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近年、金属アレルギーという言葉は、花粉症やアトピーなどと同等に頻繁に耳にする事が多くなってきました。 当店でも、HPをオープンして以来、皆様からいろいろなご意見やご質問を頂いてきます。 |
直接お電話やメールでお話を伺うと、
「自分は金属アレルギーではないけど、パートナーが金属アレルギー。
どんな事に気をつけて結婚指輪を選んだらいいですか?」 |
「同じ指輪なのに、時々痒くなるリングがある」 |
「お気に入りのリングなのに、痒くなる・・・どうにかならない?」 |
「どんな基準で選べばいいのだろう?」 |
というお話や質問が多いような気がします。 |
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このページでは、特に多かったご質問への回答と(残念ながらお医者様ではないので、出来るかぎ り知っている事を上げさせていただきました。)チタンの実際にあった話などをまとめています。 |
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(酷くなる前に、皮膚科などに行っていただくのが一番ですが・・・)
洗剤や漂白剤や薬品を使用した後は、洗剤・薬剤はしっかり流すようにしてください。 少し気をつけるだけで、皮膚炎は起こりにくくなります。
「指輪がきつくなったら、痒くなったかも?」というお客様は、 サイズに少し余裕をもたせてしてみてはいかがでしょうか?
サイズに余裕を持たせる事で、肌への密着状態を避けて、 指に負担を減らし、清潔に保ちやすくなります。 一度、お買い求めのメーカー様や店舗様にサイズ変更をご相談してください。 |
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一度なってしまうと、原因金属に繰り返し反応していまいますので、一生のお付き合い・・・
治ったと思っても同じアクセサリーを着けるまた発症してしまいます。 軽症のうちに早めに皮膚科に行かれる事をお勧めします。 どんどん、ひどくなっていく一方です。 |
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アクセサリーなどを使用しているうちに汗や体に含まれる酸によって金属の中のイオンが溶かしだされ、 体内のタンパク質と結合して、はじめてアレルゲンになります。 |
一度アレルゲンになってしまったら、その原因金属に接触すると 皮膚の炎症細胞が活発に働き湿疹を誘発してしまいます。 |
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原因になりやすい金属として、ニッケル・クロム・コバルトなどが上げられます。
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※金やプラチナは軟らかいので、銅やニッケルを混ぜています。 |
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食べ物や花粉のアレルギー同様、原因は人それぞれ違います。 |
金や銀やプラチナが原因の方も、純チタンが原因物質の方もお客様の中に実際にいらっしゃいます。 |
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例えば、純金(24K)の場合は柔らかすぎて傷がつきやすいため、あまりアクセサリーには向いていません。 |
そのためアクセサリーには、銀・銅・ニッケルを混ぜて固くした18Kや14Kが多く用いられています。 |
同様に、プラチナはパラジウム、シルバーは銅が混ざっています。 |
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実際に、自分が金属アレルギーだと気がつくのは、 アクセサリーを使用していてなんらかの症状が出始めてからの事が多いかと思います。
アレルギーにならないため、なってからも、こんな事を気をつけていただくと、症状を軽減できます。
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湿疹・かゆみ・赤くなるなどの症状が出たら、まず専門医に受診して下さい。(皮膚科やアレルギー外来のある病院へ) |
必要に応じて、パッチテストでアレルギー原因を調べる事も可能です。 |
パッチテストとは、ニッケルやコバルト、クロムなどの金属の検査薬を つけたシールを背中や腕に貼り、しばらく時間がたった後の反応を検査するテストです。 |
アレルギー反応がない場合には何も変化しませんが、原因物質の部分だけ赤くなります。
陽性反応が出たら、その金属は使わないほうがよいという事になります。 |
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汗と接触した部分の金属がイオン化してアレルギーが起こりやすいため、 運動をする前は外したり、夏場の使用は避けるなどしましょう。 |
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商品によっては、「ニッケルフリー」「ノンニッケル」などの表示があったり、 使用している金属が明記されているものがあります。 |
アクセサリーを購入する場合には、どんな金属や加工(メッキ・コーティング)が使用されているのか必ず確認してください。 |
また、最初のピアス(ファーストピアス)には、純チタン以外には金属ではないセラミック製や樹脂製などの商品が開発されています。あけた穴が上皮化するまではこういった素材のアクセサリーをお使いになる事をおすすめします。 |
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これは、お客様から伺ったお話なのですが、チタン製という事で購入したら、実はメッキ処理で仕上げてあり、使えなかったというお話を伺いました。 |
メッキ処理をしてしまえば、見た目は金やプラチナの様に見えますが、メッキやコーティングがダメな方にはお勧めできません。 |
また、チタンにも合金がございます。チタンはチタンでも、実は合金だったというお話も以前伺った事がありました。 バナジウムが加えてある合金もありました。 |
チタンと書いてあっても、純度の記載がない商品、加工方法ののっていない商品は、ご購入は控えた方がよろしいかと思います。 |
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もし金属と接触している部分がかぶれたり、かゆみがあるなどの症状が出たら、 初期段階で皮膚科を受診すれば、ひどくなることを避けられます。 自分が金属アレルギーかどうか疑わしい場合には、まず病院へ行きましょう。 |
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・セーム革 |
ジュエリーやアクセサリーのお手入れに使う、セーム革の製造時もクロム・シリコンが使用されています。 |
ちなみに当店でご用意しているお手入れ用品のクロスは、 クロムやシリコンの使われていないセーム革風の科学繊維クロスです。セーム革が使えないお客様は、繊維クロスのお手入れで代用して下さい。 |
・ 歯科用合金 |
虫歯になった時に治療に銀合金などを使用している場合が多く、銀歯や詰め物など、歯医者さんに行った事がある人なら大体の方がお世話になっている合金です。 |
口の中は唾液によって金属が溶けてイオン化することがあり、アレルギー反応を起こすことがあります。 |
その場合歯肉炎や口唇炎などの口の中の症状だけでなく、全身に湿疹がでる場合もあるようです。 |
自分の意思で着ける物ではないので、気付きにくく、長い間原因が判らなかった方もいらっしゃるようです。 |
もともとアレルギー体質な方や、アクセサリーなどで金属アレルギーをおこした事がある方は、ずっと口の中に入っているものなので、事前に歯科の先生と相談する事をお勧めいたします。 |
治療後に、もしアレルギー症状が出た場合は、その金属を取り除いてもらい、すぐに別の素材に変えてもらった方が望ましいかとおもいます。 |
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