第1回 ミドルエイジの髪と頭⽪のヘアケア 第1回 ミドルエイジの髪と頭⽪のヘアケア

第1回
 ミドルエイジの髪と頭⽪の
ヘアケア

男女を問わず名だたるアーティストや俳優たちから絶大な信頼を獲得しているヘアメイクアップアーティスト、KUBOKIさん。その人の魅力を最大限に引き出すテクニックは、美容業界でもトップクラスの呼び声が高い。クワトロボタニコはそんなKUBOKIさんにスペシャルインタビューを敢行。今をときめくヘアメイクアップアーティストが、男性の老け見えを打破し、枯れないカッコいい大人になるためのノウハウを語る。連載の第1回目はミドルエイジの髪と頭皮のケアについて。

KUBOKIさんの写真01

その人の最高のパフォーマンスを引き出す、ヘアメイクアーティストという仕事

KUBOKIさんの写真01

最初にヘアメイクアップアーティストという職業について教えてください。

雑誌や広告、テレビやステージなどの現場で、本番前にモデルやアーティスト、俳優のヘアを整えたりスキンケアやメイクを行う仕事です。

私が重視していることは、撮影などのコンセプトに合わせるのはもちろん、ライティングの角度や強さによっても見え方は異なるので、本番で本人の表情や髪型がどんな風に見えるのかを正確にイメージすること。写真なのか動画なのか、汗をどれくらいかくかなどの環境によって、ヘアメイクの方法は変わります。それを見極め、撮影の一瞬でも、ライブでの長時間でも、その人の魅力を最大限に引き出し、本番で最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートするのがヘアメイクアップアーティストの仕事です。

KUBOKIさんの写真02 KUBOKIさんの写真02

著名なアーティストや俳優のヘアメイクを手がけているKUBOKIさんですが、そういった方々からも、肌や髪にまつわる悩みの相談を受けることはありますか?

人前に出る仕事だけあって、美意識が高い人が多く、中にはプロ顔負けの知識を持っている人もいらっしゃいます。ただ、多忙に加え、ストレスやプレッシャーも大きく、肌や髪のトラブルを抱えている人は少なくありません。同世代の男性と同じように、肌荒れや白髪など、色々な悩みの相談を受けますよ。

KUBOKIさんの写真03

髪と頭皮のケア、その基本の”キ”はシャンプーと、実は乾かし方

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クワトロボタニコでユーザーの方々の髪の悩みをうかがったところ、多かったのが「頭皮のベタつき」や「髪のパサつき」、「髪のボリューム不足」でした。普通の人でもこれらの悩みの解消のためにできることを教えてください。

(お悩みや髪質を問わず)髪や頭皮のトラブルを防ぐヘアケアの基本はシャンプーです。まずは髪と頭皮の汚れをしっかりと落とせる洗浄力のあるシャンプーを用意してください。髪や頭皮にジェルやワックスが残ったままだと、肌トラブルの原因になりますからね。泡立ちが細やかでボリューミィ。これが洗浄力のあるシャンプーの条件です。

KUBOKIさんの写真04 KUBOKIさんの写真04

時々、爪を立ててガシガシこする人がいますが、これはNGです。頭皮は顔の肌よりもデリケート。頭皮がダメージを受けると、肌を守るため、皮脂が過剰に分泌され、ベタつきの原因となります。指先で頭皮をつかんで、マッサージするように洗ってください。頭皮をこするのではなく、「つかんで動かす」という感覚が正解です。あとは泡が完全になくなるまでしっかりとすすぐこともお忘れなく。

KUBOKIさんの写真05 KUBOKIさんの写真05

その後はどうしたらいいでしょう?乾かすために男性の中にはタオルドライだけで済ます人も少なくありません。ドライヤーは必要ですか?

ドライヤーはスカルプ(頭皮)ケアであると心得てください。髪が生乾きのままだと、雑菌が繁殖してしまい、ニオイや肌トラブルの原因になります。こすらないようタオルでしっかり水分を吸収してから、完全に乾くまでドライヤーで髪を乾かしてください。

時々、現場でヘアスタイリングをしていると、「あ、この人、昨晩、ドライヤーを使わなかったな」と気づくことがあるんです。試しに聞くと、案の定、「サボっちゃった」と(笑)。つやがなくてうねっていたりするんです。シャンプーの後、ドライヤーを使うか使わないかによって、男性のように短くても髪と頭皮の状態が明らかに変わるんです。

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3大悩み『ベタつき』『パサつき』『ぺたんこ髪』にどう対処するか

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同じく悩みで多いのが『頭皮がベタつく』ということ。何か対策はありますか?

前述の通り、間違ったシャンプーのやり方は頭皮にダメージを与え、過剰な皮脂分泌の原因になります。こすらないよう、指で頭皮をマッサージするように心がけて。シャンプー後の生乾きや、洗浄力が強すぎるシャンプーを使うのもベタつきの原因になります。

また、生活習慣も重要なファクター。脂っこいものや甘いものを食べ過ぎると、皮脂分泌が過剰になりがちなので、食生活を見直すこともポイントになります。

KUBOKIさんの写真07 KUBOKIさんの写真07

たくさんの人が気にしている『髪のパサつき』についてはどうでしょう?

髪がパサつくと、一気に老けて見えますよね。老けて見せないためには、髪にツヤ感があることが大切。髪のパサつきの原因は、シャンプーやタオルドライによる髪の摩擦や、紫外線による乾燥などさまざま。

対策としては、刺激が少なく自分にあったシャンプーを丁寧にした後、トリートメントやオイルで髪に油分と水分を補充してあげることが大切です。

トリートメントは、髪にツヤが出るけど、同時にぺたんとしてボリュームがなくなるものもあるから、自分に合ったものを選びましょう。また、シャンプーの後、ドライヤーを正しく使うのもパサつき防止に効果的です。

KUBOKIさんの写真08 KUBOKIさんの写真08

40歳以上の男性の間で、『髪がペタッとしてヘアスタイルが決まらない』というお悩みもよく耳にします。何かいい方法はありませんか?

ぺたんこ髪のスタイリングのコツは、セットする際にドライヤーを使うことです。地肌の根本から立ち上げるように乾かしましょう。冷風の使い方も大切。温風でセットして、仕上げに冷風を使うと、髪のキューティクルが締まって、まとまりやすくなるんです。

ただ、ボリュームのない髪を立体的に仕上げるためには、ドライヤー自体の性能も重要。もし、使っているドライヤーの風量が弱ければ、パワーのあるものにチェンジするのもひとつの手です。シャンプー後のヘアドライも断然楽になりますから。

男性の髪と頭皮にまつわる悩みはさまざまだが、KUBOKIさんによれば、正しいシャンプーとトリートメント、ドライヤーの使い方で、かなりの改善が見込めることがわかりました。

みなさん働き盛りで時間がないとは思いますが、やはり“ゆとり”がものを言います。そのゆとりの時間を使って、シャンプーやドライヤーのひと手間を惜しまない。これが老け見えを防ぐ秘訣だと思います。

PROFILE

ヘアメイクアップアーティスト KUBOKI

ヘアメイクアップアーティスト
KUBOKI

都内サロン勤務後、メイクアップスクールで学んだ後、ヘアメイクアーティストのアシスタント経て独立。美容誌をはじめ、広告など様々なジャンルの活動の場を置く。女性だけでなくメンズ美容に対しても一流との呼び声高く、2017年には著書『男の美容武装』(ワニブックス)を上梓。美容誌では男性美容をテーマにした連載も手がける。2021年3月には、東京・中目黒にヘッドマッサージサロン『awin』もオープンするなど活躍の場を広げる。

写真/五十嵐 真(インタビューカット)
文/押条良太(押条事務所)

老け見え髪を打破!
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2,310円(税込) | 280 mL(2-3ヵ月分)

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KUBOKIさん
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泡が簡単に立ち、髪に馴染ませやすく、泡ぎれがいい。すすぎやすさは重要です。男性はすすぎが苦手で、それが荒れにもつながりやすいですから。ベタつきを防ぐ頭皮マッサージができて、でもキシキシしたりパサついたりしない。香りも自然でリラックスできる。優れもののシャンプーですね。
KUBOKIさん コメント

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スカルプ&ヘア トリートメント

2,640円(税込) | 180g (約2ヵ月分)

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KUBOKIさん
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実は元々トリートメントは使わない派だったんです。髪の状態は良くなってもボリュームが減ってしまうから。でもこの製品は使うと髪はツヤッとするけれど、全体的に重くベタついたりしない。成分も地肌をケアするものが入っていて気にしないで使えるし、すすぎやすい。使えるヤツって感じです(笑)。

連載一覧

  • Vol.1 ミドルエイジの髪と頭⽪のヘアケア

    Vol.1
    ミドルエイジの髪と頭⽪のヘアケア

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  • Vol.2 大人の自分に似合うヘアスタイルの見つけ方

    Vol.2
    大人の自分に似合うヘアスタイルの見つけ方

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