難消化性デキストリンを摂取すると、大腸に生息する善玉菌(例: ビフィズス菌)の代謝活動を促進し、その増殖を刺激すると考えられています。
つまり、人の健康に良い影響をもたらす「プレバイオティクス」としての特性を持ちます。
下記論文では、難消化性デキストリンを摂取する事で、悪玉菌が作り出す大腸の「ガスだまり」の生成を減らせること、そして「短鎖脂肪酸」を生み出す善玉菌の増殖を促す事が、臨床試験で明らかにされています。
参考文献
難消化デキストリンによる腸内産生ガスの恒常性維持と微生物叢への影響
Barber, C., Sabater, C., Áila-Gá′vez, M. Á`, Vallejo, F., Bendezu, R. A., Guéin-Deremaux, L., Guarner, F., Espí, J. C., Margolles, A., & Azpiroz, F. (2022). Effect of Resistant Dextrin on Intestinal Gas Homeostasis and Microbiota. Nutrients, 14(21), 4611. doi:10.3390/nu14214611