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実際に使ってみた(第15回) 青いアイツは危険な香り
気がついたら年末です。師走だけあってバタバタ忙しいようです。しかし年々「年末」という言葉に重みがなくなっていくのは気のせいでしょうか。昔の大晦日と言えば車の通りも少なく、静かに、ただ静かに夜が更けていく感じがしたものなんですが。今は元旦から働いてても普通なんだなーとか思うと時の流れは無情です。特にコンビニや24時間チェーン店なんかは大変だと思うんですが、この環境に慣れた現在だと無いと困るんですよね。地元なかしべつにも今年す○家と□ーソンが来ましたので年末年始を挟んだ真夜中の仁義なきバトルがより一層混沌の一途を辿り正月のヒマを持て余した若き血潮の群れが「ひやかし」の名目で喜々として町に繰り出し店員たちは大忙しのてんてこ舞いで高笑いするのは経営者、といったところでしょうか。ええ、自分でも何書いてるかわかりません。ええ。年末に欠かせないのがお掃除ですが、それにちなんで今回は「カビ取りブルーゼリー」という商品をご紹介。まさしく名前の通りなんですが、どんなもんなんでしょうかね。
今回の主役、カビ取りブルーゼリーさんのご勇姿。手のひらサイズのチューブ入り。正味１００ｇとのこと。昔、これによく似たチューブ入りのチューインガムがあったような気が。練りガムで、うにゅ～っと出てきたヤツを噛むという商品。今現在まったく姿を見なくなったということは、やはり色々あったんでしょうか。
使う前に、使用前のカビの状況を確認。こちらは風呂場のドアです。汚いですね。ひどいですね。
特に汚れやすい角っこがこちら。汚いです。ていうか掃除してないのがバレバレですね。商品の説明ができるのでいいんですが。 ↑良くない
では早速つかってみましょう。チューブを握ると「ブチューッ」という感じで青緑色のゼリーが出てきます。正直お上品ではありません。ていうかぶっちゃけ下品な音です。まぁ力加減もあるのでずっとそんな音がするわけじゃないんですが。
塗ってみました。握ると「ブチュ、ブチュッ」と出てくるので塊になってたり細くなったりと、力加減だけで均等に塗るのは難しいです。綿棒かヘラを使うとキレイかつ少ない量で使うことができるのでオススメ。ちなみに塗り残しがあるのはワザとです。たぶん。
こちらも塗りたくってみました。右側の縦線は思いの外勢い良く出てきたためエライことになってます。せめて綿棒使えばよかった…。ちなみに塩素系洗剤なので換気はしっかりしてください。やや匂いがありますし、密室ではたいへん危険です。
で、この状態で２～３時間放置するとのことですので４時間ほど寝かせてみました。つけ置きの時間が長いほど効果があるそうです。当たり前ですが使っている最中はお風呂に入れません。
放置してシャワーで流した後の状態。ゴムパッキンの部分のカビは薄くなっていますが「キレイ」とはいえないかも。しかし右下の横線部分の汚れはスッキリ落ちてます。ゼリーがちょっと固くなるのか、塊になってボロボロ落ちる感じ。ある程度水に浸かってると小さくなって流れるようです。歯ブラシなどで軽くこするといいかも。
こっちのほうは劇的ビフォーアフターかも。隅の部分の赤黒いカビ汚れもなくなり、縦線の左側の黒ずみもゼリーを塗った部分まで白くなってます。ゼリーを均(なら)していない状態でコレなので、ヘラか綿棒使ってきっちり塗ればこうかはばつぐんだ！
比べると一目瞭然。塗り残しやムラも含めても、きっちり差がでていますね。なお今回は塗っただけで、ブラシでこするなどは一切してません。
カビ取りブルーゼリー使用の結果：塗るだけで落ちる!! ○チューブをしぼって塗り、しばらく放置してから水で流すだけ。これだけでカビがきっちり落ちてます。 ○手を汚すこともなくゴシゴシこする必要もないのでヒジョーに楽ちんです。 ○ゼリータイプなので重力に負けずに留まるため垂直面の汚れにも対応できます。液体洗剤では垂れちゃうからティッシュとか必要ですしね。Ｘチューブから直接だすとムラになりやすい。ただしヘラや綿棒を使うことで少量かつキレイに塗ることができます。Ｘゴムパッキン部分はやや効果が薄い？シリコンゴム、ゴムパッキンにも使えるので、しっかりゼリーを密着させてつけ置き時間を長くすることで改善しそうな感じはします。Ｘ量が少ない。容量倍の商品があってもいいくらい。しかし↑の通り、ヘラなどを使えば効率よく使えます。Ｘ水で流す時、へばりついて取れにくいことも。これは歯ブラシなどで軽くこするだけで取れます。Ｘ塩素系の洗剤なので酸性タイプの洗剤と混ぜたら危険。というか死んじゃいます。手間の掛からないカビ落とし一家に一本です!(いやマジで)