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ホットゾーンを試してみた
2007年、あけましておめでとうございます。ってもう8日ですが。

当たり前ですが冬真っ只中な状態なので、キタカジの地元なかしべつも雪が降ります。
でも例年だと荒れがちな年末年始が平穏に過ぎて、なんだか気抜けしました。

なんて油断してたら、低気圧が北海道を覆い、風は荒れ狂うわ、大雪に見舞われるわ、小樽運河通りは冠水するわ、尾岱沼(おだいとう)はコマイが大漁すぎだわ(関係ないか)で大変。

幸い、こちらは大きな被害はないようですが、やはり除雪が問題。
今日も午前中から雪が降り続けていて、とりあえず除雪だけはしとかないとなーと外に出たものの、寒い！(当然か)

フード付の防寒ジャンパーに防寒ズボン、長靴という装備は当然にしても、なぜか手は軍手。(単に防寒手袋がなかっただけですが)

「あー冷たい、寒い！こりゃダメだ」

ということで、キタカジでも評判のいいホットゾーンを試してみることにしました。
ということでホットゾーン(人工皮革)を自前で購入。防寒用手袋が欲しかったので丁度よかった。

ちなみに入荷してもすぐ在庫がなくなっちゃうんで、ご購入時にちょっとお待たせすることがあるかもしれません。
ということで、いざ雪かき！

…といきたいところですが、実はこの写真、除雪が終わったあとだったりします。

なんでもっと早く、写真を撮ることを思いつかなかったのか…。
ちなみに手の平はこんな感じ。
親指・人差し指・中指の先端と親指の外側部分、あと手の平にスベリ止めの加工がされています。

ややグレーがかって見えますが、実際の色は黒なのでご注意を。
除雪時の写真がなくて恐縮ですが、使ってみた感想などを。

僕の手は一般サイズですが、手を入れると、手首の部分にやや抵抗があって、それから優しく手を包むような感じ。

中がフリース地なので感触がよく、密着性も高いので、はめた瞬間から手が暖かいです。さらにマジックテープでしっかり止めれば、冷気が入ることは全くありません。

で、実際にこれを使って雪かきをしてみました。
お客さまの感想に「手に汗をかくぐらい」とあったんですが、まさにその通り。

「暖かい」ではなく「ちょっと暖かすぎね？」という状態。いままで色々な防寒手袋を使ってきましたが、個人的にはダントツで暖かく、使いやすい手袋です。

この手袋は耐浸水性にも優れているため、雨交じりの雪や子供の雪遊びでも水がしみ込むことがない…んですが、今回の除雪ではそこまでテストできず。
【2/10　追記】
ということで、防水性能も試してみました。
ちょうど地元なかしべつで冬まつりが行われるので、店長と僕も参加している中標津町商工会青年部の雪像作りに参加し、ついでにこの手袋の性能を見てやろうと思ったわけですね。

…ですが、「雪像」とか言いながら作ったのは滑り台のみ。去年のキングコングとは大違いですが、こちらも雪不足の影響があったんですよねぇ…。

とりあえず地域活性化を願う言葉を入れてみました。

ちなみになかしべつには、地元の牛乳(ミルク)で作ったビール、名づけて「ビルク(BILK)」なる商品もあります。知ってました？
こんな感じでみんなで作業。
僕は全体をシャーベットでなだらかにする作業に参加しました。
半分に切ったドラム缶に雪と水をぶち込み(失礼)、スコップでかき混ぜてシャーベットにするという作業を仰せつかりましたが、これがやたらと大変。
肉体労働もいいところで、今も左手が突っ張ってたりして…(弱すぎ)。
…で、2時間くらい作業をして、愛用のホットゾーンはこの通り。

水を扱う作業だからバリバリに凍りついた状態で、(写真ではわかりにくいですが)小指の先がヘンな方向に曲がったまま凍りついてます。

一目で「あーあ」という状態なんですが…。


でも、手はまったく濡れていません。
手袋全体が凍っているので「ちょっと冷えたかな？」と思いますが、水がしみるどころか、感じる水分は手のひらの汗ぐらいで、乾燥時とほとんど変わりません。

防水専用の層がしっかりと働いているのは勿論、全体が凍りついても保温性能がさほど落ちないのも大きなポイントです。
また手のひら全体の動きそのものも柔軟性を失っていません。氷点下でシャーベットを扱っていたにしては、よく動きます。


「ホットゾーン(人工皮革)」使用の結果：

手が暑いです。
あと、
防水性能は非常に高いです。

手首から先が外気に全く触れないので保温性は抜群。
氷点下でシャーベットを扱ってもぜんぜん水を通しません。
手袋全体が凍っても高い柔軟性と作業性を保ちます。

雪遊び程度ならまったく問題ありません。
サイズの問題さえクリアすれば、お子さんにピッタリです！

ただし密着性が高いので、人によっては
やや窮屈な感じを受けるかもしれません。

また、突き刺しや切創に対する耐性は高くないと思われるので
刃物を扱う作業には不向きです。

さすがに切創耐性までは試す勇気はありません…。
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