Factory

toiroの大切な5つのこと




五泉のニット工場で生まれるファクトリー・ブランド


新潟県下越地方にある五泉市。越後平野の東、阿賀野川と早出川が流れるこの小さな町は、
国内外の有名ブランドのOEM生産を基軸とした国内随一の高級ニット製品の生産量を誇っている。

しかしこの十数年、国内の経済情勢の変化により、多くのブランドが海外に生産拠点を移すことで、
五泉の良質なニットを全国の人々の手に届ける機会は、残念なことに減少の一途をたどっている。

そんな状況のなか、長年にわたり高品質なニット製品を場に提供してきた熟練の職人たちの
手による本物のニット製品を「工場から消費者に直接届けたい」という強い想いが、
このオリジナルブランド「toiro」設立の出発点となった。







実績と信頼の「高橋ニット」だからできる
丹精を込めた本物の製品


「toiro」のアイテムを製造する高橋ニット株式会社は、国内30社60ブランド(2012 年実績)を扱う国内でも有数のニット・メーカーだ。
編立から裁断、縫製、リンキング、仕上げまで全工程をすべて社内で徹底管理の上生産できる規模を誇っている。

また、国内最高峰のメーカー展示会である「ジャパンベストニットセレクション」に初回から出展を継続し、
「ジャパンクリエーションテキスタイルコンテスト」を10年連続で受賞するなど、その製品群は、ブランドの
デザイナーやバイヤー、アパレル業界の専門家などから常に高い評価を受けている。

そして今、職人たちの努力の結晶である高橋ニットの優良な製品が、新たに「toiro」という名を得て再評価の場に立つ。







商品を見つめ直すことにより、
確かな品質を適切な価格で


いいものが必ず売れるとは限らない。現在のアパレル業界の需給バランスに照らし合わせ、
「toiro」はこのプロジェクトの発足と同時に、改めて自社のニット製品を見つめ直した。

品質志向であればあるほど、様々な付加価値をつけて、より高いスペックへ進化し商品化される。
すると当然、価格設定も高くなる。限られた層にしか届かない商品となってしまう。

そこで、「toiro」は品質志向の高いブランドが陥りがちなオーバースペック(過剰な性能、過剰な装飾)を
潔く取り除き、シンプルにニット本来のよさをシェイプアップ。品質と価格の最も優れたバランスを熟慮し、
多くの消費者に満足してもらえる「身の丈にあった最適なニット」を開発することに成功した。
もちろんその品質の高さは、国内有名ハイブランドの商品と何も変わらない。







熟練ニッターの手から生まれる編み物の
心地よい肌触りとあたたかさ


「toiro」のニット製品は、すべて、熟練のニット職人によって製作されている。糸、色、シルエット、デザイン、編み方、
数限りない選択肢のなかからニット工場の誇りをかけて選び抜かれた「toiro」の仕様を、職人たちが丁寧につくり込む。

その確かな技術は、長年有名ブランドのOEMで蓄えられた知識と経験によって支えられ、
積み重ねた実績が、また次のシーズンへ改良が重ねられ、さらに未来へと続いていく。

「toiro」のニット製品は、肌触りが心地よく、保温性も抜群だ。一見ずっしりとした印象のものでも、手にとってみると
その軽さに驚く。その着心地のよさやフィット感は、職人たちが長年培った知恵と経験の結晶なのだ。








toiroが生まれるまで


「toiro」のニット製品は、肌触りが心地よく、保温性も抜群。一見ずっしりとした印象のアイテムも、手にとってみるとその軽さに驚く。
着心地の良さやフィット感は、職人たちが長年培った知恵と経験の結晶と言える。
一つの商品は、想像しているよりも多くの手間と時間をかけて生み出されていく。







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