1)電気錠は特殊なものを除き、風雨により一時的に扉面に雨水がかかる程度での不具合発生は通常の場合はありません。ただし錠本体は水の侵入を排除する構造になっていないので、次の点については施工上の配慮および運用上の配慮をお願いいたします。
○風雨時、常に雨水が扉面を伝うような状態にはならぬよう、扉上部の雨よけ(ひさし)は必ず設けてください。
○できるだけ、開扉時にも扉上部には雨がかからぬような設置をお願いします。扉上部が開口しているために、開扉時に雨が直接扉内部に侵入するような扉は使用しないでください。
○通線の結線部は防水に配慮し、扉下部・枠下部には水抜き穴を設け、万が一にも錠本体や結線部が、水没することはないようにしてください。