています。 年齢問わず、流行り廃りなくお使い頂けるシルエットです。 モデルは167cm 62kg。 サイズLを着用しています。 サイズMでも着用可能ですが、ややタイトに感じました。 サイズLで丁度良いサイズ感です。 |
コーディネート |
国産トラッドメーカーの御三家、BARNSTORMER(バーンストーマー)のチノパンですのでタイドアップに最適ですが、カジュアルなスタイルにも最適です。 幅広いコーディネートをお楽しみ頂けるチノパンです。 |
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ウェポン |
生地はコットン100%のウェポン生地を採用しています。 ウェポンもチノクロスの一つですが、一般的なチノクロスと違うのが単糸で編まれるか双糸で編まれるかの違いです。 一般的なチノクロスは単糸で編まれるのに対し、ウェポンは双糸で一定の番手を使って織り上げられたチノクロスのことを指します。 高密度に編まれたウェポンは耐久性があり、使い込んでいくと経年変化をお楽しみ頂けます。 オールシーズンご着用頂ける生地感です。 |
ウェポンの名前はアメリカのニューヨーク州にある「ウエストポイント陸軍士官学校」で採用されていた制服が由来と言われています。 厳しい英才教育によってアメリカ軍の指揮官たる士官を育成することを目的として設立された士官学校です。 「ウエストポイント陸軍士官学校」はいわばエリート育成学校で、その制服はチノクロスよりも上質な生地を使い、センタープレスが入れられ、カジュアルなチノパンと一線を画していたそうです。 Barnstormerのマッカーサー2は1940年代当時のチノパンをベースに製作しています。 |
センタープレス | |||||||||
コットン100%のチノパンになりますので、センタープレスも着用、お洗濯と共に消えていきます。 センタープレスラインはパンツを美しく見せる生命線ですので穿かれる前にアイロンがけをすることをお勧めします。
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1945P | |||||||||
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持ち出し |
ウエスト部分には「持ち出し」と呼ばれるウエストのバンドが付きます。 また、ウエスト中央にはベルトを固定するピンループが付きます。 穿き心地とシルエットの安定感を出すディティールが詰まっています。 また、持ち出しの横にはウォッチポケットが付きます。 クラシックなディティールです。 |
ジッパーフライ |
フロントはジッパーフライ仕様。 ジッパーは「ユニバーサル」を採用しています。 ユニバーサルはアメリカのジッパーメーカーです。 かつてはアメリカ国内のみで生産されていましたが、YKKに買収されたことにより日本でも生産されるようになりました。 古き良きアメリカを代表するジッパーを採用しています。 |
バックポケット |
バックポケットは両玉縁仕様です。 左バックポケットはフラップが付きます。 |
ボタン |
ボタンは厚みのある4つ穴ボタンです。 クロス掛けで付けられており、しっかりと根巻きされています。 根巻きはボタンの裏側に糸を巻き付けてボタンと生地の間に空間を作る仕様です。 ボタンが留めやすく、取れにくくなるという利点があります。 細部まで丁寧に作られています。 |
縫製 | |||||||||
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職人仕立て | |||||||||
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ポケットの内側にはコインポケットが付いています。 バーンストーマーでは忍びポケットと呼んでいます。 日本のスラックス用語でしょうか、好きな呼び名です。 通常は右ですが最近はスマホを右に入れる方が多いので左に付けています。 左利きの方には申し訳ないです。 BARNSTORMER オフィシャルサイト抜粋 | ||
尻刳り(しりぐり) お尻の中心の縫い目ですね。 もっとも重要といっていい部分です。 いかに左右対象にするかが鍵になります。 ウエスト部分に近い上の方は4cmほど広くとっています。 これは後にウエストを大きくすることが出来るためですが、この部分を広く二重にするとパリっと綺麗なヒップができます。 逆に股下に向けてカーブがキツくなると変なシワができやすいので縫い代は極力細くしていきます。 ちなみに縫い代の端をパイピングせずロック(糸かがり)のままにしているのには意味があります。 BARNSTORMER オフィシャルサイト抜粋 | ||
前立ての内側(通称 天狗) 天狗はファスナーの内側の布部分で、通常はファスナーのすぐ下で終わります。 バーンストーマーでは、内股の十字部分まで伸ばし補強や裂け防止の役目をもたせています。 これはシックと呼ばれ色々な補強な付け方があります。 天狗から伸ばしたシックの先端を剣先型にするあたり、職人の一手間です。 ちなみに天狗部分が表生地ではなく、袋と同じ布(スレキ)を使っているのは、表生地が高価ですこしでも用尺を減らし商品を高額にしないためです。 最低限の必要不可欠が仕立屋の知恵なのです。 BARNSTORMER オフィシャルサイト抜粋 | ||
ネーム |
腰裏にはネームが付きます。 雰囲気の良いネームです。 |
丈上げ |
丈上げも承っております。 詳しくは「丈上げについて」でご説明しています。 ご覧ください。 こちらの商品の丈上げは製品の性質上、シングルステッチでの丈上げになります。 |
Barnstormer |
1977年創業のBarnstormer(バーンストーマー)。 2000年に一旦ブランドを休止しましたが、2014年に待望の復活を遂げました。 日本初の本格的な日本製チノパンを生み出した40年前の創業以来、今でも仕立て屋の技法を用いて、チノパンをスラックスの仕様で製作しています。 大人の美しいシルエットのチノパンはアメリカ軍で使用していた生地を忠実に再現し、表向きはカジュアルながらシルエットはオーダー。 テーラー仕立ての上品なカジュアルパンツを生産しているブランドです。 |