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 緑色に輝く神秘の宝石・エメラルドは、高貴なプレシャスストーンであると同時に、目の病気を治したり、神経の病気を癒すためのパワーストーンとして、古代から親しまれてきました。ローマ皇帝ネロが視力を回復させるためにメガネとして使用したり、心や精神をリラックスさせるための、ヒーリングストーンとしても利用していたといわれています。

 エメラルドには、他のパワーストーンにありがちな『一歩使い方をまちがえると、有害になる』というような要素はまったく見受けられません。

 とうとうと水をたたえた青緑色の湖のように、静かで神秘的な光を放つエメラルドは、胸の下、みぞおちの辺りにある「ハートチャクラ」に直接働きかけ、まるで母親が我が子を愛するように、好きな相手を慈しみ、無条件の愛で包み込むパワーを与えてくれるといわれています。

 そして、喜んで好きな人や、身近な人々の世話をし続けるんだそう。自分以外の特定の相手に対する愛情を、一途に、そして誠実に守り通す能力を授けてくれます。私たちは「ハートチャクラ」の目覚めによって、自分と同じくらいに他人を愛し、ときには、自分を犠牲にしてまで、愛するものをかばおうとする働きがあるといわれています。

 エメラルドは恋愛運を高めるためには、とても効果的で、恋人というよりも、母親のような的確なこまやかさを発揮するようです。いつも好きな人のそばにいて、手とり足とり世話をやいたりやかれたり、恋人の一挙一動にも注目したりするといわれます。

 仕事でのサクセス運に関しては、単なるオフィスワークよりもサービス業や商業での成功を約束してくれるといわれています。奪うよりも与えることで満足し、自分の満足感よりも、相手の満足感によって、喜びを味わうことができるからです。

 最後に、宇宙的なエネルギーやサイキックパワーについてですが、エメラルドは第六感で感じ取り、何もいわれなくても、好きな人の気持ちがわかったり、テレパシーで子供や動物の欲しいものを、先回りして知ることができるといわれています。そういった敏感さやこまやかな気づかいが多くの人に慕われる所といえるでしょう。