QUATTRO BOTANICO
“枯れない男”の肌メンテ
クワトロボタニコからのお知らせ
クワタタクヤ様

クワトロボタニコ楽天ストアでございます。

本日は、連載記事「男のスキンケアは自己投資」Vol.4 をお届けいたします。

この連載は、男性にとって必要な肌の手入れの基礎知識から目からうろこの新常識まで、大人のためのスキンケア情報を、男性美容研究家・藤村岳さんに、クワトロボタニコのユーザー様に向け書き下ろしていただくものです。
連載 男性美容研究家 藤村 岳 の男のスキンケアは自己投資 大人に簡単美容、教えます!
Vol.4
ハンドケアはもはや身だしなみの必須項目!
不安な時代だからこそ見直したい、
清潔&快適のための新習慣
<今回のポイント>

1.きれいな手の条件は、“清潔+潤い”が必須

2.洗った後は必ず保湿をする習慣をつける

3.爪のケアはルーティンにしてしまおう
■ウイズコロナ時代に求められるきれいな“手”とは?
新型コロナウイルス対策として手洗いの回数が大幅に増えた昨今。どこかに入店するたびに除菌ジェルで手を消毒することもすでに日常の習慣です。また、おうち時間で炊事をする機会が増えたという方も多いはず。中でも台所用洗剤は脱脂力が強いので、手がガサガサなんてことも。できればゴム手袋をして行うのがベターですが、それが難しければ洗った後は男性も必ず保湿を心がけて欲しいのです。何度も言ってきましたが皮膚は免疫器官。肌が荒れれば、いくら清潔にしていてもウイルスなどの侵入を許してしまうのですから。
きれいな手というのは、なにも指の長さや形のことではありません。顔と同じでほぼ露出している手はまず、清潔であることが第一。ケアがされているか否かがパッと見てわかる部位です。あかぎれやささくれのない、なめらかでうるおいに満ちた手が理想的ですよね。名刺交換や握手はコロナ禍に見舞われているこの時期は行えませんが、状況が収束したら再びコミュニケーションの手段として復活するでしょう。そこで、今回はそんな明るい未来のために適切なハンドケアを学んでおきましょう。
■特殊な部位の“手”にハンドクリームが必須の理由
そもそも“手”は人体でも少し特殊なパーツです。手のひらには皮脂腺がなく、汗腺が顔などに比べ多いのです。これは進化の過程で、滑らずにモノをつかみやすくするためと言われているとか。一方で手の甲は皮脂腺が少ない上、角質が厚いので乾燥するとひび割れしやすいという特徴があります。外界からの刺激にさらされるわりにとてもデリケート。

そこで必要なのが手の保湿。“ハンドクリーム”の出番です。顔や体のクリームとは違い「いつまでもベタつかないもの」が、よいハンドクリームの条件。塗布後にスマートフォンやPCを触っても汚れないものを選ぶのが鉄則です。たとえ保湿力が高くても、いつまでも不快なベタつきがあるものは機能的とは言えませんから。
■“手”の効率的な保湿と寝る前のスペシャルケア
さて、ハンドクリームの塗り方ですが、手のひらではなく甲に出すこと。クリームによって適切な量が異なりますので、きちんと注意書きを読んで使ってください。一般的にはパール2~3粒程度でしょうか。手の甲同士を軽くこすり合わせて手全体にのばしていきます。さらに指一本一本を反対の手のひらで包みこんで、根元から指先に向けてしごくように塗り伸ばします。表面だけだと指の股までクリームを塗布できません。もし、量が多い場合は上腕からヒジまで塗り広げればいいのです。
夜寝る前には少し多めに塗ってもOK。ベッドではスマホなどは触りませんから。その時に試して欲しいのがツボ押し。有名なのは“合谷(ごうこく)”で人差し指と親指の骨が交差するくぼみです。肩こりや眼精疲労にいいと言われています。腕にも曲池(きょくち)や手三里(てさんり)など有益なツボがたくさんあるので、自分の症状に合わせてゆっくりと押してみましょう。

そんなときにもハンドクリームはすべりをよくしてくれて便利。また、寝る前にきちんと保湿することで翌朝の手触りが格段に違うはず。手荒れがひどい人はマッサージ後に肌に優しい手袋をして寝るとさらに効果的です。
■手だけでは足りない!“爪”にも保湿が必須です
男性が意外と忘れがちなのが“爪”のケア。手肌と同じく爪も乾燥します。普段手にハンドクリームを塗るときに爪にも塗ればいいだけ。ただし、爪の縦ジワが多い人は乾燥注意のサインが体から出ています。少しハンドクリームを多めにする、ネイルオイルを使うなど対処法を工夫する必要がありそうです。心配なのは横ジワ。これがあると栄養不良や病気のサインかも。急激なダイエットをすると爪がくぼむことさえあります。
さて、普段の爪切りはどうしていますか? 私は毎週月曜日の夜、風呂上りに好きなテレビ番組を観ながら爪を切ることにしています。手は週に1回、足は2週に1回の頻度と決めています。それゆえ、月曜の夜は基本的に会食や仕事を入れないほど。爪切りは「いつでもできる」と思ってつい後回しにしてしまいがち。気づくと伸びているという事態を回避するためにルーティンにしているのです。

長く伸びた爪は不潔な印象を与えてしまいますし、また、短すぎる深爪も見ているだけで痛々しい。楽器を弾くなどの特別な理由がない限り、適切な長さをキープしましょう。大人になっても爪を噛むクセがあるなんて人はすぐにやめるように努力して。

爪はあまりに長すぎなければ、爪切りを使って切ってOKです。女性のように1本ずつヤスリで整えるのは大変ですから。タイミングは風呂上りなどお湯で柔らかくなっている時がベスト。乾燥した硬い爪をバチンと切ってしまうと割れることがあるので注意。長さを整えたらヤスリを使って先端の尖りを削り、バッファーで表面を軽く磨くと仕上がりがきれいですよ。
■これからは“爪”もきれいな男性を目指そう!
そして、爪切りが終わったらネイルケアもできるハンドクリームできちんと保湿をしてください。爪のつけ根にもツボがあるので1本ずつ丁寧に押しましょう。このこまめなケアが乾燥防止と次の健康的な爪を育てるのにとても重要なこと。

さらにおうち時間が長いこんな機会にメンズのカラーネイルに挑戦してみるのもおもしろいでしょう。最初に塗るならピンクベージュが悪目立ちしません。慣れてきたらカーキやネイビー、シルバーやグレーなど個性的な色にチャレンジしてみるのも素敵です。「男だからネイルなんて……」といった古い固定観念に囚われることなく、風の時代が始まった2021年にふさわしい軽やかな姿勢で臨んでみませんか?

ハンドケアに限らず自分を慈しむ行為は性別や年齢を問わずにこれからもっと見直されていくことでしょう。「自分を自分で大切にする」そんな原点に立ち戻って、過酷な環境下で日々酷使している手をケアして健康に過ごしましょう。
<今回のポイント>

1.きれいな手の条件は、“清潔+潤い”が必須

2.洗った後は必ず保湿をする習慣をつける

3.爪のケアはルーティンにしてしまおう
藤村 岳
ふじむら がく
男性美容研究家
藤村 岳(ふじむら がく)
1973年、東京生まれ。大学卒業後、植物関連の雑誌・書籍の編集を行い、ハーブやアロマテラピーの知識を得る。そんな中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。総合情報サイト『All About』にて「メンズコスメ」のガイドも務めている。数々のテレビ番組やラジオなどの出演のほか、講演・イベント・コスメの監修やブランディングなども行う。
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