職人が見えるハワイアンジュエリー

草や木や海や風や波。

その他様々な生き物を表現した自然のモチーフが模様として彫りこまれ、造形されているハワイアンジュエリー。その模様には想いが込められています。

模様はどのように生まれたのでしょうか?

「私たちが考えるハワイアンジュエリーの歴史」

ポリネシアから渡ったファーストハワイアン達。
とても困難な航海を乗り越えてハワイにたどり着いたはずです。
なぜ、ハワイをポリネシアン達が目指すことができたのか?という疑問には二つの説があるそうです。
タヒチ周辺の島々で暮らしていた人達が空を見上げると、何もないはずの北の方から鳥が飛んでくる。
「何もない所から鳥が飛んでくるはずはない。向こうにも見知らぬ島が必ずあるはずだ。」と勇気のある海の民が見果てぬ島を目指し漕ぎ出した。と言う説。

海の中に島が生まれる時、多くの場合海底火山の噴火がともない、その噴火のパワーは多くの堆積物を巻き上げるそうです。
そしてその堆積物が海流にのり白いミルキーウェイになって、漁をしていた船に見つけられ、新しい島の誕生に気付いた人達が北を目指したのではないかという説です。

どちらもロマンがある話です。

「私たちが考えるハワイアンジュエリーの歴史」

どちらにしても、とても過酷な船旅だったはずです。
やっとたどり着いた数人の人達は互いに支えあい、助け合い、ゆずり合い、分け与えあったはずです。
そして、あの美しいハワイの島々にたどり着かせてくれた自然の神々に感謝を惜しまなかったはずです。

今私たちがこの島にたどり着き、繁栄しているのは、家族や仲間を大切にして自然のおかげで生きることができている。
だから、自然への感謝する気持ち、家族や仲間を想う気持ちは絶対に忘れてはならない。
その想いも未来の子供達へ伝えなくてはならない。
そんな想いから生まれたのがハワイアンジュエリーに刻まれている模様だと私達は考えています。

ハワイアンジュエリーに秘められた「7つの幸福物語」

芳しい花、快いさざ波、甘い恋心―
ハワイにまだ文字のなかった時代、ハワイアンの祖先は「hula=フラ」によって自然を敬い、自然に感謝と祈りを捧げ、愛する人たちに唄や舞を通して思いを伝えてきました。
同じようにハワイの聖なるモチーフにした伝統的なハワイアンジュエリーも
愛する人に大切な思いを伝える為の愛のメディアといえます。
プアアリのハワイアンジュエリーには、ハワイの神話やみずみずしい森羅万象に宿る、7つの幸福な物語が刻まれています。

ハワイアンジュエリーに秘められた「7つの幸福物語」

PILIALOHA〜絆を深める〜

ピリアロハとはハワイ語で「愛しあう夫婦」のこと。 センターに彫られたハイビスカスには「あなたを信じます」というひたむきな思いが込められています。
そこからしなやかに伸びたマイレは古来より神が宿る聖なる植物として大切にされており、双葉が仲良く成長していく姿は「夫婦や家族の絆」を象徴しています。
互いの愛を信じあい、絆を深めていく2人にパワーを与えてくれるデザインです。

PILIALOHA〜絆を深める〜

MAULOA〜この想いを永遠に〜

ハワイ語で「永遠」を意味するマウロア。
古くからある紋様の中でも、フラの女神「ラカ」に捧げられたマイレの葉が最も伝統的な形で彫られておりハワイでも人気の高いデザインです。
「信じる心」を意味するハイビスカスと「夫婦愛」や「家族愛」を象徴するマイレが結びついた優美な紋様には 「あなたを信じ、永遠に結ばれたい」という、恋人たちの純粋な願いが込められています。
まさに「永遠の愛」を約束をしてくれる指輪です。

MAULOA〜この想いを永遠に〜

KUMULIPO〜全てのはじまり「起源」〜

ハワイ語で「起源」を意味するクムリポ。
寄せては返す流麗なスクロール(波)と、神が宿ると言われる神聖なマイレ 信頼と幸福を意味するハイビスカスがドラマチックに結びついたこのデザインは 海と大地の豊穣な自然に抱かれた楽園ハワイの起源を象徴しています。
また、この紋様には「愛する力」が宿っているともいわれ、古くからハワイアンのお守りとして大切に受け継がれてきました。

KUMULIPO〜全てのはじまり「起源」〜

KAHIKO〜大切な思い〜

カヒコとは「昔の大切なもの」を意味するハワイ語。古典的なスタイルのフラもこう呼びます。
信じる心と幸せのシンボルであるハイビスカスと、人生の節目に欠かせないマイレの葉、幸福を招くスクロール(波)が一体となった、伝統的な紋様です。
この指輪を着けることで、時を経ても出会ったとき時の新鮮な気持ちを決して忘れるのことなく、いつまでも大切な思いを共有し続けることができます。

KAHIKO〜大切な思い〜

LILIUOKALANI〜大切な人を守る「願い」〜

リリウオカラニはハワイ王国最後の女王です。 高貴な王族の血統を継ぐ女王は幾多の試練に立ち向かいながらもハワイ王国の繁栄のために真摯に生きいまもハワイの人々から深く敬愛されています。
信念を象徴する凛としたハイビスカスを中心に幸福を呼び込むスクロール(波)が力強くあしらわれたこの紋様には「どんな試練も乗り越え、大切な人を守りたい」という、女王の尊い願いが込められています。

LILIUOKALANI〜大切な人を守る「願い」〜

IPOLANI〜永遠に途切れることのない愛情〜

イポラニとは「最愛の恋人」を意味するロマンティックなハワイ語。
「幸せを招く」といわれるビッグウェーブが途切れることなく彫り込まれたダイナミックな紋様は恋人たちの永遠の愛を祝福するラッキーデザインとして古くからハワイアンに親しまれています。
寄せては返す波のように繰り返しチャレンジし続けることで「大きな幸福がもたらされる」という意味も込められています。

LILIUOKALANI〜大切な人を守る「願い」〜

LAKA〜愛の力〜

ハワイの神話の中で「フラの女神」と伝えられるラカは、伝統的なフラの守護神として愛されています。
ラカには周囲に生命力を与えるヒーリングパワーを宿していると言われ、「癒しをもたらす幸福の女神」としても崇拝されています。
ラカがこよなく愛したハイビスカスの花は、みずみずしい生命力を超えた幸福のシンボル。
華やかなハイビスカスが咲き誇る紋様には「夢が花開いていく幸福な未来」が象徴されています。

LAKA〜愛の力〜