マヌカハニーに
関する論文を紹介
マヌカハニーについての多くの論文が発表されております。まだまだ結論に達していない研究や課題も多いですがその一部をご紹介します。
❑マヌカハニーによる上皮癌細胞への抑制効果
ハチミツにはいくつかのメカニズムを通して作用する「抗がん剤」の可能性がある事が示されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7692226/
❑ハチミツとアテローム性動脈硬化症について
アテローム性動脈硬化症の病因を抑えるのに、ハチミツに含まれるフェノール化合物の有用性について示されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6356546/
❑ハチミツと血糖値の関係について
そのメカニズムは不明ではあるが、ハチミツにおける血糖値の降下作用が確認されており、将来的には糖尿病の治療薬としての期待が持たれています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5817209/
❑マヌカハニーの鼻洗浄における慢性副鼻腔炎の治療について
副鼻腔手術の経験がある患者に対してマヌカハニーによる1日2回の副鼻腔洗浄を行ったところ良好な結果が得られたとされています。
抗生物質やステロイドの内服・外用剤の投与の有無に関係なくその効果が得られた事から、マヌカハニー単独で慢性副鼻腔炎に有効である可能性が示されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8989183/
❑マヌカハニーはアトピー性皮膚炎の治療において有効な可能性がある
物理的・化学的特性の異なる複数のマヌカハニー成分によってアトピー性皮膚炎に対しての改善効果を発揮しており、潜在的な治療価値を持つ非常に複雑な材料であると示されています。
マヌカハニー以外のハチミツでの効果も今後の課題とされています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5418133/
その他の参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/70/2/70_97/_pdf
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000029809.html
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5368358/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7023262/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3812548/
著者:大名町スキンクリニック 院長 橋本 慎太郎
金沢大学医学部卒、美容皮膚科クリニックを運営
https://m-beauty.jp/about/dr.html
参考文献やインターネット上にあるエビデンスやメーカー情報を元に分かりやすくまとめたものになります。参考になれば幸いです。
本成分は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。疾病に罹患している場合はかかりつけ医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスをお勧めします。