さぁ、今年もいよいよ終わり。　除夜の鐘の音を聞きながら今年最後の行事「年越しそば」をいただく時間が迫ってきました。　年越しそばは江戸時代から続く日本の風物詩です。　「細く、長く、達者に暮らせるように」との縁起を担ぎ今に残っています。今年はつゆそばとざるそば、どちらにしましょう♪　お正月用にと用意した酒の肴を味見程度にちょっとつまんで、熱燗をきゅっと一杯。
「今年もいろいろあったよね〜」
一年を振り返りながら、大晦日の夜は静かに更けていきます。

京都では新年の喜びと息災を願って煎茶に小さな結び昆布と梅干を入れた大福茶（おおぶくちゃ）を祝い茶として飲む風習があります。　今年は我が家でも年末からの労をねぎらい新しい年の平安を祈って一服する時間を持ちましょう。　大福茶でなくてもお気に入りのお茶の封を切り、初釜などで出される縁起の良い薯蕷饅頭をお重に。　ほっとする時間です。

新年の祝い膳に欠かす事のできないお雑煮。それぞれの地域によってお出汁や具材に違いがあるようですが、みんな「わが家のお雑煮」が楽しみですよね。ハレの日のかしこまった席を演出するなら銘木椀。新年の華やかさを演出するならオスティンディアのボウルがオススメ。和食器に通じる趣があり、お雑煮を盛り付けても違和感なくお使いいただけますよ。新しくおろしたお箸は縁起の良い文様が刻まれた馬場商店の箸置きに。松屋漆器のお盆にセッティングしたら、仕上げは小さな白木の鏡餅。新年の宴の始まり、始まり。

ちびっこたちの御膳は軽くて扱いやすいビーンズプレートを用意しました。お豆の形が何だか縁起良さそうでしょ？お雑煮はビボルのボウルです。漆塗りのような光沢があり祝いの席にオススメですよ。自分の好きなものプレートに盛り付け、仕上げに抜き型で抜いた鶴や亀をあしらえば、ちびっこも大喜び♪

赤と黒のスクエアプレートを市松模様のように並べて海老や伊達巻を盛り付けました。銘々皿にセレクトしたのはルノです。真っ赤な花模様がお正月らしい華やかさを纏っているでしょう？ふっくら煮上がった黒豆はちょこっとサイズのカルティオのコーディアルへ。いつもの器で和モダンコーディネートの完成です。

お世話になっている方、ご親戚への「今年もよろしくおねがいします」のご挨拶には、縁起もののだるまや寿和菓子のモチーフがデザインされているふきんはいかが？　
洒落たお年賀として喜ばれるでしょう。　
また年末の大掃除でぴかぴかになったお台所に真新しいふきんを新調すれば今年一年家事が楽しくなりそうです♪