日光黒子
多くのシミがこのタイプ。日光性黒子、老人性色素斑ともいう。紫外線によるダメージ(メラニン色素の過剰産生)が原因のシミのこと。顔以外にも手、背、前腕、上背などの露出の多い部分に発生する。色は薄い褐色〜濃い褐色。
肝斑
両頬や額、下あご、鼻の下などを中心に左右対称にできるシミ。薄い褐色でやや大きく、もやっと広がる形が特徴。女性ホルモンの乱れやストレス、不規則な生活が影響しているといわれている。
炎症後色素沈着
ニキビ、やけど、かぶれなどによる肌の炎症後に生じる褐色のシミのこと。年齢・性別・部位に関係なくできるが、時間とともに徐々に薄くなることが多い。
雀卵斑
いわゆる"ソバカス"。直径数ミリ以下の茶褐色の小さな丸い斑点で、頬や鼻の周りなどに多く出る。3歳ごろから見られ、思春期に特に目立つようになる。遺伝性のもの。
(1)紫外線を浴びて、
メラニン色素生成開始
紫外線が表皮細胞に当たり発生した活性酸素などが、メラノサイトに「メラニン色素を作れ!」と指令をだします。
(2)休みなくメラニンを
生成し続ける
指令を受けたメラノサイト内でチロシナーゼという酵素が働き、チロシンを酸化させてメラニン色素を生成します。
(3)メラニン色素が
肌に沈着
次々と過剰に作られたメラニン色素が肌に沈着し、シミに。このサイクルをもとから絶ち切らないと、シミは増えていくばかりです。
SPF
(Sun Protection FactorUVB/防御効果)
PA
(Protection Grade of UVA/防御効果)