「家の味噌汁が一番おいしい!」と言われたら、うれしいですよね。
そんなおいしいお味噌を手作りしてみませんか?
一度作ってみたら、市販のお味噌は使えなくなっちゃうかも!?
お子さんがいるご家庭なら、ぜひ一緒に作ってみましょう!みそ玉を丸めるのはどろ遊びみたいで楽しい!
作ってみたいけど大変そう・・・と思って敬遠していた人も、道具を上手に使えば時間短縮でき気軽にチャレンジできますよ!
味噌を作るのは1〜2月の寒仕込みか、3〜4月の花見仕込みが一般的。
熟成期間は6ヶ月以降なので梅雨が明ける頃までそのままじっと待ちましょう。
どんな味に出来上がるのか、わくわくどきどき、楽しみですね♪
  無添加で安心、安全
味噌の原材料は、大豆、麹、塩。たったこれだけ。
これらを混ぜて発酵食品になることで、味噌というおいしい調味料になるのです。
余分なものが入っていない、安心、安全な調味料です。
せっかくだから、大豆も国産にこだわって作りたいですね。
 
  身近な健康食品
一日一杯の味噌汁を飲むと、ガン予防になるそうです。
また、コレステロール抑制や抗酸化作用などの効果もあり、美容と健康にも良いですね。

  自家製ならではの味わい方
出来立てのフレッシュな味噌は、味噌自体のおいしさをそのまま味わいたいもの。
野菜などにそのまま付けたり、ドレッシングに入れたり、熱を加えないで食べてみましょう。
そして、じっくりと熟成させた味噌は熱を加える料理、特に煮込み料理に最適。
その他、炒め物や焼き物にも。
  自家製味噌を作ってみよう!  
みそ作りの材料(みそ4kg分) (みそ7kg分)
・大豆・・・1kg
・米麹・・・1kg
・塩・・・520g
・種味噌・・・200g
・重石・・・400g程度
・大豆・・・1.7kg
・米麹・・・1.7kg
・塩・・・880g
・種味噌・・・200g
・重石・・・700g程度

 
■ 仕込みの作業
         

雑菌が入らないように気をつけて仕込みましょう

1 仕込み前日に、大豆を洗い、大豆の2〜3倍の水に浸す(10時間以上)
  ぷっくりと倍以上に大きくなる
2 大豆を煮る・・・指先で軽くつぶれる位まで。煮汁はとっておく
  *圧力鍋の場合・・・水をひたひたに入れ、蒸し器を置いて加熱
ピンがあがったら弱火で5分。火を止めてピンが下がるまで自然放置
  *鍋の場合・・・大豆の2倍の量の水で3〜5時間煮る

3 大豆をつぶす・・・ざるにあけてうちわで人肌まで冷ます
  *方法1・・・クイジナートなどのミキサーで数回に分けてペースト状に
  *方法2・・・すり鉢、マッシャーなどでつぶす
4 ボウルに米麹と塩を入れて、すり合わせるようにして両手ですくいあげながらよく混ぜる
5 大豆のペーストに種味噌を混ぜ、4.を少しずつ混ぜる
小指がスッと入るくらいの柔らかさになるまで大豆の煮汁を加えながら混ぜる
米麹のつぶつぶをつぶさないように混ぜる

■ みそ玉をつくり容器に詰める
           

みんなで楽しくみそ玉を作って、しあげていきます

1 容器の内側をアルコールでふいて消毒する
容器の下に塩1〜2つまみを振り入れる
2 おにぎり大に丸め、みそ玉をつくる
3 みそ玉を容器に一段ずつ詰めて、上から手のひらで空気を抜くように押す
4 なくなるまで繰り返し、最後は表面を平らにして塩を1〜2つまみまく
5 容器の内側と縁をアルコールできれいにふき、表面に空気が入らないようにラップする
6 重石を全体に置く
7 容器にふたをして上から新聞紙で覆いひもでしばる
8 直射日光の当たらない涼しい場所に置く・・・仕込み完了♪

■ 天地返しをして、出来上がり!
         

1 梅雨あたりに天地返しをする・・・空気にふれさせて発酵を促すのが目的
2 仕込んで6ヶ月後くらいから食べられます!


   
圧力鍋  
>圧力鍋

ふつうの鍋で煮ると、3〜5時間かかってしまいますが、圧力鍋で煮れば15〜20分でOK!
大豆を煮る量の目安は、2.5Lの鍋で約200g、4.5Lで約400g、6.0Lで約700gですが
あくまでも目安ですので、それぞれの圧力鍋の取扱説明書を読んで正しい量で煮て下さい。
   
フードプロセッサー  
>フードプロセッサー(クイジナート)
マッシャーやすり鉢、ビニール袋にいれて手でつぶす方法もありますが、結構大変!
フードプロセッサーを使えば、均一につぶせて時間も短縮!楽々です!
一度にたくさん入れずに数回に分けて使うのがポイント。

すりこぎ  
>擂り鉢・擂り粉木(トウジキトンヤ)

フードプロセッサーがない方は、ちょっと大変だけどゆっくりごりごりつぶしてね!
お子さんに手伝ってもらって、手作り感を味わってもらいましょう。
   
ラウンドストッカー  
>ラウンドストッカー(野田琺瑯)

仕込んだ味噌には重石をのせるので、重石の圧力が均一にかかる寸胴の容器が最適。
野田琺瑯のラウンドストッカーなら雑菌の繁殖を防ぐので、安心。
大豆を浸す、煮る、保存する・・・がこれだけで出来るので、味噌作りに最適ですね。
容器にはマジックで仕込み日を書いておけます。
出しっぱなしでもOKなよう、見た目にもこだわりたい方にもオススメです。

・4kgの味噌をつくるなら・・・ラウンドストッカー7.0L がオススメ!
・7kgの味噌をつくるなら・・・ラウンドストッカー10L がオススメ!

また、小分けにするには「ホワイトシリーズ」の保存容器が便利です。