■ サイズの測り方 |
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一般的には額の真ん中あたりから耳の付け根の上を通り、
後頭部の一番出ている部分より少し下げた位置を通ってメジャーなどで頭を一周させます。 この測った数値に+0.5cm〜1cmまでの表示サイズの帽子が適当なサイズになります。 帽子のデザインにより、被るラインの違いや、ゆったり被りたい、 若干きつく 被りたいなどの好みもございますので、あくまで目安としてご参照ください。 頭型(横幅のある頭型など)や髪の毛の量にもよって変わってきますので参考までに・・ S・M・L表示、センチ表示、フリーサイズとサイズ表示にも色々ありますが 同じ商品でも入荷時期によって異りましたり、メーカーによっては微妙に違うことがあります。 随時最新の情報を更新させて頂いておりますのでご注意してご購入下さい。 |
■ 帽子各部の名称 | |
頭回り | 帽子のかぶる部分の周囲の長さ。 |
クラウン | 帽子の山の部分。 |
ブリム | クラウンのすそから周囲へ差し出た部分。ハットの構成部分。 |
つば | ブリムと同じ意味。 |
帯 | まきに対し、直角に巻いた飾り帯。 |
天井 | クラウンのてっぺん部分。 |
腰 | 天井と共にクラウンを構成する周囲の部分。 |
すべり | 帽子の腰の裏側で、着帽者の頭部に直接接する部分につけるもの。 |
まち | 天井と腰との間で、両者の大きさの違いを調和させる部分。 |
ひさし | クラウンのすそから前の方へ突き出た部分。キャップの構成部分。 |
あごひも | 帽子の横より、あごに掛けるように作られた帯状又はひも状のもの。 |
■ 帽子のエチケット | |
単純に言うと屋外でかぶり、屋内で脱ぐという事になります。 屋内に入ったときはジャケット等と一緒に帽子を脱ぎ、また外に出るときに身に着けます。 このエチケットは軍隊に準じていて、入隊教育の中で新兵は帽子の取り扱いについて、講義を受けます。 軍隊では戦闘中でなければ、屋内だけでなく艦船の中でも脱いでいなくてはなりません (逆に旧ドイツ国防軍の様に、上官に対面する時の無帽は軍規違反になる軍隊もあります)。 また、敬礼の一つとして帽子を取ることがあります。 これ以外の状況では、お葬式や国歌斉唱、食事などが帽子を脱ぐべき状況です。男性の挨拶として帽子に手を当て軽く前に傾ける・一瞬だけ持ち上げ掲げるという方法があります。女性の場合、帽子は正装の一部と見做されている為、この挨拶をする必要は無く(エチケットでは絶対帽子は脱いではならず)、小さくお辞儀をする・スカートをつまみ、小さく身を沈める(右脚を引いて屈む)などで十分です。 |
キリスト教の教会では男性は帽子を取ることが求められますが(女性は帽子を取らないのがエチケット)、 シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)でユダヤ教徒は帽子を取る必要は無く、 モスク(イスラム教の礼拝堂)で イスラム教徒も帽子を取る必要は無いように 宗教ごとに帽子に対する態度は様々ですが いずれも神への敬虔さを示すという点で一致しています。 キリスト教徒が帽子を脱ぐのは 膝を付くことや頭を下げることと同じ意味であり、神に対する敬虔さからです。 また、ユダヤ教徒はタルムードにより独特のキッパーをかぶることが決められています。 これも唯一神の偉大さと人の矮小さを被る者に認識させるためであります。 |